こんにちは
クローバーです^^
今回のパワースポットと神社仏閣巡りは、縁結びや厄除けのパワースポットの東京都大田区の羽田神社さんです^^
【目次】
羽田神社さんとは
羽田神社さんは羽田総鎮守で創建は鎌倉時代ということで、社伝によりますと今から約800年前の創建ということです。
公式サイトによりますと、羽田浦の水軍で領主だった行方与次郎(なめかたよじろう)という武将が牛頭天王(ごずてんのう)をお祀りしたことが始まりということです。
少し「行方与次郎」を調べてみたのですが、戦国時代に小田原の北条氏が武蔵国に進出してきた時に北条氏に従った武将がいるようなのですが、羽田神社さんの公式サイトには「約800年前」と記されているので、六郷領主の行方氏に「与次郎」がいるようなのですが、鎌倉時代と戦国時代では約500年くらいの乖離があるので、「行方与次郎」の祖先が創建したのでしょうか。
羽田神社さんには有名なエピソードがあり、1861(文久元年)年に天然痘(疱瘡)が蔓延したということなのですが、第13代徳川将軍の徳川家定公が病気平癒の御祈願に参詣に訪れて治癒したということから、多くの参拝者さんが病気平癒の御祈願をされることになったそうです。
元々、行方与次郎は牛頭天王を現在隣接する「自性院さん」の境内にお祀りしていたようで、明治元年におそらく神仏分離令の影響だと思うのですが「牛頭天王社」は「八雲神社さん」として独立して、明治40年に「羽田神社さん」と改称したということです。
「羽田」という地名から連想される「羽田空港」も氏子地域になりますので、羽田地域全体や空港会社各社や空港関係者さんたちからも崇敬されているそうです^^
ご祭神は「須佐之男命(スサノオノミコト)」と「稲田姫命(イナダヒメノミコト)」の二柱をお祀りしていますので「縁結び」や「厄除け」「勝負事」などのご利益でも知られています^^
羽田神社さんの見どころや境内
御社殿を正面に大きな石造りの鳥居(一の鳥居)があります。
そして、一の鳥居をくぐりますとすぐに二の鳥居がありますが、こちらも石造りで立派な鳥居です^^
かなり豪華な印象を受ける立派な御社殿は1988(昭和63)年に造営されたそうで、この記事を書いているのが2025年ですので、御社殿の中ではかなり新しい部類になりますね。
さらに煌びやかな印象を受けるのは、2020(令和2)年に塗り替えられたばかりで塗装の朱色の状態がかなり良いからかもしれません^^
この先、数十年、数百年と経過していくうちに「味」が出てくるのかも知れませんね^^
鈴納稲荷神社さん。
御祭神は宇迦之御魂神で、案内板によりますと羽田猟師町の名主の鈴木弥五右衛門氏が、1784(天明4)年に羽田村名主の石井四郎右衛門氏より干潟を譲り受けたそうです。
そして、その周囲に堤防を作って開墾を始めたということで、鈴木弥五右衛門氏が開墾した土地を「鈴木新田」として、無事に納まるようにと「鈴納耕地」と名付けたそうです。
ですが、何度も洪水に遭い、堤防が壊れて住民が疲弊してしまうので、その安全を祈願して「鈴納稲荷」を建立したそうです。
地域や地域の人々を見守ってきた稲荷神社さんですが、1945(昭和20)年に強制的
に立ち退きになったそうです。。。
そして、その後1956(昭和31)年にこの地に鎮座されたそうです。
増田稲荷神社さん。
御祭神は宇迦之御魂神で、創建の詳細は不明ですが江戸中期以降に環状8号線と横羽線が交わるあたり一帯は増田市左衛門さんが開墾した「増田新田」と呼ばれていたそうなので、おそらくその新田の安全や繁栄などを願い建立されたのでしょう。
元々は現在の羽田1丁目10番付近にお祀りされていたそうなのですが、京急や道路の拡張などに伴って、こちらに遷されたそうなのですが、案内板の最後に「祠の中は子供たちが遊ぶことが出来た親しみのあるお稲荷さんだったということです」と記されているのが、何とも感慨深いです。
羽田稲荷神社さん。
井上軍左衛門さん宅の庭内神社を引っ越しに際して1980(昭和55年)にこちらの境内社さんとなったそうですが、特に記されてはいませんが井上さんも開墾された方なのでしょうか。
ご祭神は伏見稲荷神社さんから勧請されたそうです。
御祭神の大山咋命は、五穀豊穣、家内安全、景気回復のご神徳ということです。
お社は、ライオン株式会社さんの敷地で焼け残ったものを再建したものだということで、1961(昭和36)年に西町・前河原の守護神だった日枝神社をこちらに合祀したということです。
案内板によりますと、別名を「山王さん」と呼び、神使いは「お猿さん」と記されています。
「神猿(まさる)」ではなく「お猿さん」って(笑)
鳳輦庫(ほうれんこ) とよみます。
「鳳輦(ほうれん)」とは、「屋根に鳳凰の飾りのある天子の車」ということで、古くから天皇の正式な乗り物ということです。
現代では「鳳凰の飾りがあるお神輿」も意味もあるそうですのですが、こちらの鳳輦は19643(昭和39)年に作成された二代目ということです。
夫婦擬宝珠と案内板に記されていますが(めおとぎぼし)と読むそうです。
こちらの擬宝珠は東日本大震災の日に倒壊した灯篭擬宝珠が仲良く寄り添うように落下したそうです。
そこから御祭神の須佐之男命と稲田姫命の夫婦の二柱となぞらえて、「夫婦擬宝珠」としたそうです。
鳳輦庫の壁に鳥居がくっついているのですが、昔、三之鳥居として使用されていた鳥居ということです。
多くの神社さんで鳥居やその一部や大切にしていることもありますが、それだけ鳥居というのは神聖なものなのでしょう。
羽田神社さんの富士塚「羽田富士」
羽田神社さんには「羽田富士」という富士塚があります。
富士塚は浅間神社をお祀りしていて、富士塚を登頂すると本物の富士山に登拝するのと同じ霊験があるとされていて、江戸を中心に関東圏には多くの富士塚が築かれたそうです。
羽田富士は明治時代の作成ということですが、2020年までの数年は崩れやすくなっていたため、登頂することができなかったのですが、2020年の7月1日(同年の富士山の山開きに合わせて)自由に登拝できるようになったそうです^^
途中には大黒さまがいらっしゃいます^^
富士塚の山頂には浅間神社さんと立派な鳥居があります。
われながら、ちょっといい感じで撮れたなとおもってます(笑)
終わりに
「日本の空の玄関口」といわれる羽田空港も氏子地区にある羽田神社さん。
場所柄、普通とは違う感じの神社さんをイメージしていたのですが、神社さんとして安定感があり、近隣のお社を境内社さんとしてお祀りされているなど多くの人に崇敬されていると感じる神社さんでした^^
立派な富士塚も含めて見どころも多い神社さんですので、お近くにお立ち寄りの際にはぜひご参拝してみてくださいませ♪
また、なかなか参拝するのが難しいという方は下の動画から遠隔参拝してみてください^^
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ご覧いただいたすべての人にご利益が届くように祈ってます☆彡
羽田神社さんの周辺地図
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