こんにちは
クローバーです^^
今回の引き寄せの法則と潜在意識の法則は
人間学で「井上康生さんが重要で強くなった理由」です。
【目次】
井上康生さん
今回のお話は致知2019年9月号より
全日本柔道男子代表監督の井上康生さんと
ALSOK会長兼CEOの村井温さんの対談からのお話です。
井上康生さんと言えば、
リオオリンピックで史上初の全7階級で
メダルを獲得した全日本男子柔道チームの監督。
として有名です。
全日本男子柔道チームの監督になるまでには
選手として輝かしい成績を残しています。
よく「名選手、名監督にあらず」
という事が言われますが、
井上康生さんは名選手にして
素晴らしい監督でもあるのです。
私自身、余り柔道には詳しくないので
浅すぎる知識で申し訳ないのですが
井上康生さんの経歴を簡単にお話させて頂きますと、
平成11年にバーミンガム世界選手権大会に優勝して
翌年の平成12年のシドニーオリンピックの100キロ級で
金メダルに輝きました。
そして、さらに
翌年の全日本選手権大会100キロ級でも優勝し、
三冠王者に輝きました。
しかも、この輝かしい成績は
なんと大学生の時ですから驚くばかりです。
どうしてもスポーツの世界では
「才能」というモノが付いて回ります。
よく言われる事ですが、
バレーボールやバスケットボールをやると
「背が高くなる」と言われる事が多いのですが
余り正確ではなく、諸説あるとは思いますが
背が高い選手が有利になるので
「背が高い人が選手として残りやすい」
と言う事だと言われています。
他にも体操選手や重量挙げの選手は
「ずんぐり体形」の選手が多いため
筋肉をつけすぎると背が伸びなくなる。
というようなことを言われます。
これも同じように
体操選手や重量挙げの選手は
「ずんぐりした体形」の選手の方が有利なので
そういう選手が残りやすいと言われています。
そういう面から見ても
スポーツの世界はある程度「才能」というモノが
左右するものだという事は言えます。
とはいうモノの、
「才能だけ」で勝ち続けられるほど
甘い世界ではありません。
なぜなら、井上康生さんのように
オリンピックや世界選手権に出るような選手は
他の選手も「才能の塊」だからです。
【神奈川県川崎市の新城神社】
人よりも少しでも努力をする
そのような「才能の塊」と言える世界で
優勝したり、金メダルを獲得するような
井上さんの「強さの原点」は何なのでしょうか?
その辺りのお話からして行きましょう。
井上さんが柔道を始めたきっかけは
井上さんのお父さんが警察官で柔道家でもあり、
そのお父さんが柔道をやっている姿が
「かっこいい」と思い、5歳の時に
柔道を始めたそうです。
そして小学生の高学年から中学生の頃には
すでに「オリンピックで金メダルを獲りたい」
という気持ちが非常に強かったと言います。
確かに私自身が小学生や中学生の頃にも
スポーツを一生懸命やっている同級生たちは
「そのスポーツで1番になりたい!」とか
「プロを目指したい!」という人たちもいた気がします。
私の周りの同級生たちと井上さんを比較して、
どうのこうのと言いたいワケではないのですが
そのスポーツで世界で活躍する選手と
小学生、中学生、高校生あたりで辞めていく選手とは
どのような違いがあるのでしょうか。
井上さんは次のようなお話をしています。
近くの公園にある百五十段くらいある階段を
七十五キロ以上ある父をおんぶして往復していました。
五往復しろと言われれば、六往復しよう、
人よりも一本でも二本でも多くやりたい、
そうしなければ強くなれないと思っていました。
(引用:致知2018年9月号)
いわゆる「精神論」「根性論」と言って
笑う人もいるかも知れません。
ですが、このように
「周りの人より少しでも頑張ろう!」というのは
成功哲学の分野でも、引き寄せの法則や潜在意識の法則でも
言われていることなのです。
【新城神社の御神木】
成功者の法則
例えば、成功哲学の分野で言うなら
ナポレオン・ヒル博士は「思考は現実化する」の中で
「プラスアルファの魔法」という事を言っています。
どのような事かと言いますと
周りの人よりも「プラスアルファ頑張る」
という事で成功することは多い。という事です。
例えば、周りの人たちより1時間早く出社して
掃除をしたり、仕事を始めていたりする事もそうですし、
就業後や余暇を使って読者やセミナーなど
勉強する事に時間を使う事も「プラスアルファ」です。
周りの人たちと同じ事をしたのは
周りの人たちと同じレベルにしかならないのですが
そこを「プラスアルファの努力」をすることで
成功への道が広がって行くのです。
引き寄せの法則や潜在意識の法則では
自分が信念や情熱を持ち続けられる事は
それらは自分にとって「楽しい事」になる事が多く、
「努力をしている」というよりも
「楽しい事をしていたら願いが叶っていた」という事になる。
という事になるのです。
実際に井上さんは
そのように厳しい練習を頑張れることに対して
次のようにも話してます。
第一には先ほども言ったように
異常なほど柔道が好きだったこと、
究極の負けず嫌いだったということが
あるとおもいます。
「成功者」や「偉人」と呼ばれる人の多くは
やはり、没頭できるモノや努力を努力と感じない程の
物事に出会い、その出会いに抗わずに
「好きなこと」として自然と努力を続けているのです。
一貫して勝ち続けられる人とは
また、井上さんは
全日本柔道男子の監督をされている事もあり、
次のような分析もしています。
様々なスポーツ選手と接したり、
いろいろな本やデータなどから分析してみると、
小学生や中学生の時にチャンピオンになった選手で、
そのままずっと一貫してチャンピオンであり続けた人は
ほとんどいないのです。(中略)
要因としては、小学生や中学生の時に
練習や技術をあまりに詰め込み過ぎて
途中で燃え尽きてしまう。あるいは、
その場その場の試合で勝つための柔道を
覚えてしまったことで伸びしろがなくなってしまう、
ということが考えられるのではないかと思います。
確かに「好きで楽しい事」で始めた事でも
途中から「勝つための練習」になり、
それが原因で「好きな事」だったハズなのに
いつしか練習に行きたくなくなったり、
実際にそのまま辞めてしまう事はよくある話です。
ですから「好き」であることや
「楽しい」と感じることが重要だという事は
間違いない事ではあります。
大人であればそれでも良いと思いますし、
引き寄せの法則や潜在意識の法則では
まさに「楽しい事」「好きな事」を実践する。
という事が願いが叶う近道。と言われています。
ですが、小学生や中学生の時というのは
「忍耐を学ぶ」という時期でもありますので
「練習が厳しくてツラいから辞める」という子供ばかりでは
忍耐力のない子供ばかりになってしまう事も懸念されますので
その辺りの加減が難しいかも知れません。
この事は「仕事」に対しても言えることで
個人的には「仕事は楽しいモノ」だと思っています。
ですが、時には思うような結果が出ない時や
理不尽な叱責を受ける時などは
やっている理由を見いだせずにいたり、
時には辞めてしまおうかと思う時もあるでしょう。
ただ、やはりそのような状況でも
前向きに進む事ができるかどうかというのは
先ほどの井上さんの一節にもありましたが
「異常なほど好き」「究極の負けず嫌い」
という事がその根底にあるかどうか。
という事になるかもしれません。
なかなか「異常なほど好きな事」や
「究極の負けず嫌い」に思えるような事と
出会う機会がないかも知れません。
ですが、引き寄せの法則や潜在意識の法則では
あなたが「叶えたい願いを願い続ける」ことや
「欲しいモノを思い続ける」という事で
それらのものがあなたの目の前に現れてきます。
ですから、あなたの素晴らしい人生を信じて
前向きな日々を送って行きましょう^^
私の願いの一つに
「このブログを通じて多くの人を成功と幸福に導く」
というモノがあります。
今回のお話を通じて
あなたの望んだ通りの人生を得ていただくことが
私の願いでもあるのです。
という感じで今回はこのあたりで失礼します。
【パワースポット】東京大神宮~Tokyo Daijingu Shrine~
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