こんにちは
クローバーです^^
今回のパワースポットと神社さん巡りは東京都千代田区に鎮座されています「築土神社」さんです^^
【目次】
- 築土神社さんとは
- 築土神社さんのご祭神とご利益
- 築土神社さんの千代田区有形文化財の狛犬さん
- 築土神社さんの世継ぎ稲荷神社さん
- 築土神社さんの境内
- 終わりに
- 築土神社さんの動画
- 築土神社さんのアクセスや最寄り駅
- 築土神社さん周辺地図
築土神社さんとは
公式サイトによりますと、築土神社さんの創建はかなり古く940年(天慶3年)とされていて、関東平定後に藤原秀郷らの手で討たれてしまわれた将門公の御首は京都にさらされており、その平将門公の御首を首桶に納め密かに持ち去ったとされています。
そして、その首桶を当時の武蔵国豊島郡上平河村津久戸の観音堂に祀って津久戸明神と称したのが始まりとされています。
その後、太田道灌公が江戸城築城した後の1478年(文明10年)に、太田道灌公が江戸城の乾(北西)に御社殿を造営。太田家の守護神として、また江戸城の鎮守神として厚く崇敬されたということです。
結構、江戸城は徳川家康公が築城されたと思っている方が多いようですが、1590(天正18)年に家康公が江戸に入った時にはすでに江戸城はあり、1457(長禄元)年に太田道灌公が築城されています。
創建時代の背景と言いますと、いわゆる「平将門公の乱」が939年で、同じ年に紀貫之が「土佐日記」を完成させた年でもあります。
先ほども少し触れましたが、築土神社さんの始まりは平将門公の御首を首桶に納め密かに持ち去り、その御首をお祀りしたことからですので、その時代としてその時代の大きな出来事は「将門公の乱」ということになるでしょうか。
ということは、私の家の神棚に神田明神さんから頂いている将門公の御神符をお祀りしていることもありますので若干贔屓目になるかも知れませんが、朝廷の悪政に苦しんでいた民衆を味方につけ、民衆から望まれて立ち上がった英雄が平将門公ですので、その時代背景は政治が荒れ、腐敗し、混沌とした時代だったのかも知れません。
そのような混沌とした時代に築土神社さんは創建されたのかも知れません。
また築土神社さんは江戸時代には(当時は「田安明神」とも称していて)江戸城の守護神の「日枝神社」さん、江戸総鎮守の「神田明神」さんと共に「江戸三社」の一社として崇敬されるほど格式高い神社さんでもあります。
ちなみにですが、世の中の多くの「三大○○」というのは大概、2つは確実でもう一つは「諸説あり」ということが多いですが、「江戸三社」についても「日枝神社(山王)さん」「神田神社(神田)さん」
築土神社さんのご祭神とご利益
ご祭神:
主祭神:天津彦火邇々杵尊(あまつひこほのににぎのみこと)
相殿神:平将門公・菅原道真公
先ほどからお話しさせていただいていますが、築土神社さんのご祭神は平将門公でした。
ですが、時が流れ明治時代に入りますと、将門公は「天皇に反逆した逆賊」として評する風潮になったため、天津彦火邇々杵尊(あまつひこほのににぎのみこと)を勧請して主祭神としました。
天津彦火邇々杵尊はアマテラスさまの孫神様で「天孫降臨」で知られた神様です。
築土神社さんでは鹿児島に鎮座されています「霧島神宮」さんより勧請したということです。
菅原道真公は言わずものがな「学問の神様」「仕事・出世の神様」として知られています。
「築土神社さんのご利益」と言えば、やはり将門公をお祀りしていることから「勝負運」「勝運」が最も知られているのではないでしょうか。
築土神社さんの千代田区有形文化財の狛犬さん
こちらの狛犬さんは(マスクが目までかかってしまっていますが^^;)1780(安永9)年に氏子さんより奉納された狛犬さんで、千代田区内に現存する狛犬の中では最も古いもので、千代田区有形文化財に指定されています^^
こちらの狛犬さん(阿形)には頭上には「角」があり、もう一方の狛犬さんには「宝珠」が付けられています。
築土神社さんの世継ぎ稲荷神社さん
境内社さんですが、1441年(嘉吉元年)の創建と由緒があり、さらに御社名にも由来がります。
1590年(天正18年)に徳川家康公が江戸城に入城した際に、秀忠公と巡覧している途中で築土神社さんを参詣したそうです。
その時に橙(ダイダイ)の木があるのを見て、これが「代々(だいだい)」と同音であったことから「代々世を継ぎ栄える宮」と称賛されました。
それ以来、世継稲荷と云われるようになったということです。
築土神社さんの境内
先ほどの「世継ぎ稲荷神社」さんのすぐ横に若々しく伸びている一本の木があります。
幹の太さも木の高さもないのですが、どことなく魅力のある木で「御神木」と呼べるかもしれません^^
こちらの祠やお狐さんたちも世継ぎ稲荷神社さんの横にあるのですが、一見すると見落としてしまいそうな場所に置かれているのですが何となく目を引くと言いますか、不思議な魅力がありました^^
終わりに
九段下の駅からほど近く、飯田橋に近い東京大神宮さんからでも十分に歩いて参拝する事が出来る距離にある築土神社さんなのですが、私はまだ一度しか参拝したことがありません。
東京大神宮さんはコロナ前までは毎月参拝させていただいていましたし、現在でも年に何度か参拝させていただいています。
今回、この記事を作成するにあたって築土神社さんがいかに平将門公を大切にお祀りされているのかが良く分かりました。
個人的に将門公の「将門塚」は年に何度も参拝させていただいているにもかかわらず、築土神社さんに一度しか参拝していないのはちょっと・・・。と反省しました^^;
駅からの距離も近く、参拝しやすい神社さんですので、お近くにお越しの際には、ぜひ参拝してみてくださいませ^^
私もこれから年に3回を目標に参拝しようかと思います^^
という感じで今回はこの辺りで失礼します。
築土神社さんの動画
ご覧いただいたすべての人に幸運が届きますように☆彡
築土神社さんのアクセスや最寄り駅
所在地: 〒102-0073 東京都千代田区九段北1丁目14−21
電話: 03-3261-3365
公式サイト:
最寄り駅:
◼︎東京メトロ半蔵門線・都営新宿線 九段下駅から徒歩約4分
◼︎東京メトロ東西線 九段下駅から徒歩約4分
◼︎東京メトロ半蔵門線・都営新宿線 神保町駅から徒歩約16分
◼︎東京メトロ東西線 飯田橋駅から徒歩約17分
築土神社さん周辺地図
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