引き寄せの法則と潜在意識を実践し願いを叶える記録

引き寄せの法則や潜在意識で学んだ事を記録して行きます

必死な努力で見えてくる事

こんにちは

クローバーです^^

 

f:id:hikiyose2:20160507014254j:plain

 

今回の引き寄せの法則と潜在意識の法則は

人間学で「必死な努力で見えてくる事」です。

 

 

【目次】

ハードロックナットの若林克彦社長

 

今回のお話は致知2018年9月号より

ハードロック工業社長の若林克彦さんの

お話からの内容です。

 

若林克彦社長は「絶対緩まないネジ」として

世界から注目を集めている「ハードロックナット」の

開発者としても知られていて

小さい頃から画期的な発明を手掛けていて

「なにわのエジソン」という異名があるそうです。

 

既に高校生の時には

学校の帰りに「発明は誰にでもできる」

という本を立ち読みしていたと言います。

 

そして、大学生の時には仲間と共に

「発明クラブ」を作ったりして

すでに特許を出願していたそうです。

 

そして、その原点は小学4年生の頃だと言います。

 

ご実家の大阪の空襲が激しくなるというので、

若林社長が長野県に疎開した頃のお話ですが

お祖母さんが畑で大豆を蒔いてるのが大変そうで、

もっと楽に蒔けたらいいのになと思ったそうです。

 

そして、ドラム缶に穴をあけて転がしたら

穴から種が出て来るんじゃないかと思い付いたそうです。

 

そこから種蒔き機を作り出したのです。

 

他にもモーターに羽を付けて

扇風機を作ったりしていたそうです。

 

https://www.instagram.com/p/B0Wt6iClj40/

【日枝神社の鳥居】

 

人の役に立ち、喜んでもらえること

 

そして、若林克彦社長は

次のように話しています。

 

そうやって自分が何かつくって、

皆が「ええなぁ!」って喜んでくれるのを

見ていると嬉しくてね。

その感覚がずーっと続いて

いまでも残っているんです。

 

(引用:致知2018年9月号)

 

このように若林さんの原点は

「人の役に立つこと」や「人を喜ばす事」や

「喜んでもらえてい嬉しい」

というような感情などになるのでしょう。

 

引き寄せの法則や潜在意識の法則でも

「人の成功を自分の事のように喜ぶこと」

という事は「自分に成功を引き寄せる」

という事を言います。

 

違う表現で言えば

周りの人の笑顔を想像し続けられる人は

素晴らしい人生を得られるとも言われています。

 

若林さんが小学4年生の時に

疎開先で引き寄せの法則や潜在意識の法則を

学んでいたとは考えにくい事ですが、

成功する人や素晴らしい成果を上げる人というのは

根底に「素晴らしい思考」を持っているのでしょう。

 

とは言え、「ハードロックナット」が

世界中から注目されるまでの期間が

順風満帆だったかと言いますと

苦労も多くあったようです。

 

https://www.instagram.com/p/B0avRuSF2El/

【神奈川県川崎市の新城神社】

 

「絶対緩まないネジ」までの苦労

 

自転車の設計をやっていた弟さんと

特許事務所に勤めていた知り合いと3人で

「緩まないネジ」の会社を始めたそうです。

 

ですが、世の中にまったくない商品だったために

問屋さんにサンプルを持て行ったら

「JIS規格違反や」と言って

まったく相手にされなかったのです。

 

そこで問屋ではなくエンドユーザーに

商品の良さを知ってもらおうと、

サンプルを詰めてコンベアなどを作っている会社に

「置いてきた」のだそうです。

 

「置いてきた」というのは

会社さんにサンプルをもって訪問し、

商品の説明などをしたワケではなく、

文句を言われるのが怖くて、

現場で働いている人たちに

「これ置いておくから使ってみて」という感じで

逃げるように帰ってきたと言います。

 

そのような事を続けていても

1ヶ月経っても2ヶ月経っても反応がなく、

弟さんたちも「早めに見切りをつけた方が良い」

と足を引っ張り始めたのです。

 

そうこうしているうちに

「本当に辞めなければいけないかも」

と思い詰めていたところへ

「もう1箱欲しい」という注文が入り始めたのです。

 

そこでようやく確信を持てたそうなのですが、

確信を持てるまでの期間は

なんと3年もかかったそうです。

 

「成功者の多くは自分の成功を疑わない」

と言われますが、

「3年間」という長い期間の間には

多くの葛藤もあったと思います。

 

時には商品も自分の事も

疑ってしまったこともあったと思います。

 

まして、自分一人だけではなく

弟さんや特許事務所で働いていた知り合いの人は

勤務先を辞めて一緒にやっているのですから

彼らに対しても責任があるでしょうし、

そのプレッシャーは想像以上に大きなモノでしょう。

 

そのような厳しい時期を乗り越えて、

昭和40年くらいから「製造現場の省力化」や

「合理化」が盛んに言われるようになり、

「緩まないネジ『Uナット』」は

どんどん売れ始めて年商も昭和48年には

なんと14億円にもなったそうです。

 

恐らく、昭和40年代ですと、

現在の貨幣価値とも違うでしょうから

相当、事業としてうまく行ったのでしょう。

 

今までの苦労が報われて

本当によかったと思います^^

 

ですが、ここからまた

若林さんの苦労が始まって行くのです^^;

 

どのような苦労が始めったのかと言いますと

どんどん商品が売れて行き、勢いが付き、

「緩み止めナットの決定版」「絶対緩まないナット」

と書いたパンフレットを配って回ったそうです。

 

ですが、削岩機のような大きな衝撃のものでは

どうしてもナットが緩んでしまったのです。

 

「絶対緩まないナット」というパンフレットを見て

注文したお客さんからしたら

「話が違うじゃないか!」と思うのは当然でしょう。

 

「責任を取れ!」とか「罰金を払え!」

というようなクレームがしょっちゅう入って来たのです。

 

 

 

必死な努力で見えてくる事

 

若林さんが「これは何とかしなくては」と

必死で考えていても

なかなか良いアイディアは浮かんできません。

 

ですが、「必死になって努力をする」

という事はとても大事ですので、

その努力が報われる事になるのです。

 

ある時、いつもお参りにしている

住吉大社の鳥居を見上げたら、

継ぎ目のところが離れないように要所要所に

楔が打ち込んであるのがパッと目に入りましてね。

この楔の原理を応用したら緩み防止できると

閃いたんです。

 

ちなみに、余談と言えば余談になりますが

住吉大社と言えば摂津国の一宮で

「大阪最強のパワースポット」と言われています。

 

底筒男命(そこつつのおのみこと)

中筒男命(なかつつのおのみこと)

表筒男命(うわつつのおのみこと)

の、3柱がお祀りされていまして、

こちらの3柱を総称して「住吉大神」と言います。

 

神々さまをお呼びする場合は

「一人、二人」ではなく「一柱、二柱」と

「柱」でお呼びします^^

 

住吉大神様のご利益かも知れませんが、

今回は「人間学」のお話ですので

ここでは「ご利益のお話」ではなく

「必死な努力」について考えて行きましょう^^

 

恐らく、常に若林さんの頭の中は

「どうすれば絶対緩まないナットを作り出せるのか」

という事で頭の中がいっぱいだったと思います。

 

一見するとネガティブなように思いがちですが

「どうしたら良いのだろう・・・。」と

ただオロオロしているだけであれば

その場合の多くはネガティブな考えしか

浮かんでくる事はありません。

 

ですが、若林さんのように

「どうすれば絶対緩まないナットを作れるのか」

と考え続ける事はポジティブな思考なのです。

 

引き寄せの法則や潜在意識の法則では

「どうすればうまく行くのだろうか」

と考えることは自分の成功に対して

否定的になりやすいと言われています。

 

ですが、若林さんの原点を思い返してみると

自分の願いに否定的になる事はなかったのでしょう。

 

また、若林さんは次のように話しています。

 

神社の鳥居なんか普段しょっちゅう見てるんですけどね。

必死になると思いがけないところから

閃きが得られるものです。

それからあぁでもない、こうでもないと

一年くらい試行錯誤をくり返してつくり上げたのが

「ハードロックナット」でした。

あの時は跳び上がるくらい嬉しかったですね。

住吉大社にはいまでも寄付させてもらっていますよ。

 

人によっては「諦める」という選択肢を

選ぶ人もいるでしょう。

 

ですが、若林さんは

その選択をすることがなかったのです。

 

そして、必死に前向きに努力した結果

「閃き」を得る事が出来たのです。

 

もちろん、時には諦めそうになった時や

「どうしたら良いのだろう」と嘆いた事も

あったかも知れません。

 

ですが「必死になって努力をしている」

という時には、多くの場合、

ネガティブな事を考えていることはありません。

 

ですから、必然的に前向きになりますし

いちいち後ろ向きな事を考えている余裕などないです。

 

私自身の話を少しさせて頂きますと

私自身もいわゆる「赤字店」のマネジメントを

していた事もあります。

 

その時には、私自身が

元々、引き寄せの法則や潜在意識の法則を

学び続けているという事もありましたが

いちいち後ろ向きな事を考えているヒマはありませんでした。

 

常に今できることを考え、実践しつつ、

更に良いイメージを持ち続け、

「必ず成功店にする」と思い描き、

言葉にしつづけていました。

 

結果的には言わずものがな、

誰もが無理だと考えていた予算達成を

半年間のうちに達成する事が出来ました^^

 

もちろん、若林さんのように

何十億円規模の話ではないのですが

「後ろ向きになる暇がないほど必死に努力する」

という事で小さな成功を収めることができるのです。

 

もし、あなたが今、

厳しい状況にあるかも知れません。

 

可能であれば

後ろ向きな事を考える暇がないほど

必死になって努力してみる事をオススメします。

 

もしかしたら

「もうすでに努力はし尽くした」

と言いたくなる人もいるかも知れません。

 

ですが、そう考えてしまっていることで

自分自身の思考の可能性を

制御してしまっているかも知れません。

 

私の願いの一つに

「このブログを通じて多くの人を成功と幸福に導く」

というモノがあります。

 

あなたが必死な努力で素晴らしい結果を得ることで

あなたの望んだ通りの人生を得ていただくことが

私の願いでもあるのです。

 

という感じで今回はこのあたりで失礼します。

 


【パワースポット】日枝神社の千本鳥居~Hie Jinja Shrine - Tokyo~

 

 

 

【関連コンテンツ】