引き寄せの法則と潜在意識を実践し願いを叶える記録

引き寄せの法則や潜在意識で学んだ事を記録して行きます

繁盛店を築く方法【高倉町珈琲・ジョナサンの横川氏から学ぶ】

こんにちは

クローバーです^^

 

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今回の引き寄せの法則や潜在意識の法則は

人間学で「繁盛店を築く方法【横川氏から学ぶ】」です。

 

 

【目次】

高倉町珈琲・すかいらーくの横川竟氏

 

今回のお話は致知2018年10月号から

横川竟(よこかわ きわむ)さんのお話の内容からです^^

 

横川さんは、

東京を中心に現在20店舗を展開する「高倉町珈琲」の

創業者です。

 

「高倉町珈琲」を知らない。という人も多いと思いますが、

「すかいらーくを立ち上げた」というと

「すごい経営者」という事が分かると思います。

 

その横川さんのお話を「人間学」的な見方から

「繁盛店を築く方法」としてお話していきます^^

 

「すかいらーくグループ」と言えば

ジョナサン、ガスト、バーミアン、藍屋など

子供でも知っているお店がたくさんあります。

 

横川さんは平成18年にその会長兼最高責任者に就任し、

平成20年に退任後、平成25年に高倉町珈琲1号店を出店し、

翌年、「高倉町珈琲」を設立し会長に就任しています。

 

そう話すと誰もが「順風満帆な経営人生」

と思うかも知れません。

 

ですが、高倉町珈琲をやる前に

有機野菜のレストランや販売をやろうとして

「商売にならない」としてやめたそうです。

 

どこまで調べて経費をかけたのか分からないですが

「世間で言うほど有機野菜の商品がない」そうで、

年間を通して売れないという事でした。

 

もちろん、

すかいらーくグループの会長になるほどですので

経費の面でもかなりかけて調べたのではないでしょうか。

 

そのようにして

「必ずうまく行っているワケではない」

という事が横川氏にとってのポイントです。

 

https://www.instagram.com/p/Bsm-iRIFumW/

【根津神社の駒込稲荷神社の前】

 

成功のための準備と運

 

横川さん自身もお話の中で

「ヒットするかしないかっていうのはやっぱり運」

という事をおっしゃっています。

 

とは言え、当然のことですが

「成功するためにはそれなりの準備が必要」

ともおっしゃっています。

 

高倉町珈琲で言うのであれば

「美味しい珈琲とパンケーキを売ろう」

という事を決めていたので

それに対する努力をされたそうです。

 

例えば、同じ水道水であっても

川の水と湧き水の原水では水質や消毒の塩素など

違うそうなのですが、

ほとんどのお店で「同じ豆を同じ量」だけ使います。

 

そうなると「店ごとに味にバラつきが出る」

という事になってしまいます。

 

そこで「高倉町珈琲」では

どの店でも美味しい珈琲が飲めるようにと、

「使う水」に合わせて珈琲豆の焙煎からブランド、

量まで全部変えるのだそうです。

 

これをどの店でもオープン前に

3日くらいかけて必ず「味合わせ」をしているのです。

 

先ほど「ヒットするかしないかは運」

というお話をしていますが

その前にする「準備」が本当にしっかりしているからこそ

「運次第」という事が言えるのでしょう。

 

確かに

「すかいらーくグループ」の資金力を背景に考えれば

出来ることかも知れませんが、

「それだけでは物は売れない」とおっしゃってます。

 

では「売れるために必要なもの」というのは

何があるのでしょうか?

 

https://www.instagram.com/p/BskcSOJlNnG/

【駒込稲荷神社のお狐様】

 

売れるために必要な「店長力」

 

それは「店長力」だと言います。

 

それに関して次のように話しています。

 

よそでは組織や仕組みが大切だと言っていますけど、

それだけでは物は売れませんし、お客様だって納得しない。

店長がお客様を、そして店舗で働くスタッフを

どれだけ大事にできるかです。

もっと言えば、社長、店長、スタッフという繋がりができていれば、

思想統一もできるので、それがそのまま

お客様のために動ける仕組みにもなっているんです。

 

(引用:致知2018年10月号)

 

やはり「人」という部分が最も重要で

「人を大切に出来ない経営」というのは

うまく行かないものなのです。

 

私自身も「働くスタッフを大切に出来ているかな?」

と考えた時に「まだまだ大切に出来る」とか

「もっと感謝できるハズ」と思いましたので

まだ足りていないという事なのでしょう。

 

もし、あなたが経営者や管理職であるのであれば

「人を大切に出来ているか」という事を

振り返ってみても良いかも知れませんね^^

 

横川会長はすかいらーくを始め、

日本の外食産業を築いて来た方なのですが

その原点はどこにあるのでしょうか。

 

https://www.instagram.com/p/BskzwShFj6h/

【駒込稲荷神社さんの拝殿】

 

独立を宣言する

 

横川さんは3歳からの3年間を

満州の広大な土地で過ごしたそうで、

その「日本とは異なる環境で育った」という事が

横川氏という人間が出来上がる要素の一つだと言います。

 

日本に帰国してからは

中学を卒業後に近所の人の縁で

木製冷蔵庫の製造販売の会社に就職したそうですが、

その会社がすさまじく、

4時間寝てあとは全部仕事だったそうです^^;

 

その会社はさすがに2年もしたら体を壊し

田舎に帰って養生したまま辞めることにしたそうです。

 

次に築地の卸問屋の「伊勢龍」に勤め、

「8時間眠れるようになり、白いご飯が腹いっぱい食べられる」

という環境に変わったと言います。

 

その「伊勢龍」さんのお給料で

「独立資金」を貯金するようになったのです。

 

手取り1000円のお給料の中から

「100円」を貯金にまわし、

残りの900円で生活をしたのです。

 

当時と貨幣価値が違うので

今でいえば手取り20万の中から

2万円を貯金するようなものでしょうか?

 

あるいはもっと少ない金額かも知れません。

 

結果的に伊勢龍さんで4年勤めて、

6千円まで給料が上がり、貯金も8万円まで増えたのです。

 

実はここで重要なことは

「頑張って8万円貯めた」という事ではないのです。

 

重要なことは「独立資金を貯める」と

「周りに宣言する」という事なのです。

 

この「100円貯金」を始めて1200円貯まった頃に

お兄さんに「独立資金を貯めている」という話をしたのですが、

「あと何年後に店を持てるようになるんだ」と

笑われていたのです。

 

ですが、先ほども少しお話しましたが

重要なことは「金額の大小」ではないのです。

 

横川氏は、この「貯金をする」という事によって

「独立する」という事への「意思表明」になっていたのです。

 

これについて横川さんは

次のように話しています。

 

夢っていうのは持つだけではなく、

毎日思っていないと実現しないどころか、

すぐに忘れてしまう。

だから毎月貯金をすること自体が、

「俺は独立するんだ、俺は独立するんだ」っていう

意思表明だったんです。

 

私自身は会社の経営をした事はありませんし

人を雇ったこともありません。

 

ですから、学び続け実践し続けてきた

「引き寄せの法則や潜在意識の法則」の事しか分かりませんので

その見方からお話します。

 

「アファメーション」という言葉を

聞いた事があるのではないでしょうか?

 

多くの場合「自己暗示」とか「思い込み」

というような言い方をされます。

 

それらは正しいと思いますし

それで良いと思いますが、

もう一つ「宣言」という訳の仕方もあるのです。

 

マーフィ博士の潜在意識の法則では

「朝の目覚めたばかりで意識がハッキリしていない時間」

「眠る直前の時間」に願いが叶った姿をイメージする。

という方法が書かれています。

 

このアファメーションは

当然のことですが毎日実践することが重要です。

 

その理由は潜在意識に願いを刷り込むことです。

 

そう考えると

「日本の外食産業を築いた」と形容される横川氏も

知っていたかどうか分かりませんが

「引き寄せの法則や潜在意識の法則」を

実践していたことになります。

 

少し話が脱線するかも知れませんが、

もし、あなたが漠然としたものであっても

夢や願いなどがあるのでしたら、

その夢や願いを思い続けている事が重要なのです。

 

そうしていく事で

必ずあなたの目の前に「あなたがやるべきこと」が

現れてくるのです。

 

というのが

引き寄せの法則や潜在意識の法則の考え方です^^

 

話を戻しますが、

結果的に横川さんは伊勢龍さんで働いていた4年間で

8万円を貯めて独立への第一歩としたのです。

 

 

 

成功の道を選ぶ

 

その後、24歳の時に兄弟4人で「ことぶき食品」という小売店を

立ち上げ、そこそこ繁盛店になり、

これからスーパーとしてやっていこうとしたときに

大手スーパーの「西友」が出店してきたのです。

 

先ほどの伊勢龍さんは卸問屋でしたので

「品揃え」には自信があったのですが

「そこそこのスーパー」には勝てても

「資金力のある大手のスーパー」には

「資金」「人材」などの「規模の力」には勝てなかったのです。

 

そこで「今度は勝てるビジネスをやろう!」と

黒字で店を閉めたのです。

 

そして当時は「水商売」と言われていた

「外食産業」に新たに打って出たのです。

 

そこでも「日本一になろう」と決めて

運営をしていたのです。

 

「すかいらーく」を出店して

開店から1年半くらいは「倒産寸前の連続」で

1号店を出してから2,3年後にようやく売れ出してきた。

という感じだったのです。

 

今回のお話の最初の方で

横川さんが「必ずしもうまく行っているワケではない」

という話をしましたが、

横川さん自身、失敗の連続だったと言います。

 

そのことについて次のように話しています。

 

僕もいろいろな失敗をしましたけど、

その失敗の山の中から一本の成功の道を選んできたんですよ。

先ほど、ヒットするかどうかは運だと言ったのは、

それだけ失敗をたくさんしているからこそ

言えることなんです。

 

実際に横川さんは「すかいらーく」の運営で

今でこそ誰でも食べている「ハンバーグ」や

「ピザ」などを日本に広める過程で

「先を進みすぎてうまく行かなかった」

という経験もしています。

 

他にも「夕張メロン」や「グリーンアスパラ」など

当時はホテルのレストランでも置いていないようなものを

売っていたりしていたので

なかなかその良さが伝わらない時期もあったのです。

 

1978年ころに大ブームとなって

当時120店舗くらいだったのを

3年で300店舗まで増やしたのです。

 

120店舗まで拡大していたという事は

かなり業績としては好調だったのでしょう。

 

ですが「大ブーム」となったのは

「すかいらーく1号店」を出店してから

7年~8年後という事になります。

 

「石の上にも3年」という言葉がありますが

以前、「人間の花は10年後に咲く」というお話をしましたが

「3年」で「大成する」のではなく

「3年で基礎ができる」という事なのでしょう。

 

ちなみに、そのお話はコチラの記事です。

人生の法則・身に付けるには一生を要する - 引き寄せの法則と潜在意識を実践し願いを叶える記録

 

そのようにして「すかいらーく」を成功に導き、

当時「水商売」と言われていた「外食産業」を

牽引してきた横川氏が「人生を成功に導く」上で

大切にしている事は何でしょうか。

 

https://www.instagram.com/p/Bsj8aqXlObY/

【駒込稲荷神社】

 

横川氏の人生を成功に導く方法

 

それに関して次のように話しています。

 

それは、裏切らないことじゃないですかね。

商売っていうのは誰かが儲かって誰かが損するものではなくて、

皆が生きていくために少しずつ儲かって、

なおかつお客様のためになることをやることだと思うですよ。

そのためには、まず、一緒に仕事をしている人たちを

裏切らないことじゃないでしょうか。

信頼があれば、何か小さな失敗をしても、

それくらいならいいよってことになるでしょう。

許してもらえるんですよ。

ところが、不信感という小さな穴があき、

そこからあっという間に完全崩壊していく。

会社は外部要因ではなく内部の事で潰れるからです。

 

私自身の話で申し訳ないのですが、

この一節を読んだ時に

かつて働いていたお店を思い出しました。

 

個人オーナーが経営している店舗だったのですが

残念ながらオーナーさんが「モチベーションを下げる天才」と

スタッフに言われている店舗でした^^;

 

スタッフが嫌がるようなシフトコントロールをしたり、

日報を書けばネガティブな内容でやる気が削がれ、

結局、人が去って行き、店は無くなりました。

 

余談ですが、私が「店を閉めるから」と

そのオーナーさんに言われたのは

店を閉める月の24日だったか26日でした^^;

 

そんな人でしたので

残念ながら「信頼関係」どころか

「不信感や嫌悪感」しか周りのスタッフは

感じていなかったようです。

 

まさに先ほどの一節の通りだと感じます。

 

今回のお話は「繁盛店を築く方法」という内容を

「人間学」という目線で「外食産業の立役者・横川氏」の

お話を元にお話させていただきました。

 

「失敗は誰にでもある」という事や「人を大切にする」事、

「夢や願いはいつも思い続ける事」、

または「石の上にも3年では短い」ことなど

たくさんお話させていただきました。

 

どれも大事なことだと思います。

 

その上で忘れてはいけないことが

「信頼関係」「裏切らないこと」が

横川氏にとっての「人生の法則」「成功の法則」

と言えるのかも知れません。

 

「人間学的な見方」なので

経営学云々ではないのですが

何かのお役に立てたら幸いです^^

 

私の願いの一つに

「このブログを通じて多くの人を成功と幸福に導く」

というモノがあります。

 

今回のお話で何かを得ていただき、

あなたの望んだ通りの人生を得ていただくことが

私の願いでもあるのです。

 

という感じで今回はこのあたりで失礼します。

 


【パワースポット】駒込稲荷神社~Nezu Jinja Shrine - Tokyo~

 

 

 

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