こんにちは
クローバーです^^
今回のパワースポットと神社さん巡りは、神奈川県鎌倉市に鎮座する「鶴岡八幡宮」です^^
【目次】
- 鶴岡八幡宮とは
- 鶴岡八幡宮のご祭神とご利益
- 鶴岡八幡宮の源平池と旗上弁財天社と政子石
- 鶴岡八幡宮の舞殿(下拝殿)
- 鶴岡八幡宮の大石段と拝殿
- 鶴岡八幡宮の御神木
- 鶴岡八幡宮の白旗神社
- 鶴岡八幡宮の若宮(下宮)とビャクシンの木
- 鶴岡八幡宮の丸山稲荷社
- 鶴岡八幡宮の由比若宮遥拝所と鶴亀石
- 鶴岡八幡宮の祖霊社
- 鶴岡八幡宮の今宮(新宮)
- 終わりに
- 鶴岡八幡宮の動画
- 鶴岡八幡宮のアクセスや最寄り駅
- 鶴岡八幡宮の周辺地図
鶴岡八幡宮とは
鶴岡八幡宮は「鎌倉八幡宮」とも呼ばれ、鎌倉を代表する観光スポットでもありますし、鎌倉幕府初代将軍の源頼朝公ともゆかりが深く「鎌倉武士の守護神」と形容されています。
また、諸説ありますが「三大八幡宮」の一社ともされています。
ちなみにですが「三大八幡宮」で言われているのは、大分県に鎮座する「全国に4万社余」とも言われている八幡神社の総本社の「宇佐神宮(宇佐八幡宮)」と京都に鎮座する860年(貞観2年)創建とされる古社中の古社「石清水八幡宮」の2社は外れることがない神社さんです。
もう一社が、今回の「鶴岡八幡宮」または福岡県に鎮座している筥崎宮(はこざきぐう)とされています。
いずれにしても、先ほども少し触れましたが「全国に4万余ある」とされる八幡神社の中でもかなり知名度が高い神社さんです。
その創建は古く、1063(康平6)年の創建です。
源頼義公が前九年の役のあとに石清水八幡宮を勧請して鎌倉の由比郷鶴岡(現材木座1丁目)に「鶴岡若宮」としたのが始まりということです。
「鎌倉」という地と「源」という氏から源頼義公と源頼朝公の関係性が気になるかも知れませんが、頼義公は頼朝公の祖先です。
頼義公の嫡男が「八幡太郎」としても知られています源義家公で義家公の嫡男が「源義親公」になり、義親公の四男が「源為義公」で、為義公の長男が「源義朝公」になり、この義朝公が、頼朝公、義経公の父なのです。
お名前だけ羅列しても分かりにくいので源頼義公が988年生まれで頼朝公が1147年生まれというと、まあまあ前の祖先という事が分かりますね^^
また、頼義公は「弓の達人」として武勇が誉れ高く「今昔物語集」にも、その武勇に関する物語が残されているということです。
鶴岡八幡宮のご祭神とご利益
ご祭神:
・応神天皇(おうじんてんのう)
・比売神(ひめがみ)
・神功皇后(じんぐうこうごう)
ご利益:
応神天皇は「勝運・厄除のご利益」や「仕事運や出世運のご利益」で知られていますし、強い「龍脈」の山々に囲まれた強力な「龍穴スポット」としても知られています。
また相模国の一宮でもありますので、旧相模国の地にご縁のある方はぜひともご参拝いただきたいです^^
ちなみにですが、「旧相模国」は、かなりザックリですが「横浜市と川崎市」を除く神奈川県全域という事になります。
横浜市の中でも一部は旧相模国ですし、お隣の静岡県の熱海市の一部なども旧相模国になるようです。
鶴岡八幡宮の源平池と旗上弁財天社と政子石
源平池は、浄土信仰の「放生池」として造営されたのでがないかとも考えられていますが、1182年に頼朝公が北条政子の安産祈願のために「若宮大路」を造営し、その時に一緒に源平池も造られたようです。
源平池には「太鼓橋」という橋があるのですが、その太鼓橋もその時に造営されたそうです。
昔は、その「太鼓橋」の右側が「源氏池」として「白蓮」が咲いていて、反対の左側が「平家池」として「紅蓮」が咲いていたそうですが、現在は白蓮も紅蓮も一緒に咲いています。
また、源平池には島が7つあり、内訳は「源氏池に3つ:平家池に4つ」となっているのですが、これは「源氏→3=産:源氏の発展を願う」「平家→4:平家の滅亡を願う」ということから、元々、両方とも4つずつだった島を北条政子が源氏池の島を一つ壊すように命じたと伝わります。
「源平池」の真ん中に鎮座している弁天社で頼朝公が平家打倒のための旗上げの時に弁天様が現れ、霊験があったと伝えられていて、北条政子が建立したお社です。
鎌倉・江ノ島七福神の一つとしても知られています^^
お社の後ろには有名な「政子石」がありますので、ぜひともご一緒に立ち寄られると良いですね^^
こちらの政子石は「姫石」とも呼ばれていて、頼朝公が政子の安産を祈願した石と伝わります。
鶴岡八幡宮の舞殿(下拝殿)
舞殿は「下拝殿」とも呼ばれていて1191年に起きた「鎌倉の大火」のあとの1193年に建てられたそうです(現在の建物は1933年・昭和8年に再建された)。
この場所は元々頼朝公が1181年に建てた「若宮」の回廊だった場所で、義経公の愛妾(あいしょう)の「静御前」が義経公を想い舞を舞った場所としても知られています。
鶴岡八幡宮の大石段と拝殿
舞殿を通過していくと61段ある大石段があり、上の画像で言いますと、大石段を登り切ったところに楼門があり、その奥に拝殿があります。
また、大石段の(楼門を正面に見て)向かって左側には御神木があります。
鶴岡八幡宮の御神木
2010年3月10日午前4時40分頃、神奈川県の天然記念物に指定されていて、樹齢1000年とも言われていた鶴岡八幡宮の御神木が倒壊しました。
倒壊した大イチョウは切断をして幹の根を殺菌処理してから植え直したそうです。
切断され、残った根の部分から新芽が誕生したり、移植の1年後には新芽が誕生したりと素晴らしい生命力を見えてくれています^^
鶴岡八幡宮の白旗神社
源氏が掲げていた「白旗」が御社名の由来です。
現在のご祭神は鎌倉幕府初代将軍の源頼朝公と第3代将軍の源実朝公となっておりますが、元々は1200年に(正治2年)に朝廷から「白旗大明神」の御神号を賜った頼朝公をご祭神として北条政子(または第2代将軍の源頼家公)が創建したとされていました。
1885年(明治15年)に実朝公をお祀りしていた柳営社(りゅうえいしゃ)と合祀し、現在の場所に遷されたということです。
鶴岡八幡宮の若宮(下宮)とビャクシンの木
現在では本宮が「上宮」に対して「下宮」と言われる若宮ですが、鶴岡八幡宮が創建された当初はメインのご社殿だったようです。
1191年(建久2年)の鎌倉大火で鶴岡八幡宮は焼失してしまいますが、頼朝公はすぐに若宮の再建に取り掛かり、その時に山を削って本宮(上宮)も建立し、現在のような上下両宮の形になりました。
祭神は
・仁徳天皇(にんとくてんのう)
・履中天皇(りちゅうてんのう)
・仲媛命(なかのひめのみこと)
・磐之媛命(いわのひめのみこと)
こちらのヒャクビシンは先ほどの白旗神社にもお祀りされていた鎌倉幕府第3代将軍の実朝公が宋から苗を取り寄せて植えたと伝えられています。
昭和38年(1963年)に鎌倉市の天然記念物に指定されている貴重な古木で、樹齢は推定800年くらいだそうです。
かなり迫力のある御神木だったと記憶しておりますので、ぜひとも御神木ファンならずともご覧いただきたい素晴らしい古木です^^
鶴岡八幡宮の丸山稲荷社
丸山稲荷社は鶴岡八幡宮が創建される以前より鎮座されていたと伝わっている事から「地主神」「地主稲荷」とも呼ばれています。
御祭神:
倉稲魂神(ウカノミタマノカミ)
赤坂日枝神社さんの「山王稲荷神社さん」や大宮氷川神社さんの「門客人神社さん」などが有名ですが「地主神さま」にきちんとご挨拶することが開運の秘訣。と言われているほどですので、鶴岡八幡宮にご参拝の際にはぜひともご参拝いただきたいお社です。
また、鶴岡八幡宮の境内で最も古い建造物(室町時代中期)で国の重要文化財に指定されています。
鶴岡八幡宮の由比若宮遥拝所と鶴亀石
鶴岡八幡宮の元宮の「由比若宮」を遥拝する場所です。
「遥拝」とは簡単に言えば「離れた場所から神仏などを拝む事」です。
由比若宮遥拝所の向かって左隣に「鶴亀石」があります。
こちらの鶴亀石は水で洗うと鶴と亀の模様が浮かぶとされる縁起の良い石ということです^^
とは言え、勝手に洗うワケにもいかないので確認することは出来ないのですが、そのような不思議な石があるという事はとても興味深いですね^^
鶴岡八幡宮の祖霊社
鶴岡八幡宮の祖霊社は手水舎の裏手に鎮座していて、多くの木々に囲まれているとても美しい空間です。
鶴岡八幡宮の崇敬者の祖霊と英霊がお祀りされています。
鶴岡八幡宮の今宮(新宮)
1221年(承久3年)に起こった承久の乱で隠岐に流された後鳥羽院の怨霊を鎮めるため、1247年(宝治元年)に創建されたと伝わっています。
ご祭神:
後鳥羽天皇、土御門天皇、順徳天皇
こちらは鶴岡八幡宮の境内から少し離れた場所に鎮座しているのですが、多くの木々に囲まれた不思議な空間です。
「後鳥羽上皇の祟りを恐れて創建された」という事ではあるのですが、そんなに嫌な空気感ではなく、ただ静かにひっそり佇んでいる。という印象です。
終わりに
相模国の一宮の神社としても有名ですし、ミシュラン三ツ星観光地「鎌倉」を代表する神社さんでもありますので、平日であってもいつも多くの参拝者さんがいる印象の強い神社さんです^^
ただ、多くの人が集まるだけの素晴らしい空気感や見所がたくさんある神社さんでもあります。
個人的には御神木が好きなので大石段の中腹にある御神木と若宮の付近にあるビャクシンがとても好きで、御神木の成長を見たいが故に毎月参拝させていただいた時期もありました^^
残念ながら毎月片道2時間半以上かかるとなると難しいので半年も続きませんでしたが^^;
2本の御神木と同じくらい「今宮(新宮)」も好きで、参拝時には必ず訪れてました。
「鎌倉観光」となると多くのお寺さんや神社さんに行きたくなると思うので鶴岡八幡宮さんを隅々まで見て行く事は難しいかも知れませんが、じっくりと時間を取れるようでしたら、ぜひともゆっくりと参拝していただきたいですね^^
という感じで今回はこの辺りで失礼します。
鶴岡八幡宮の動画
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鶴岡八幡宮のアクセスや最寄り駅
所在地 :
(〒248-8588)神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
最寄り駅:
●JR横須賀線/江ノ電江ノ島電鉄線「鎌倉」駅「東口」より徒歩約15分
電話番号:0467-22-0315
公式サイト:
鶴岡八幡宮の周辺地図
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