こんにちは
クローバーです^^
今回の引き寄せの法則と潜在意識の法則は
人間学で「運をよくする・運をつくる方法」です。
【目次】
100円SHOPダイソー創業者・矢野博丈さん
今回のお話は致知2019年2月号から
鈴木敏文さんと矢野博丈さんとの対談からの内容です。
鈴木敏文さんは「セブンイレブン・ジャパン」を設立し
コンビニエンスストアを全国に広め、
「日本一の流通グループ」を築いた人です。
2003年よりイトーヨーカ堂及び
セブンイレブン・ジャパンの会長兼CEOに就任しています。
矢野博丈さんは1977年に大創産業を設立し
1987年に「100円SHOPダイソー」を創設。
1999年には売上高1000億円を突破し、
2018年には売上高4548億円で
業界シェア56%の業界トップ企業になっています。
「セブンイレブン」「100円SHOPダイソー」と言えば
誰でも知っているような企業です。
その企業のトップのお二人の対談からの内容です^^
今では誰もが利用する「コンビニエンスストア」を
日本に持ってきた鈴木会長のお話も興味深いですが
今回のお話は「100円ショップ」を日本に定着させた
矢野さんのお話からの内容です^^
不運を幸運に
まだ「100円ショップ」という概念がなかったころに
矢野さんは「百円均一の移動販売」を始めたそうです。
その頃は、少しでも利益を出そうと思い
原価が70円以下のモノしか
仕入れていなかったそうです。
そんな時に1人のお客さんから
「この前、ここで買ったらすぐ壊れた。安物買いの銭失いやわ」
と周りに聞こえるくらい大きな声で言われたのです。
矢野さんは、その言葉を聞いて
自分が情けなくなってしまい、
「こんな商売、辞めてしまおう」と思いました。
言いたくないですが、
どこにでも「心無い人」というのはいるモノです。
ただ「成功者」と呼ばれる人の多くは
このような逆境にいても
その厳しい環境から何かを掴む事が出来ます。
私自身は
まだ「成功者」と呼ばれるそれではないのですが^^;
今まで人間学や成功哲学などを通じて
多くの成功者やことを成し遂げた人たちの話を読むと
「一所懸命取り組んでいる」「情熱を持っている」
「信念がある」というような人がほとんどです。
恐らく矢野さんもそのような感じだったのでしょう。
先ほどの「安物買いの銭失い」という言葉で
「もうこんな商売をやめてしまおう」と思って
在庫処分のために「目玉商品」として
原価が100円以上する品物も並べたのです。
すると、たくさんのお客さんが集まって来て
ものすごい勢いで売れていったのです。
それを見ていたスーパーの卸売業者が
「卸値120円の商品を98円で卸すから売って欲しい」
と声を掛けて来たのです。
すると、その卸してもらった商品が人気を呼んで
更にたくさんのお客さんが集まり、
それを見ていた他のスーパーから
「店舗を安く貸すから出店して欲しい」と声が掛かり
どんどん好転していったのです。
初めは「安物買いの銭失い」と心無い言葉を浴びせられ、
「もう辞めよう」と思って在庫処理のために
目玉商品を並べた結果、どんどん良い方に進んでいったのです。
この時、矢野さんは
つくづく「いいものを売らないかん」と痛感し
それまでは原価70円以下のモノしか売らなかったのが
原価98円、99円の商品も取り扱うようになったのです。
その時に
儲からなくても、無理してでも、いいモノを売って
お客さんに喜んでもらおう。という本当の意味での
「顧客第一主義」に徹すれば、後々良い結果が返ってくる。
という事を教えてもらったと言います。
まさに「運」と言えるでしょう。
【大宮八幡宮・清涼殿】
「運の半分」は自分でつくる
更にはオイルショックなどで原価が高騰し
周りの仲間たちも次々に「100円均一」を辞めて行き、
「ダイソーも、もうすぐ潰れる」と思われていました。
その時も「運」が味方をして、
中国というものすごい低コストの工場地帯が出来たのです。
矢野さんは素晴らしい「運の強さ」を持っています。
この「運の強さ」を手に入れたいと
多くの人は望むでしょう。
私自身も「運の強さ」は当然、欲しいです^^
今回のお話は、「運を強くするための秘訣」
という話ですので、矢野さんの運を引き寄せる方法を
お伝えしたいと思います。
僕が毎年、新入社員に言うのは「人生は運だ」と。
で、運というのは半分は持って生まれてくるけれども、
あとの半分は自分でつくるものだと。
(引用:致知2019年2月号)
矢野さんによれば「よい運」というのは
「半分は自分でつくれる」というのです。
「なんだ、半分か」と思うかも知れませんが
その「半分の良い運」を自分でつくったのが
「ダイソー創業者」の矢野さんですので、
そう考えたら「半分良い運を自分でつくる」
という事の大きさが分かると思います。
運をよくする・運をつくる方法
では、矢野さんがいう「運をつくる」とは
どのような方法なのでしょうか。
矢野さんは新入社員に次のように話すのです。
学校の勉強はいまからせんでもいいけど、
人に好かれるにはどうしたらいいかと、
人を喜ばせるにはどうしたらいいか、
そういう心の勉強はしないといけんよと言うんです。
先ほどの
「運の半分は自分でつくる」という言葉の後に
続いている言葉なのですが、
「人に好かれるにはどうしたらよいか」
「人を喜ばすにはどうしたらよいか」
という事を考えることが「運をつくる」という事なのです。
私自身を省みると、
やはり時として自分中心で物事を考えたり
自分の感情で行動している時というは
うまく行かないことが多いかも知れません。
矢野さんは「夜逃げ1回、転職9回、火事1回」と
「元々運が良い」というようなタイプではなさそうで、
「20代の頃は運命の女神様を憎み続けていた」
というほど、運に見放されていた(見放されていたと思っていた)
矢野さんだからこその「運の作り方」かも知れません。
「人に好かれるにはどうしたらよいか」
「人に喜ばれるにはどうしたらよいか」
この2点を考えて、日々を送っていくと
あなたの人生にも何か得るモノがあるかも知れませんね^^
という感じで今回はこのあたりで失礼します。
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