こんにちは
クローバーです^^
今回参拝させていただいた神社さんは、神奈川県川崎市に鎮座されている「新城神社」さんです^^
【目次】
新城神社とは
「新城神社」の「新城」とは「神奈川県川崎市中原区新城中町」という地名から付けられた御社名です。
「新城」は南武線に「武蔵新城駅」を中心に商店街や住宅地が広がる地域です。
その歴史は古く、平安時代末期から新田開発が行われていて「稲毛本荘検注目録」にも、その様子が残っているのです。
また、明治時代の廃藩置県後には「神奈川県」に属し、桃や野菜が作られるようになりました。
「新城」という地名の由来は、平安時代末期に近くに存在した「稲毛庄」に対して新しく開かれた地が「新庄」と呼ばれ、それが転じて「新城」となったと言われています。
そのように平安時代末期からルーツのある土地に鎮座する新城神社さんですが、創建年は不明です。
ですが、元禄7年(1694年)の棟札があることから(元禄7年9月領主中川左平太重奥建立と記されているそうです)江戸時代中期には「おしんめいさま」として地域の人々に親しまれていたと言われています。
「おしんめいさま」とは、あとでご祭神のところでも触れますが、漢字で書くと「お神明さま」という事ですので「神明神社」はアマテラス様をお祀りする神社さんです。
元禄7年(1694年)と言いますと徳川将軍は「犬公方」として知られる5代将軍綱吉公の時代(在位1680年~1709年)で、松尾芭蕉、伊原西鶴、近松門左衛門などが活躍した時代で知られる「元禄文化」の時代です。
そのように江戸の華やかな時代から、戦中、戦後などの厳しい時代まで、この地の人たちを見守り続けた神社さんと言えるのでしょう。
現在では「溝口(みぞのくち)神社」の兼務社となっていて、御朱印も溝口神社さんで頂けるそうです^^
新城神社のご祭神とご利益
・天照大御神
・五十猛命
・菅原道真公
先ほどもお話しましたが、江戸時代から「おしんめいさま」と呼ばれ親しまれてきましたので、アマテラス様をお祀りしています。
アマテラス様は、言わずものがな「太陽神」ですので「国家安泰」「開運招福」「諸願成就」のご利益となります。
「五十猛命(イソタケルノミコト)」とは古事記での「大屋毘古神(オホヤビコ)」とされていて「木の神さま」です。ご利益は「病気平癒」「厄除」などです。
菅原道真公と言えば「学問の神さま」と共に右大臣にまで出世した事もありますので「立身出世」のご利益でも言われています。
新城神社の御神木
新城神社には鳥居をくぐった、すぐのところに大きなご神木があります。しめ縄と紙垂(しで)が付いていますので神聖な存在と言えるでしょう^^
また、カラーコーンとロープで御神木の周りを囲っていますので、触って欲しくないという事なのでしょう。
ですが、ロープの外から眺めているだけでも心地の良い気分にしてくれる素晴らしい御神木です^^
新城神社の境内社
天王社:牛頭天王(ごずてんのう)
元は天神社の境内社だったと言われています。
牛頭天王はスサノオ様と同神とされていますので、厄除開運、諸願成就のご利益があります。
石神社:石凝姥命(イシコリドメノミコト)
三種の神器の1つ「八咫の鏡」を作った神さまで、ニニギノミコトの「天孫降臨」の際にも随伴した神さまです。
鉄鋼守護や産業開発のご利益があります。
稲荷社:ウカノミタマノミコト
商売繁盛、五穀豊穣のご利益で知られていますウカノミタマノミコトがお祀りされています。
立派な石造りの鳥居(台輪鳥居)もあります^^
終わりに
広い境内と立派な御神木があり、とても美しい神社さんですが、毎年夏になると「納涼盆踊り」が開催されるようです^^
それを知ったうえで新城神社の鳥居をくぐり、広い境内を眺めると、私が小さい頃に地元の神社のお祭りに行って縁日を楽しんでいた日々を何となく思い出すようなノスタルジックな気分になりました^^
素晴らしいご社殿があったり、長い歴史や神秘的なエピソード、または有名なご利益がある神社さんもとても魅力がありますが、ノスタルジックな気分になることもまた、神社さんの魅力の一つかも知れません^^
とても静かで落ち着いた空間で、どこか懐かしさを感じる心地の良い神社さんですので、お近くにお越しの際は、ぜひともご参拝されてみてはいかがでしょうか^^
という感じで今回はこのへんで失礼します。
新城神社の動画
ご覧いただいたすべての人に幸運が届きますように♪
新城神社のアクセスや最寄り駅
所在地:〒211-0044
神奈川県川崎市中原区新城389
最寄り駅:
JR南武線「武蔵新城」駅南口より徒歩約7分
電話番号
044-822-3776(溝口神社)
・公式サイト(溝口神社サイト内)
・神奈川県神社庁のページ
新城神社周辺地図
【関連コンテンツ】