こんにちは
クローバーです^^
今回のパワースポットと神社仏閣巡りは、金運や縁結びなど現世利益最強のパワースポットの東京都文京区の湯島聖天(心城院)さまです^^
【目次】
湯島聖天(心城院)さまとは
「湯島○○」と言えば、やはり合格祈願で受験シーズンに多くの受験生さんが参拝や祈願に訪れる「学問の神さま」で知られる雷公の菅原道真公をお祀りしています「湯島天満宮さん」ではないでしょうか?
湯島天満宮さんは「湯島天神」として多くの人に崇敬されている神社さんですので「湯島○○」と言えばまずそこかなと思います^^
そして、その湯島天満宮さんから歩いて15分くらいでしょうか、日本の学問の神さまと言えば菅原道真公ですが、こちらは「儒教の祖」で中国や台湾などでは「学問の神さま」として崇敬されている「孔子さま」がお祀りされている「湯島聖堂さん」も受験生の方々がシーズンになると訪れる史跡として知られています。
余談になりますが、湯島聖堂さんの最寄り駅の御茶ノ水駅の付近に「聖橋(ひじりばし)」という橋があるのですが、そちらは北側の湯島聖堂さんと南側のニコライ堂を結んでいるため「聖橋」という名が付いたそうです^^
で、話が少しそれましたが、個人的には印象としては「湯島天神さま」なのですが、やはり現世利益最強と言われる「聖天さま」をお祀りしている「湯島聖天さま」だと思います^^
心城院(湯島聖天さま)さんは1694(元禄7)年に喜見院第三世の宥海さまという僧侶さんが、先ほど話に出ました湯島天満宮さんのご祭神の菅原道真公と御縁が深い聖天(歓喜天)さまを弁財天同に奉安したのが始まりということで、元々は湯島天満宮さんの別当寺だった「天台宗喜見院」の「宝珠弁財天堂」と称されていたそうです。
喜見院の時代には幕府から発行される「富くじ」が発行されていて、江戸では谷中感応寺(現・天王寺)、目黒瀧泉寺(目黒不動)、喜見院(湯島天神)が「江戸の三富」と言われていて大いに賑わっていたそうです^^
聖天さまの御尊像は比叡山から勧請した慈覚大師円仁さんがお造りになられたと伝えられたと伝わっているそうです。
明治維新の時の「神仏分離令」のよって喜見院さんは廃寺となりましたが、聖天さまを奉安されていた「弁財天堂」は聖天さまの御加護で湯島天満宮さんとの関係を断つのみで「廃仏」は逃れたということです。
聖天さまは基本的に「絶対秘仏」で、興味本位で尊像を見て悪く言ってしまうような人は命を落としたりする(そのようなことをしなければ、お優しいと聞いています)と聞いたことがあるので廃仏にならずにすんでよかったと思います^^;
湯島聖天(心城院)さまの見どころや境内
聖天さまだけではなく、聖天さまの激しい「お働き」を鎮めて衆生を救ってくださると言われている十一面観音菩薩さまや、元々こちらの聖天さまが最初に奉安された弁天堂の宝珠弁財天さまや、由緒は分からないのですが出世大黒天さまなどもご一緒にお祀りされているそうです。
境内には放生池という弁天池があり、池の中では鯉やカメなどがいます^^
「かめの子はし」という弁天橋の上にかめさんはちょこちょこ歩いています^^
写真は撮らなかったのですが、貼り紙があって「亀をとらないでください」みたいなことが書いてありました(汗)
聖天さまの境内から生き物を盗んでいくなんて、モラルがどうのとかではなく「そんな恐ろしいことを。。。」と心配になります。。。(汗)
諸説あると思いますが、聖天さまに不敬を働いて毘那夜迦天(びなやかてん)が出てこられたらと思うと、心の底から「ご自身のためにもやめたほうがよいです」と言いたいですね。。。
水琴窟、結構すきです^^
昔、水琴窟の音色を模した「水琴鈴」をつけていましたが、さすがにちょっとうるさあかったので外してしまいましたが、神社さんやお寺さんで耳にする水琴窟の音色はとても好きです^^
こちらにはお稲荷さんの祠が安置されています。
公式サイトによりますと「荼枳尼天社さま」ということで、だきにてん様も大好きですのでとてもうれしいです^^
昔から「聖天 荼吉尼に近づくな」と言われていますが、きちんと礼儀をわきまえて感謝や敬意をもって手を合わせることに関して怖いことはないと思います。
個人的には聖天さまに手を合わせに来させていただいて、荼枳尼天さまとのご縁もいただけてうれしいという感じでした^^
手前には「ほほえみ地蔵さま」がいらっしゃいます。
お地蔵さまには様々な場所で様々なエピソードがありますが、その多くの場合、私たちの代わりに炎に巻かれたり、私たちの命を守る代わりにご自身が砕けてしまったりという話が多く、それでもなお私たちを微笑んだ表情で見守ってくださることに、ちょっと目頭が熱くなります^^;
御頭の上の頭巾というか御帽子でしょうか、が、すこし前のほうに来ていて小学生さんの赤白帽子のように見えてとても可愛らしいです^^
奥には上野の「浄名院」さんの八万四千体地蔵尊のうちから勧請された8体のお地蔵さまです。
湯島聖天(心城院)さまの江戸名水「柳の井」
こちらは江戸時代の文献に「この井は名水にして女の髪を洗えば如何ように結ばれた髪も、はらはらほぐれ垢落ちる。気晴れて、風新柳の髪をけずると云う心にて、柳の井と名付けたり」と記されているそうです。
古来から枯れたことがない井戸ということで、関東大震災の時に湯島天満宮さんに避難した人々の命を守った唯一の水として当時の「東京市長」から感謝状をいただいたそうです。
さすが聖天さまがお祀りされいる寺院ですね^^
飲料としても飲むことは可能ですが、持ちかえって飲む場合にはできるだけ煮沸してから飲んでください。ということです。
終わりに
最近、特にご縁をいただいて都心部を中心に聖天さまが奉安されているお寺さんに行かせていただくことが多いので、今回、久々に聖天さまの記事が書けてうれしいです^^
個人的には家に聖天さまをお祀りしているので大好きなんですよね^^
現世利益最強の仏(神)さまとして知られていて、一方で「恐ろしい仏(神)さま」とも言われている歓喜天(聖天)さまですが、先ほどもお話ししましたが礼節をわきまえて感謝や敬意で接していればとても穏やかな感じがしますがどうでしょうか。
湯島聖天さんの公式サイトにも書かれているのですが、湯島天満宮のご祭神の菅原道真公は聖天さまの熱心な信仰者として知られています。
道真公が藤原時平の讒言(ざんげん)のために信頼を失い、右大臣から大宰府へ大宰員外帥へと左遷になり、その冤罪をそそぐために九州天拝山にて聖天さまに祈念されたということです。
その後の道真公と朝廷の様子は、道真公が「雷公」として「日本三大怨霊」という括りになっていることからお分かりだと思いますが、もしかしたら聖天さまが道真公の無念を晴らすためにお力をお貸しになられたのかも知れません。
そのあたりのことはあくまでも私が勝手に思っているだけですが、ぜひ、感謝や敬意と共に現世利益最強の歓喜天(聖天)さまをご参拝なされてください^^
またなかなか参拝するのが難しいという方は、下の動画から遠隔参拝してみてはいかがでしょうか^^
↓ ↓ ↓
ご覧いただいたすべての人にご利益が届くように祈ってます♪
湯島聖天(心城院)さま周辺地図
【関連コンテンツ】