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上野東照宮【東京都台東区上野の勝運・出世運のパワースポット】

こんにちは

クローバーです^^

 

 

今回のパワースポットと神社さん巡りは、東京都台東区に鎮座されています「上野東照宮」さんです^^

 

 

 

【目次】

上野東照宮さんとは

上野東照宮さんの創建は1627(寛永4)年で東京都台東区上野公園に鎮座されています神社さんです。

 

1627年といいますと、江戸時代の初期(前期)と言えるでしょうか。

諸説あるとは思うのですが、長い平和な時期を経て、経済が成長し始めて農村にも「貨幣経済」が浸透し始めたり、幕府としての諸藩に対する支配体制が安定してきた江戸幕府5代将軍の綱吉公の「元禄時代」からを「江戸中期」ということが多く、元禄は1688年からですので、1627年創建の上野東照宮さんは江戸初期の創建となりますね。

 

上野東照宮さんが創建されるまでの江戸時代初期の大きな出来事などをざっくりお話ししますと、言わずと知れた天下分け目の決戦「関ケ原の合戦」は1600年ということは有名です。

 

その後、1603年に徳川家康公が征夷大将軍となり江戸に幕府を開幕し、江戸幕府が誕生し、(諸説ありますが)歴史区分としての江戸時代が始まります。

 

そして、1614年と1615年の大坂の陣(1614年が冬の陣で1615年が夏の陣)で豊臣家が滅亡し(この時を江戸時代スタートという説もあります)、武家諸法度や禁中並公家諸法度などを制定し、法を整備し始め、1616年に徳川家康公が亡くなり、翌年の1617年に家康公は朝廷から「東照大権現」の御神号を贈られ、日光東照宮が建立されます。

 

上野東照宮さんが創建された1627年の少しあとの1633年には第一次鎖国令が発令されていますので、上野東照宮さんは世の中がまだまだ混沌としている時代に創建された神社さんかもしれません。

 

上野東照宮さんのご祭神やご利益

 

ご祭神:徳川家康公(東照大権現)

・徳川吉宗公

・徳川慶喜公

 

先ほども少し触れましたが、家康公は朝廷より「東照大権現」の御神号を贈られていますが、この「東照」というのは諸説あるのですが「東から国家(または日本)を照らす」というような意味合いだとされています。

 

また、上野東照宮さんの公式サイトによりますと、家康公と共に8代将軍の吉宗公と15代将軍の慶喜公の御名も記されています。

 

上野東照宮さんの御利益で言いますと「勝運」や「出世運」などで知られています^^

 

 

 

上野東照宮さんの唐門

 

こちらの門は国の重要文化財に指定されていて「唐門(からもん)」という通称で知られていますが、正式名称は「唐破風造り四脚門(からはふづくりよつあしもん)」で、左右に龍の彫刻があり、こちらの龍は江戸の伝説的な名工ともいわれる左甚五郎作で知られています。

左甚五郎といえば、関東周辺の中学生なら修学旅行で行ったのではないでしょうか、日光東照宮の「眠り猫」も有名です^^

 

 

こちらの龍の彫刻は「偉い人ほど頭を垂れる」ということから、頭を下に向けた龍が「昇り龍」なんだそうです。

 

また、龍が生き生きとしていて、夜になると不忍池に水を飲みに行くという伝説もあるそうです^^

 

 

唐門の裏側(内側)にも龍をはじめとする絢爛豪華な彫刻が施されていますので、ぜひご覧いただけたらと思います^^

 

上野東照宮さんの大鳥居

 

こちらも唐門と並び上野東照宮さんのシンボル的な建造物で、国の重要文化財にも指定されています大鳥居です。

 

1633年に江戸幕府の老中、大老といった要職に就いた酒井忠世が奉納した大鳥居です。

 

こちらの大鳥居はなんと安政の大地震と関東大震災の時にも少しも傾くことがないほど基礎工事が万全だったと言われています。

 

上野東照宮さんの参道

 

両脇を多くの石燈籠が並んでいて、さながら左右にお侍さんたちが護ってくれているようです^^

 

 

かなりマッチョな狛犬さんで、こちらが吽形。

 

 

こちらが阿形ですが、どちらの狛犬さんも胸の筋肉が盛り上がっていてアゴが胸の筋肉に埋まっているかのようです(笑)

 

 

こちらも国の重要文化財の銅燈篭で、諸大名から奉納されているそうで全部で48基あります。

 

 

そのすぐ脇にある桜の木なのですが、参拝させていただいた時期がよかったのか、苔がビッシリと付いていて、幻想的な枝も幹も緑色で幻想的な感じです^^

 

 

↑の写真のイチョウの木は、たしか参道から少し横に入ったあたりの、ぼたん園の近くにあった木だと思うのですが、「根」が強いのでしょうか、地面が盛り上っています。

 

個人的に隠れたパワースポットだと思っています^^

 

 

神仏習合の時代には「上野東照宮の一部」として1631年に建てられた五重塔ですが、その数年後の1639年に焼失してしまいましたが、同じ年に幕府の作事方の棟梁だった甲良宗広によって再建されたのが現在の五重塔ということです。

 

明治時代になり「神仏習合」から「神仏分離」になり「廃仏毀釈」の運動によって「上野東照宮の五重塔」も取り壊されそうになったのですが、当時の宮司さんが国に「五重塔は寛永寺の管理」と申し出たことによって取り壊しを免れたということです。

 

上野東照宮産の御社殿(金色殿)

 

上野東照宮さんは無料で拝観できる場所と拝観料が必要な場所があります。

 

拝観料は(2024年5月の時点で)500円なのですが、個人的には社殿拝観はされたほうがよいとおススメします^^

 

↑の写真は御社殿で「金色殿」といい、その名の通り絢爛豪華な金色の御社殿です。

 

1627年に建てられた金色殿を1651年に徳川三代将軍の家光公によって日光に準じた金色殿に建て替えたのが現在の金色殿で、国の重要文化財になっています。

 

 

絢爛豪華な御社殿の後ろに回ることができますので、↑の写真のように御本殿付近まで参拝に行くことができます。

 

 

現在は近くで見られると思うのですが、私が参拝させていただいた時には、あいにく工事していて樹齢600年の大楠の近くまで行くことはできませんでした^^;

 

御神木ファンとしては残念ですが「また参拝しに来なさいね」と、お呼ばれしているのかと勝手に解釈していますので、御神木に近くでお会いする目的もありますのでまた参拝させていただこうと思います^^

 

 

↑の写真は栄誉権現さんで、「お狸様」という愛称でも知られている神さまです。

 

詳細は分かっておりませんが大正時代からお祀りされているということなのですが、上野東照宮さんにお祀りされる前は「災いを起こす」といわれて各地を転々としていたそうですが、上野東照宮さんのお祀りされてからは「強運の神さま」とされています。

 

また「狸(たぬき)=他を抜く(他抜き)」として「必勝祈願」のお守りも人気のようです^^

 

 

↑の写真は個人的に御神木ファンなので御神木がセンターになっていますが^^;

右側の緑色の網が掛かったようになっている塀が重要文化財です。

 

「透塀(すきべい)」といって上野東照宮さんの透塀は1651年に造営されたもので、上段には野山の動植物、下段には海川の動物の彫刻がイキイキと描かれています。

 

 

 

終わりに

何度か上野東照宮さんには参拝させていただいたことはあるのですが、最初に参拝させていただいた時は、かなり小さい頃というか東北の親戚が私の実家のある神奈川県に遊びに来た時だったので、小学生の時だったか中学生の時だったか。。。という程度の記憶ですが、なんとなく覚えています。

 

おそらく、親戚たちは上野動物公園のパンダか何かを見に来たような、主たる目的はディズニーランドが目的だったようなそんな感じでした。

 

その後は「御朱印」をいただきにいろいろな神社さんやお寺さんを巡らせていただいていた時に上野東照宮さんにも参拝させていただきました。

 

その時は御朱印をいただいただけで御社殿(金色殿)まで行かなかったので、記憶している中では初めて金色殿まで行きましたが、やはりいいですね^^

 

工事中で御神木に近くでお会いできなかったのは残念でしたが、お狸さまがいい感じでした^^

 

お近くにお越しの際は、ぜひ参拝されてみてはいかがでしょうか。

 

という感じで、今回はこのあたりで失礼します。

 

上野東照宮さんの動画


www.youtube.com

 

上野東照宮さんのアクセスや最寄り駅

・所在地:〒110-0007 東京都台東区上野公園9−88

・電話番号:03-3822-3455

・交通:

◼︎JR 上野駅公園口から徒歩10分

◼︎京成上野駅から徒歩12分

◼︎東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅から徒歩10分

◼︎上野モノレール 上野動物園東園駅から徒歩約1分

◼︎上野モノレール 上野動物園西園駅から徒歩約3分

◼︎東京メトロ千代田線 根津駅から徒歩約12分

・公式サイト:

www.uenotoshogu.com

 

上野東照宮さんの周辺地図

 

 

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