引き寄せの法則と潜在意識を実践し願いを叶える記録

引き寄せの法則や潜在意識で学んだ事を記録して行きます

筑土八幡神社【東京都新宿区・勝運、厄除けのパワースポット】

こんにちは

クローバーです^^

 

 

今回のパワースポットと神社さん巡りは東京都新宿区に鎮座されています「筑土八幡神社」さんです^^

 

【目次】

筑土八幡神社さんとは

筑土八幡神社さんの創建はかなり古く、嵯峨天皇の時代の創建とされています。

 

嵯峨天皇は日本の第52代天皇で、在位期間は809年~823年ということで、現在が2022年ですから、約1200年の歴史のある神社さんということになりますのでかなりの古社と言えますね^^

 

武蔵国豊嶋郡牛込の里にとても熱心に八幡神を信仰する老人がいたそうなのですが、ある時この老人の夢の中に神霊が現われたそうです。

 

そして「我、汝が信心に感じ跡をたれん。」との託宣をその神霊から老人が受けたといいます。

老人は目を覚ましてから松の樹の上に細長い旗のような美しい雲から禊のため井戸へ向かうと、傍らに立つ松の樹の上に細長い旗のような美しい雲がたなびいて、雲の中から白鳩が現われて松の梢に留まっていました。

老人は一連の出来事を里人に語り、注連縄をゆいまわして、その松をお祀りしました。

 

その後、伝教大師(天台宗の開祖・最澄)がを訪れた時、この奇瑞を聞いて、神像を彫刻して祠に奉斎したそうです。

その時に筑紫の宇佐神宮の土をもとめて礎としたので、筑土八幡神社と名づけたと伝わっています。

 

一般的に嵯峨天皇の先代の桓武天皇(嵯峨天皇の父)が平安京に遷都したのが794年で、その年から鎌倉幕府の成立までの期間を「平安時代」と言いますので、創建年代が809年~823年ですと、まさに平安時代が始まったばかりの頃の創建ということになります。

 

平安時代と言いますと、私含め多くの人は「貴族のきらびやか生活」や「優雅な感じ」をイメージするのではないでしょうか。

 

平安時代は確かに力のある貴族はきらびやかな生活や優雅な感じだったようですが、庶民の生活はと言いますと、食事は粟(あわ)、稗(ひえ)や雑草が中心だったと言われていて、住む場所は穴を掘って壁や屋根を設置した「竪穴住居」だったそうです。

 

そして、大人の寿命はなんと30歳だったと言われています。

 

そして「貴族同士の政治的な争い」が頻繁に起こっていた時代ということですので、煌びやかで優雅な一面も、もちろん事実だったと思うのですが、それ以外の面ではかなり厳しい面もだったのでしょう。

 

創建年代の数年前の800年には富士山が噴火しているということですので、創建年代の時代背景を考えると凄まじい時代をイメージしてしまいますね^^;

 

そのような凄まじい時代から現在に至るまでの時の流れを見てこられたのでしょう。

 

筑土八幡神社さんのご祭神とご利益

 

ご祭神:応神天皇・神功皇后・仲哀天皇

 

応神天皇は「品陀別命(ほんだわけのみこと)」としても知られる神様で出世や成功、または家運隆昌の象徴として源氏の氏神様にもなっています。

 

武の神様としても知られていて「勝運」のご利益でも知られています。

 

また、筑土八幡神社さんのご祭神としてご一緒にお祀りされている第14代天皇の仲哀天皇とそのお后様の神功皇后との間の御子神様で第15代天皇として古事記にも登場しています。

 

ですので、一般的に八幡宮さんや八幡神社さんは「勝運」や「厄除け」「出世開運」などのご利益で知られていますが、筑土八幡神社さんは応神天皇だけではなく父神様の仲哀天皇と母神様の神功皇后もご一緒にお祀りされていることから「家内安全」などのご利益もあるようです^^

 

筑土八幡神社さんの新宿区最古の石造りの鳥居(重要文化財)

 

筑土八幡神社さんには1726(享保11)年に建立された「石造の鳥居」があります。

 

柱には奉納者名「常陸下館藩主黒田豊前守直邦」と奉納年が刻まれています。

 

黒田直邦(くろだ なおくに)は、常陸下館藩主で上野沼田藩の初代藩主にして久留里藩黒田家初代ということです。

 

学問を好んでいる人物で江戸中期の儒学者として名が残る「荻生徂徠(おぎゅう・そらい)」らとも交流があったということで「学を好み、欲のない人となりの良い人」と言われれていて名君と賞されていたそうです。

 

筑土八幡神社さんの宮比神社

 

ご祭神は大宮売命(天細女命とも)

 

古くから下宮比町の旗本屋敷に鎮座されていたようですが、石造りの鳥居もあり、境内社さんとしてはかなり立派な造りです。

 

筑土八幡神社さんの庚申塔(新宿区の有形文化財)

 

先程の宮比神社さんの手前にあるのが新宿区の有名文化財に指定されている庚申塔です。

 

1664(寛文四)年に作られたかなり古い庚申塔で、モモの木とモモの実と2匹の猿がいて、上の方には月と太陽があしらわれている珍しい形ということです。

 

1664年ですと第4代将軍の家綱公の時代で、大きな乱もなく天下も治まりつつある頃になりますね。

 

いずれにしても家綱公の時代からある庚申塔というのは確かに古いですね^^

 

筑土八幡神社さんの御神木

 

先程の宮比神社さんの手前、新宿区有形文化財の庚申塔の横に立っている御神木です^^

 

イチョウの木だと思いますが、立派な注連縄と紙垂がされています。

 

筑土八幡神社さんの神輿庫

 

パッと見、古い感じでパッとしない見た目の神輿庫ですが、中には現在使用されている1866(慶応2)年に造られた御神輿と、更に昔に使われていた1678(延宝6)年に造られた御神輿があるそうです^^

 

終わりに(筑土八幡神社さんと平将門公)

 

筑土八幡神社さんには「平将門公の足がお祀りされている」という説があり、将門公の魔法陣の北斗七星の中の一社という話もあります。

 

江戸時代には現在でも将門公をお祀りしている千代田区九段下の「築土神社」さんと隣に並んで建っていたそうで、無関係ではなさそうです。

 

ですが、戦災で社殿が焼失してしまったということで、それ以前の資料も燃えてしまい、江戸時代のことなどが分からないそうで、将門公との関係は分からないそうです。

 

筑土八幡神社さんの公式のご由緒書きに一言も触れられていない以上、仕方がないことです。

 

公式的にはどうであれ、私自身は神棚に将門公の御神札をお祀りしていますので、筑土八幡神社さんに参拝させていただいた事はとても良かったと思います^^

 

それとは関係なく、見どころも多い神社さんですので、お近くにお越しの際はぜひ参拝されてみてはいかがでしょうか。

 

という感じで今回はこの辺りで失礼します。

 

筑土八幡神社さんの動画


www.youtube.com

 

ご覧いただいたすべての人に幸運が届きますように☆彡

 

筑土八幡神社さんのアクセスや最寄り駅

所在地: 〒162-0815 東京都新宿区筑土八幡町2−1

電話:03-3260-2701

公式サイト:(東京神社庁)

www.tokyo-jinjacho.or.jp

 

最寄り駅:

◼︎東京メトロ有楽町線・東京メトロ南北線 飯田橋駅から徒歩約8

◼︎都営大江戸線 飯田橋駅から徒歩約10分

◼︎JR総武線 ・JR中央線 飯田橋駅から徒歩約11分

◼︎東京メトロ東西線 神楽坂駅から徒歩約13分

 

筑土八幡神社さんの周辺地図

  

 

【関連コンテンツ】