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将門塚【首塚・大手町の勝運と勇気のパワースポット】

こんにちは

クローバーです^^

 

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今回のパワースポットと神社さん巡りは千代田区大手町に鎮座されている将門塚です^^

 

 

 

【目次】

将門塚(首塚)とは

将門塚(首塚)とは、一言で言えば平将門公の御首(みしるし)をお祀りする東京都指定の史跡です。

 

一説によりますと京都で晒されていた将門公の御首が東に向かって飛び去ったそうで、その時に何度か落ちたのですが、落ちた場所はいずれも神社となっているそうです。

 

そして、最後に武蔵国豊島郡柴崎村に落ちました。その落ちた時の音は凄まじかったそうで、関八州に轟き、三日三晩大地は鳴動したと言われています。

 

人々はとても驚き、恐れ、平川観音堂に供養して、塚を築いて手厚く葬り、冥福を祈ったところ鎮まったそうです。

 

恐らくそれが将門塚の始まりだと思われます。

 

時は流れて、嘉元年間(1302年~1305年)将門塚が荒れ果ててしまった事で疫病が蔓延し、天変地異が起こり、住民が困り果てていました。

 

1307(徳治2)年、遊行中だった他阿真教上人が将門公に「蓮阿弥陀仏」の法号を贈り、将門塚を修復して供養したことで鎮まりました。

 

その後、住民たちの願いで他阿真教上人はこの地に留まり、時宗寺院・芝崎道場日輪寺を開基したのです。

 

その2年後の1309(延慶2)年には将門公は神田明神に合祀しています。

 

ちなみにですが、現在の将門塚の場所は神田明神の創建の地でもあります。

 

将門公が命を落とされたのが940(天慶3)年で、塚が修復され、供養されたのが鎌倉時代に入ってからということになります。

 

日本三大怨霊としての将門公と将門塚(首塚)の祟り

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日本三大怨霊と言えば、崇徳天皇・平将門公・菅原道真公です。

 

崇徳天皇は金毘羅宮のご祭神でもありますし、道真公は天神社のご祭神としても知られています。

 

将門公も神田明神にお祀りされているように「人神」としてお祀りされています。

 

「人神」となるには

・アマテラス様やオオクニヌシ様のように「祖霊」を神格化する場合

・秀吉公や家康公のように生前に優れた功績を残し、その功績を後世に伝えようとする場合

・「この世に恨みを残して祟りを起こすことを恐れて、それを鎮めるためにお祀りする」という場合です。

 

「三大怨霊」と形容される三柱は3つ目に該当しますので、将門公の御首(みしるし)をお祀りする将門塚も「祟り」などが言われるのでしょう。

 

よく言われている「祟り」というのは

・関東大震災の後に大蔵省の仮庁舎を建設するために将門塚が壊されかかると、関係者が病気になったり、早速整爾大臣を含め、十数人も亡くなれた。

・1940年、大蔵省の建物が落雷で全焼。

・GHQの命令で塚を壊そうとしたら、ブルドーザーが横転して運転手が亡くなり、工事が中止となる。

といったような、かなり恐ろしいモノばかりです^^;

 

 

 

将門塚(首塚)とカエルの置物

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将門塚の塔婆の周りにはカエルの置物がたくさん置かれていますが、この理由として挙げられているのはいくつかあります。

 

・京都で晒されていた将門公の御首(みしるし)が胴体を求めて飛んで帰ってきたからという説。

・大手町という場所柄、左遷や移動になったビジネスマンがまた帰ってくるようにという願掛けでカエルの置物を置いていくという説。

・将門公の娘の滝夜叉姫が将門公の復讐のために筑波のガマの毒気を浴びて妖術使いになって妖怪たちを引き連れて朝廷転覆をするためにガマに乗って現れる。という創作からという説。

・将門公の本拠地、茨城にある信仰のある山に「ガマ石」があり、将門公と親交のあったカエルという説。

 

など、いくつかの説があります。

 

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本当にたくさんのカエルの置物です。

 

パワースポット・将門塚(首塚)のご利益

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上の写真は「将門塚板石塔婆」で昭和45年に再建されたもので「平将門 蓮阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 徳治二年」と記されています。

 

という事は、将門塚の塔婆の前で二拍手している人を多く見かけますが、「合掌」が正しいという事になるのでしょうか。

 

家康公は江戸城を開くにあたり、将門公への挨拶を忘れず行ったことが江戸の繁栄につながったと言われています。

 

もしかしたら、家康公のブレーンの天海僧正がそのようにしたのかも知れません。

 

いずれにしても、家康公のように誠心誠意願う事でご利益を頂けると言われています。

 

また「勝負運の向上」「勇気と決断力を与えてくれるパワースポット」としても知られています。

 

 

 

終わりに

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先ほどの三大怨霊と祟りの話が有名ですので、私自身もかつて将門塚はとても怖いところではないかと思っていました。

 

そして、初めて行ってみた時には大手町の将門塚に着くまでにとても緊張したのを覚えています。

 

ですが、実際に行ってみると「祟り」や「恐ろしい」というようなイメージとはまったく異なり、静かで落ち着いていて凛とした美しい空気感の場所でした^^

 

それから幾度となく行かせて頂いていますし、神田明神で将門公の神札も頂いています^^

 

ですから、成田山新勝寺にも行くことはないと思いますし、それくらい魅力的な場所だと感じています。

 

機会があれば、ぜひ行かれてみてはいかがでしょうか^^

 

という感じで今回はこのへんで失礼します。

 

将門塚(首塚)の動画


将門塚(平将門公の首塚)【千代田区大手町の勝負運のパワースポット】

 

ご覧いただいたすべての人に幸運が届きますように♪

 

将門塚(首塚)の改修工事

「将門塚保存会」のホームページに2020年11月12日更新で「改修工事のお知らせ」が記されていました。

 

工事期間は2020(令和2)年11月~2021(令和3)年4月末までとなっています。

 

その期間は参拝することができないようですが、手を合わせる神棚のようなものは置かれているようです。

 

将門塚保存会ホームページ改修工事のお知らせ

masakado-zuka.jp

 

将門塚(首塚)のアクセスや最寄り駅

所在地:〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目2−1外
最寄り駅:
●大手町駅C5出入口

関連サイト:

・将門塚保存会

masakado-zuka.jp

・神田明神

www.kandamyoujin.or.jp

 

将門塚(首塚)周辺地図

 

 

 

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