引き寄せの法則と潜在意識を実践し願いを叶える記録

引き寄せの法則や潜在意識で学んだ事を記録して行きます

発展し生き残る経営者像

こんにちは

クローバーです^^

 

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今回の引き寄せの法則と潜在意識の法則は

人間学で「発展し生き残る経営者像」です。

 

 

 

【目次】

お客様に美味しくないものは提供しない

 

今回のお話は致知2019年2月号より

セブン&アイ・ホールディングス名誉顧問の

鈴木敏文さんと大創産業会長の矢野博丈さんとの

対談からの内容です。

 

「セブン&アイ・ホールディングス」は

セブンイレブンやイトーヨーカ堂などの商店から

セブン銀行などの金融まで幅広く手掛ける総合流通グループで

大創産業は「100円SHOPダイソー」と言えば

セブンイレブンと同じくらい誰でも知っているでしょう。

 

そのセブン&アイホールディングスの名誉顧問と

会長との対談からの内容で「発展し生き残る経営者」ですので

「経営者」に限らず「管理職」「中間管理」「リーダー」

といった人たちにも役立つお話になるのではないでしょうか。

 

実際、私自身も経営者ではないですが

「なるほど、私の実社会でも生かせそうだ」と

感じる事が出来ましたので

今回のお話をしていきたいと思います^^

 

ある時、鈴木会長がパンのバイヤーを呼び出して

「このカレーパンは美味しくない」と言ったそうです。

 

鈴木会長が「美味しくない」と言った

そのカレーパンの売上は

かなり良かったものだったのです。

 

もちろん、そのパンのバイヤーも

「お言葉ですが、すごく売れています」

と答えたのです。

 

普通の経営者であれば「すごく売れている」

と聞いたのであれば

「まぁ、じゃあもう少し美味しくしてくれ」

くらいのモノでしょう。

 

鈴木会長がどうしたのかと言いますと

「お前はセブンイレブンを潰す気か!」と激怒し、

「全部廃棄しろ!」と命じたそうです。

 

その理由としてはとてもシンプルなモノで

「美味しくないものは絶対にお客様に提供しちゃいけない」

という事です。

 

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【代々木八幡宮の出世稲荷神社】 

 

時代をつくる力の源

 

他にも同じ理由で

6000万円分の商品を廃棄したことも

あったと言います。

 

廃棄されたカレーパンはどうなったかと言いますと

「具が大きくなってうんとおいしくなりました」

というシールが貼ってあり、

「プクっ」と膨れたカレーパンになっていたのです。

 

それまでのカレーパンというのは

吸収性があって潰れていたのですが、

セブンイレブンでプクっと膨れているカレーパンが売られてから

半年後には「日本中のスーパーのカレーパン」が

プクっと膨れたカレーパンになったのです。

 

鈴木会長の

「お客様に美味しくないものは絶対に提供してはいけない」

という信念が日本中のカレーパンを変えたのです。

 

そういえば、私自身はあまり詳しくないのですが

最近の「食パンブーム」のきっかけは

セブンイレブンの「金の食パン」という説がありますので

時代をつくる力があるのでしょう。

 

その「時代をつくる力」の原点は

「お客様に絶対に美味しくないものは提供しない」

という信念なのかも知れません。

 

パンの話だけではなく

そもそも「セブンイレブン」という存在、

「コンビニエンスストア」という存在を

日本に持ってきたのも鈴木会長なのです。

 

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【東京水天宮の拝殿】
 

先を見通す力の源

 

普通に考えてみれば

「恐ろしいほど先を見る力がある人」

だと感じるでしょう。

 

ですが、鈴木会長によれば

「そんなに先を見通せるわけではない」

と言います。

 

そして、次のように話しています。

 

私はものを考える時に、

そんなに先を見通せるわけじゃないですけど、

五年~十年先を見て、そして、常にお客様の立場で、

いま何をすべきかという考え方で決断してきました。

 

(引用:致知2019年2月号)

 

確かに、この「お客様の立場で考える」という事を

頭ではわかっていても

実際に実行できていない事が多々あります。

 

例えば「清掃」など一つとっても

「従業員目線」と「お客様目線」というのは

まったく異なるモノです。

 

よく新人スタッフに店舗や会社の

清掃の行き届いていない箇所を聞いてみると

自分たちでは全く見過ごしてしまっている点を

指摘されることがあり、

「お客様もそう感じているのかも知れない」と

改めて気づかされることがあります。

 

そのような小さなことから

「お客様の求めているモノ」や

「お客様にとって便利なモノ」など

「お客様の立場に立って考える」という事が

成功の秘訣なのでしょう。

 

 

 

発展し生き残る経営者像

 

現セブン銀行の「アイワイバンク銀行」を

2001年に創設した時も

矢野会長が鈴木会長に「なんで銀行を出されるのですか?」

と聞いた時に「お客様が便利じゃないか」と

鈴木会長は一言おっしゃったのです。

 

その一言を聞いて矢野会長は

「間違いなく成功するな」と感じたのです。

 

矢野会長が鈴木会長がもっているという

「発展し生き残る経営者像」について

次のように話しています。

 

一所懸命とか優しさとか思いやりとか

徳を主題に考える経営者じゃないと生き残れんように

なっていると思います。

 

「徳に基づいた経営」というと

前時代的なイメージが強いかも知れません。

 

ですが、

効率の良さや利益のみを求めた経営ではなく

「徳に基づいた経営」という事が大事だと

鈴木会長もおっしゃっています。

 

「コンビニエンスストア」を日本に持ってきた鈴木会長と

「100円ショップ」を全国区にした矢野会長が

「徳に基づいた経営」の重要性を話しているのですから

「徳」を運営や経営、または日々の業務の中に

取り入れる価値があるかも知れませんね^^

 

といった感じで今回はこのあたりで失礼します。

 


【開運・商売繁盛のパワースポット】池袋氷川神社

 

 

 

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