引き寄せの法則と潜在意識を実践し願いを叶える記録

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幸せの法則【幸福を感じる4つの因子とは】

こんにちは

クローバーです^^

 

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今回の引き寄せの法則や潜在意識の法則は

人間学で「幸せの法則【幸福を感じる4つの因子】」です。

 

 

【目次】

「幸福」を研究する前野隆司さん

 

あなたは「あなたに幸せって何ですか?」

と聞かれた時に明確な答えはあるでしょうか?

 

「人間はどうすれば幸せになるのか?」とか

「本当の幸せとは何でしょうか?」

「幸せな世界を実現するには」という事を

古来から多くの思想家や哲学者、心理学者などが

その問いに対する答えに挑んできました。

 

先ほどの「幸せ」に関しての質問に対して

脳科学、ロボット学者で「科学の立場」から

一つの答えを出した人がいます。

 

その人とは

慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科

委員長で教授の前野隆司氏です。

 

今回のお話は致知2018年10月号より

前野隆司氏のお話の内容です^^

 

前野氏について簡単にお話しますと

山口県のご出身で東京工業大学を卒業し、

同大学院で修士課程修了し、カメラで有名なキャノンで勤務され、

カリフォルニア大学バークレー校客員研究員、

ハーバード大学客員教授、慶應義塾大学理工学部教授などを経て

現在の慶應義塾大学大学院の

システムデザイン・マネジメント研究科委員長・教授です。

 

ハーバード大学、カリフォルニア大学と言えば

世界の大学でもトップクラスの大学として有名ですね。

 

そのような世界でトップクラスの大学で研究してきた前野氏は

子供のころから「エンジニアになる」と決めていたと言います。

 

その理由は、子供の頃に

ー日本は小さな島国で資源もない。

だから科学技術の力で新しいモノを創り、

工業の力で国を繁栄させていかなくてはいけない。

物が豊かになれば、国も豊かになるー

という事を聞いていたからだと言います。

 

それをよく聞かされていた前野少年は

「自分がこの国を豊かにするんだ!」と

理想に燃えていたのです。

 

https://www.instagram.com/p/ByIONdrlNkr/

【素戔嗚神社の境内の石碑】

 

目標を紙に書くことの意味

 

誰しも小さい頃に影響を受けたことで

理想に燃えることもあるものです。

 

ですが、その影響を受けたことに対して

いつまでも情熱を持ち続けられる。という人は

私を含めてほとんどいないでしょう。

 

話は脱線してしまいますが、

よく成功哲学の分野などで

「目標を紙に書いて見えるところに置いておく」

という話があります。

 

私自身もいつも目にする機会を作り、

眠る前と起床直後のアファメーションの時に

私の目標を目にすることにしています。

 

その理由は「夢や目標がブレない事」です。

 

私たちはつい目先のことにとらわれてしまい、

自分自身の夢や目標、理想などを忘れたり、

違うものに置き換えてしまいます。

 

ですから、私たちの夢や願いがブレないように

紙に書いたり、いつも見える状態にしておくのです。

 

前野さんがそれをやっていたかどうか分かりませんが、

子供の頃に「エンジニアになってこの国を豊かにする!」

という崇高な情熱を持ち続けていた。という事は

代えがたい事実なのです。

 

前野氏はキャノンではカメラのモーター、

大学ではロボットの研究開発に携わっていきます。

 

しかし、ある時に

「科学は本当に人々を幸せにしているのだろうか?」

という疑問を持ったのです。

 

その疑問に対して調査した結果、

日本の実質GDPは50年で約6倍になっているのに

日本人の「生活への満足度」は1950年と最近で

ほとんど変わる事がなかったのです。

 

確かに私自身もそうですが

「よりよい生活」を求めるモノですので

「これが最高に幸せな状態」と思うことは余りなく、

「もっと幸せな状態があるのではないか」と思いがちです。

 

それが「人間」と言ってしまえばそれまでですが、

前野さんは人間の心や幸せを感じるメカニズムを

明らかにする研究を始めたのです。

 

その研究によって

「自己肯定感が高い人は幸せ」とか

「感謝する人は幸せ」など膨大な研究結果を

得ることが出来ました。

 

そこから「幸せになれる因子」を得られたのです。

 

https://www.instagram.com/p/ByC6SRilYh6/

【素戔嗚神社の千住おおはし】

 

幸福になれる4つの因子

 

それは次の4つの因子になります。

 

・第1因子「やってみよう!因子」

(自己実現と成長の因子)

 

・第2因子「ありがとう!因子」

(繋がりと感謝の因子)

 

・第3因子「なんとかなる!因子」

(前向きと楽観の因子)

 

・第4因子「ありのままに!因子」

(独立と自分らしさの因子)

 

という事になります。

 

第1因子「やってみよう!因子」は

人生の大きな目標や日々の目標を持ち、

それを実現していくために自分の強みが分かっている。

または強みを活かすために学習・成長しようとしている人は

幸せであるという事を示しています。

 

「自己実現や成長」といった「自分に向けての幸せ」

 

第2の「ありがとう!因子」は、人に感謝して、

人のために何かをしたい、

誰かを喜ばせたいという気持ちが強く、

様々な人と交流を持っている人は幸せ。という事です。

 

「感謝と利他」といったいうように

「他人に向かう幸せ」という感じになります。

 

第3の「なんとかなる!因子」は

幸せには前向きさや楽観性が必要だということを示しています。

 

「何とかなる!」と前向きに楽観的に

チャレンジしていけることが必要です。

 

最後の第4因子は「ありのままに!」は

周りの目を気にせず「自分らしく生きる事」が

幸せに繋がることを示しています。

 

この4つの因子をみると

「以外に普通」とか「そのまま」とか

思う人もいるかも知れません。

 

というより、多くの人が

そのように思うのではないでしょうか。

 

 

 

前野隆司さんによる幸福の法則

 

それについて前野氏は

次のように話しています。

 

四つの因子の話をすると、「以外に普通ですね」

「当たり前ではないですか」と言う人もいますが、

それはそのはず。

私はあくまで皆さんが日頃漠然と考えている幸せの要因を、

因子分析に基づいて統合しただけですから。(中略)

そして重要なことは、この四つの因子は

「たぶんこうだろう」という思いつきではなく、

あらゆる幸福に関する研究やアンケート結果をコンピューターにかけ、

因子分析によって導き出した統計的な法則、

いわば「幸せの法則」と言ってよいものだということです。

 

(引用:致知2018年10月号)

 

重要なことは

「4つの因子を知る」という事ではなく

「4つの因子=幸せの法則」をどう活用していくか。

という事になるでしょう。

 

なぜなら「4つの因子を知っても幸せになれない」

という事を思う人もいるかも知れませんが、

実は簡単に人の「幸福度」を上げることが出来るのです。

 

例えば第1因子の「やってみよう!」では

職場や友人同士、家族など何人かのグループで

「お互いの夢や身近な目標をシェアする」とか、

第2因子の「ありがとう!因子」では

感謝の言葉を伝えあったりする。など

難しいモノではありません。

 

他にも第4の因子「自分らしく」では

「自分らしい点を発表しあう」など

簡単に出来ることもあります。

 

これらの方法は前野さんのワークで

実際にやっている事たちです。

 

他にも私たちの日々の生活の中に

「お互いに褒め合う」「感謝の言葉を伝え合う」

というような、ちょっとした意識付けで

「幸福度」は高まっていくのです。

 

そのように話すと

何となくチープというか「幸福ってその程度なの?」

と思ってしまいがちです。

 

ですが、私自身、今回のお話をしている時に

職場など私の周りの人たちのことを

ふと思い返してみましたが、

あまり「幸福度」は高くないように感じます。

 

「特に目標を持っていない」という人や

「感謝の言葉」がなかなか言えない人、

「いつも後ろ向きで心配性な人」など

先ほどの因子と反対の人があまりに多いのです。

 

という事は

私たちすべてが4つの因子を知り、理解し、

幸福度を上げるためのワークを実践して行けば

「幸せ」と感じられる日々も増えていくのではないでしょうか。

 

私の願いの一つに

「このブログを通じて多くの人を成功と幸福に導く」

というモノがあります。

 

あなたが4つの因子を実践することで

あなたの望んだ通りの人生を得ていただくことが

私の願いでもあるのです。

 

という感じで今回はこのあたりで失礼します。

 


素盞雄(スサノオ)神社~Susanoo Shrine- Tokyo~

 

 

 

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