こんにちは
クローバーです^^
今回の引き寄せの法則と潜在意識の法則は
人間学で「確乎不抜(かっこふばつ)」です。
【目次】
論語には万象の悩みの答えがある
今回のお話は致知2018年12月号より
安岡定子さんと武村亞希子さんとの対談の内容からです^^
今回のお話では主に「論語」の中から
印象深い言葉についてのお話になります。
武村亞希子さんは「易経研究家」で
NHK文化センター名古屋教室の「易経入門講座」は
なんと20年以上も続いている人気講座となっています。
安岡定子さんは「論語教室」の第一人者として知られ、
子供からビジネスマンまで全国に20以上の講座を持っています。
そして、「論語」と「安岡」という単語で
もしかしたらお気づきかも知れませんが、
安岡定子さんは「安岡正篤師」のお孫さんなのです。
そのお二人が「論語」について語っているお話ですので
かなり参考になるのではないでしょうか。
私自身、おそらく10年以上前に
「論語入門」的な簡易的な本を読んだきりで
それ以来、あまり論語に触れた記憶はありません^^;
その頃はビジネス書籍がほとんどでしたが乱読で
その中の一冊という感じでしたので、
ほとんど内容的には覚えていません^^;
ですから、今回、私自身も
久しぶりに論語の中の言葉と触れるきっかけを
得られるのではないかと楽しみにしています^^
安岡定子さんがおっしゃるには
「古典派自分が帰る場所である」と
安岡正篤師がおっしゃっていたと言います。
また、次のようなこともお話しています。
祖父は「万象の悩みの答えが『論語』にはある」といっていますが、何事か起きた時に乗り越えることができる、どん底にある時に取り乱すことなく、じんわりじんわりと心が癒されて立ち直ることができる、その力を与えてくれるのが古典なのだと思うのです。
(引用:致知2018年12月号)
「万象の悩みの答えが論語にはある」というのは
大変、印象深い一節です。
まして、安岡正篤師がおっしゃるのですから
更に興味が湧いてきます^^
先ほどもお話しましたが
私自身はほとんど論語に対して「入門を読んだ」
という記憶くらいしか残っていませんので^^;
今また「論語」を読むことによって新しい発見があるのではないかと
大変ワクワクしています^^
竹村亞希子さんと安岡定子さんとのお話の中で
「論語の章句から好きなものを挙げると」
という内容があるのですが、そこから興味深い言葉が
いくつも出てきます。
一つが今回のタイトルでもある「確乎不抜」です。
【稲荷神社】
確乎としてそれをぬくべからずは潜龍なり【確乎不抜】
今まで論語について話してきたのですが、
最初から「易経」の言葉になってしまいますが^^;
それでも、一番にお伝えしたい言葉なのです。
「確乎としてそれを抜くべからずは潜龍なり」
という言葉になるのですが、
「それ」とは「志」を指します。
「それ」とは「志」を指していると言いますので
不遇な潜龍の時代こそしっかり動かざる「志」を抱く。
という事が大切なのです。
「確乎」は現在で言う「確固」と同じですので
「確固たる信念」などの意味で、
「潜龍」とは「潜む龍」と書きますので
「天に飛び立つために力を蓄えている龍」です。
もし、あなたに「成し遂げたい事」や
「叶えたい願い」「手にしたい成功」があるのでしたら
まず「確乎たる志」を持つことです。
もし、あなたが今「不遇の時代」だとしても
その「強い志」が今は潜龍であっても、
必ずあなたを「見龍」「飛竜」「亢龍」としてくれるでしょう。
ちなみにですが
「見龍」とは地上に現れた段階で目が見えたばかりの龍で
「飛竜」とは天を翔け、雲を呼び雨を降らす龍で、
能力を発揮し、志を達成する姿を指し、
「亢龍」とは天高く昇りつめた龍で
富貴や栄華を極めた姿を意味します。
「亢龍」は「衰退」的な意味合いも多いようですが
個人的には「降り龍」は「落ちる・下がる」のではなく
「降臨する」という意味で考えています^^
話が少しそれましたが、
あなたが「願いを叶えたい」「描いている理想がある」
「成功したい物事がある」という場合には
そのすべては「志を立てる事」から始まるのです。
【稲荷社】
志を立てることからすべてが始まる
武村亞希子さんは次のように話しています。
勢いよく活躍している人たちがすべて龍かといえば、
実はそうではないのです。
志を打ち立てて初めて龍として出発できるわけで、
龍ではないものがたまたま時流に乗ったからといって、
雲を呼んで雨を降らせることなどできません。
誰にも認められない、無視されるような冬の時代に
志を打ち立ててこそ本物の龍として出発できるという「確乎不抜」は
私が『易経』で最も好きな教えです。
私自身は安岡正篤師が「易経」の本を書いているくらいしか知らず、
引き寄せの法則と潜在意識の法則しか
学んだことはありませんので
その方向からお話させていただければ
これは引き寄せの法則や潜在意識の法則でも同じです。
多くの人が「願いを叶えたい」と思い
引き寄せの法則や潜在意識の法則を学ぶのですが
「強い願い」ではないことが多いのです。
「強い願い」であれば、
始めは漠然とした願いだったとしても
思い続け、願い続けているうちに
段々明確なイメージが出来てきます。
そうすることで
より明確な行動を取れるようになるのです。
諦めなければ願いが叶う
そして、その行動の多くは
「楽しいこと」だったり
「熱意を持てるもの」だったりします。
ですから、引き寄せの法則や潜在意識の法則では
「楽しい事をしていたら願いが叶っていた」とか
「熱意を持って打ち込んでいたら理想が現実になっていた」
という表現になるのです。
ですが、多くの人は
そうなる前にすぐに諦めてしまったり
止めてしまいます。
ですから、願いもかないませんし
「飛竜」「亢龍」にもなる事が出来ません。
「強い願い」も「志」も表現の角度は違いますが
「自分の理想を現実にする」という点では同じです。
自分の願いを叶えたり、理想を現実にするためには
「確乎不抜」という言葉を心に留めておいていただけると
今、あなたが不遇の時代だったとしても
志や願いを持つことで「潜龍」となり、
その志や願いを持ち続けることで「本物の龍」となれるのです。
私の願いの一つに
「このブログを通じて多くの人を成功と幸福に導く」
というモノがあります。
あなたが今回のお話から何かを得て頂いて
「本物の龍」となれる事が私の願いでもあるのです。
という感じで今回はこのあたりで失礼します。
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