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小野照崎神社【台東区の仕事・学問・芸能のパワースポット】

こんにちは

クローバーです^^

 

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今回のパワースポットと神社さん参拝は東京都江東区に鎮座する「小野照崎神社」さんです^^

 

 

 

【目次】

小野照崎神社とは

 

創建年代は不明ですが、ご祭神の小野篁(おののたかむら)公が上野国司の任期を終えて帰る時に上野照崎(忍岡、現在の上野公園周辺)の風景をとても気に入りました。

 

そして、852(仁寿2)年に篁公が世を去った時に、その風景を楽しんだこの地に篁公をお祀りしたと言われていますが、公式サイトには篁公が「御東下の際に住んだ」と記されています。

 

ちなみにですが「東下(とうか)」というのは「東下り(あずまくだり)」とも言うように「京の都」から「東(関東)に行くこと」や「京都から他の土地に行くこと」という意味で、かつては京都が都だったので、現在の「上京」とは反対で、東京に来ることは「下る」という事だったのです。

 

その後、時は流れて江戸時代に入り1625(寛永2)年に忍岡(現在の上野公園周辺)に寛永寺を創建するにあたり、坂本村の「長左衛門稲荷社」が鎮座されていた現在の場所に遷ってきました。

 

852年と言いますと、その前後の年代での出来事で大きなものは857年に藤原良房が太政大臣に任命された事でしょう。

 

藤原良房と言えば、太政大臣に任命されてから9年後の866年に皇族以外の臣下として初めて「摂政」という位に就き、「藤原家全盛の礎」を築いた人物として知られています。

 

「平安時代」という歴史の時代区分は都が「平安京」に遷ってから鎌倉幕府が成立するまでと一般的に言われていますので、平安京遷都の794年からという事になりますので、小野篁公が誕生されたのが802(延暦21)年ですので、ほぼ平安時代の始まりと共にお生まれになり「平安時代前期」を生きた事になりますので、小野照崎神社さんは平安時代の前期から場所は遷ったものの永く人々や世の中が変わって行く様をご覧になっていたのでしょう。

 

小野照崎神社のご祭神とご利益【渥美清さんのエピソードなど】

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ご祭神:小野篁(おののたかむら)公・菅原道真公

 

2柱とも平安時代に活躍した才人ですが、小野篁公は802年生まれで、菅原道真公は845年生まれですので、同じ時期に活躍したというワケではなさそうです。

 

篁公は漢詩が全盛の時代に高い和歌の腕前を誇っていたそうで漢詩も「日本の白楽天」と呼ばれるほどの腕前でした。

ちなみにですが「白楽天」というのは「白居易(はくきょい)」という唐時代中期の詩人で大臣まで上り詰めた才人です。

 

篁公の文才は天下無双で狩野氏をして「博学広才にして人の及ぶところではない。その絵は神に至る」と評されるほどで、更には身長188センチの立派な体格で武芸にも秀でていたそうです。

 

そのようなことから、「学問の神さま」「仕事の神さま」「芸能の神さま」と言われていて、そのご利益で知られています^^

 

道真公の天神様としてのご利益は一般的には「学問成就」「合格祈願」「立身出世」などでしょう。

 

また「仕事」「芸能」のご利益で有名なエピソードが「男はつらいよ」シリーズで有名な俳優の渥美清さんのエピソードではないでしょうか。

 

渥美清さんがまだ売れていない俳優だった頃に、小野照崎神社さんで「これからタバコを一本も吸わないので仕事をください」と願掛けしたところ、その日の夜に「男はつらいよ」の主演が決まった。という逸話があるのです^^

 

特に仕事、学問、芸能などで「何かを断って何かを望む」という願いは届くと言われていますので、まず心からの感謝と敬意を表したのちに実践するのもいいかも知れませんね^^

 

 

 

長左衛門稲荷社と織姫神社

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先ほども少し触れましたが、寛永寺の創建に際し小野照崎神社さんがこの地に遷ってくる前からこの地の鎮守様としてお祀りされていたのが長左衛門稲荷社さんという事です。

 

という事はこちらの長左衛門稲荷社さんが地主神様となりますので、必ず参拝したいですね^^

 

織姫神社さんはのちに合祀されたようです。

 

小野照崎神社の下谷坂本富士(富士塚)

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小野照崎神社さんには「国の指定有形文化財」があります^^

 

「区の指定」や「都の指定」というのはよく見かけますが「国の指定」というのはとても珍しいと思います。

 

それがこちらの下谷坂本富士です。

 

1828(文政11)年の築造で、保存状態が良く当時のままの姿だという事です。

 

文政の時代と言えば幕府が衰退していく時代でもあり、文政6(1823)年には勝海舟が誕生し、文政7(1824)年には大村益次郎、文政8(1825)年には岩倉具視、文政10(1827)年、西郷隆盛・文政13(1830)年、大久保利通と勝海舟を除けば、のちの討幕オールスターのような方々がこの世に生を受けています。

 

ちなみにですが、西郷隆盛、大久保利通と並び称される木戸孝允は1833年で天保4年の生まれです。

 

そのような時代から時代の変わり目や激動の時代を見続けてきた富士塚は6月30日と7月1日に登山できるという事です^^

 

御嶽神社と三峯神社

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長左衛門稲荷社さんの鳥居とは別の、おそらく正門になると思うのですがそちらの鳥居から境内に入るとすぐに鎮座されている境内社さんです^^

 

石造りの鳥居も額束がしっかりあってお社も立派な造りです^^

 

「強烈な努力」の碑と庚申塔群

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昭和を代表する囲碁棋士の藤沢秀行さんの生き方を象徴する言葉という事です。

 

この言葉を見た時に私自身を振り返ってみて「強烈な努力」をしているかと考えましたが、まだまだ「そこそこの努力」としか言えないと感じ、この言葉と出会っただけでも、小野照崎神社さんに参拝させていただいた事に十分な意味があったと思う事が出来ます^^

 

また、江戸時代には大阪の「大阪四天王寺庚申堂」、京都の「大黒山金剛寺庚申堂」と並んで「日本三大庚申」と称されて崇敬されていた庚申塔群があります。

 

古いモノですと1647(正保2)年の建造された庚申塔もあると言われています。

 

残念ながら、参拝させていただいたのが、たしか5月か6月でカラスに襲われたために焦ってしまって写真を撮る事が出来ませんでした^^;

 

一般的にカラスの繁殖期は4月~6月という事で、その時期はあまり御神木を眺めたりしない方がよさそうです。。。^^;

 

 

 

終わりに

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個人的なことですが、私自身は基本的に神社さんに参拝させていただいた時の願い事は「こちらの神社さんの素晴らしさと神々様の素晴らしさをお伝え出来ますように」という願い事が9割くらいです。

 

他にご社殿や境内社でお伝えすることは感謝の言葉だけという事がほとんどです。

 

今回の小野照崎神社さんも基本的には同じですが、残りの1割の「お願い事」をしました^^

 

日頃、あまりお願い事というお願い事をしないので、かえって難しく感じましたし、正直、どんな願いだったかよく覚えていません^^;

 

ですが、日々、楽しくできて小さな幸せを感じられているので、きっと私が小野照崎神社さんで願ったことに近づいているのでしょう^^

 

そして、さらに個人的な事で申し訳ないのですが、小野照崎神社さんではかなり激しくカラスに狙われることになりました^^;

 

何か所も狙われているのですが、こちらでは忘れようもないくらい近くまで来てプレッシャーを掛けられてしまいましたので、その後、カラスがトラウマになりました(笑)

 

そのおかげで学ぶことも多かったですし、何より小野照崎神社さんをいい意味で忘れることがないので、ある意味では良かったのかなと思います^^

 

そして、先ほども少し触れましたが、小野照崎神社さんの境内にある「強烈な努力の碑」の言葉をいつも思い返し、日々「強烈な」努力していかなくては。と感じる事が出来ているので、カラスに襲われるのは嫌ですが(笑)参拝して本当に良かったと感じています^^

 

お近くにお越しの際は、ぜひ参拝されてみてはいかがでしょうか^^

 

という感じで今回はこのへんで失礼します。

 

小野照崎神社さんの動画


小野照崎神社【台東区下谷のパワースポット】

 

ご覧いただいたすべての人に幸運が届きますように♪

 

小野照崎神社さんのアクセスや最寄り駅

所在地 :(〒110-0004)東京都台東区下谷2-13-14
最寄り駅:
●地下鉄日比谷線「入谷」駅3番出口より徒歩約4分
●JR山手・京浜東北線「鴬谷」駅南口より徒歩約10分
電話番号 03-3872-5514

公式サイト:

onoteru.or.jp

 

小野照崎神社さん周辺地図

 

 

 

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