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【時の鐘(鐘つき堂)】薬師神社【埼玉県川越市の病気平癒のパワースポット】

こんにちは

クローバーです^^

 

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今回のパワースポットと神社さん巡りは、埼玉県川越市に鎮座されています「薬師神社」さんです^^

 

 

 

【目次】

【時の鐘(鐘つき堂)】薬師神社さんとは

御由緒によれば、「薬師」と御社名にあるので、なんとなく予想はできると思いますが元々は「瑞光山醫王院常蓮寺」というお寺だったそうです。

 

その瑞光山醫王院常蓮寺というお寺さんが明治維新の時に「薬師神社」になったということです。

 

昔は本町(現在の元町周辺でしょうか)にあったということなのですが、1623(元和9)年に現在の地に遷ってきたそうです。

 

ということは、記事を書いている現在が2022年ですので、遷ってきてからだとしてもすでに約400年の歴史があり、実際にはそれよりも歴史が長いということになりますね^^

 

現在の地に遷ってきた1623年というのは、近い年の出来事で言いますと、1600年に関ケ原の合戦があり、1603年に江戸幕府が開府となりますので諸説あるかもしれませんが一般的に「江戸時代が始まった時期」と言われています。

 

その後、1614年に大坂冬の陣があり、翌1615年に大坂夏の陣で豊臣家が滅亡するという時代で1623年はそれから10年も経っていない時ですので、まだまだ世の中が混沌としていた時代だったのではないでしょうか。

 

そのような時代に当時は「常蓮寺」というお寺さんだったですが、川越の人たちを現在に至るまで見守り続けていてくださったことでしょう。

 

薬師神社さんと川越市の小江戸

埼玉県川越市は「小江戸」と呼ばれ、人気の観光地の一つです^^

 

「小江戸」というのは「江戸のように栄えた町」とか「江戸を感じさせる町」というような一種の比喩表現です。

 

川越以外にも千葉県香取市の佐原や栃木県栃木市の栃木宿があり、こちらの3つの市の市長さんや市民の皆さんが集り、交流を深める「小江戸サミット」というものがあり、2011年の東日本大震災で中止になった以外は1996年に栃木市で開催されて以降2019年まで毎年開催されていました。

 

他にも千葉県夷隅郡大多喜町や神奈川県厚木市、山梨県甲府市なども「小江戸」と呼ばれることもありますが、こちらの川越市は江戸時代から「世に小京都は数あれど、小江戸は川越ばかりなり」と謳われていたほど小江戸として歴史があるようです。

 

薬師神社さんのご祭神やご利益

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ご祭神:

・大己貴命

・少彦名命

 

先ほども少し触れましたが、「薬師」とつくほどですので本尊は薬師如来で高さ60センチメートルの立像ということですが、明治時代の「神仏分離令」の影響で、常蓮寺が廃寺となり、「薬師堂」が「薬師神社」となり、ご祭神が「国造り神話」で知られる「大己貴命(大国主命)」とその相棒的神様でありました「少彦名命」となっています。

 

ご利益に関してですが、境内の御由緒書きによりますと「商売繫盛・五穀豊穣・病気平癒(特に眼病)にご利益がある」とされています。

 

特に「眼病・病気平癒」のご利益で知られる神社さんですので、少彦名命も医薬、医療、健康などのご利益で知られていますが、元の御本尊の「薬師如来」の影響を色濃く残しているのかも知れません^^

 

 

 

薬師神社さんの時の鐘(鐘つき堂)

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「小江戸」と呼ばれる川越の「ランドマーク」「シンボル」ともいえるのが、地元では「鐘つき堂」と呼ばれ、地域の人々に愛されていますこちらの「時の鐘」です^^

 

こちらの小江戸・川越のランドンマークともいえる時の鐘ですが、元は「鐘楼守」という鐘つき堂の番人さんが決まった時間を知らせていたのですが、現在でも機械式ではありますが、午前6・正午・午後3時・午後6時に川越の町に「時」を報せてくれているそうです^^

 

現在のものは明治26年に起きた「川越の大火」ののちに再建されたものということですが、最初のものは時代区分で言うと江戸時代の寛永年間(1624年~1644年)に当時、川越藩主だった酒井忠勝によって建設されたと言われています。

 

酒井忠勝と言えば、江戸幕府第3代将軍の家光公、第4代将軍の家綱公の時代に老中、大老と幕府の要職に就いた人物で、その初陣ものちの徳川幕府第2代将軍となる秀忠公に従い関ケ原の合戦(真田氏との上田合戦)だったそうで、秀忠公や家光公からの信頼が厚い人物として知られています。

 

そのような優れた歴史上の人物が今(2022年)から約400年も昔に建設した「時の鐘(鐘つき堂)」は1958(昭和33)年に川越市の有形文化財に指定され、1996(平成8)年には環境省の「残したい日本の音風景100選」に選出されています^^

 

薬師神社さんの稲荷神社さん

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御社殿を正面にみて、右奥の方に稲荷神社さんが鎮座されています。

 

朱色の鳥居が一基と比較的立派な石造りの鳥居が一基あり、祠もとてもきれいにされています^^

 

先ほどの薬師神社さんの御由緒書きにも記されていますが、こちらの稲荷神社さんは出世開運や合格祈願のご利益があるそうです。

 

金比羅宮の石碑

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薬師神社さんの境内には3つの石碑があり、その一つには「金比羅宮」と記されている石碑があります。

 

金比羅宮は神仏分離令以降には大物主様や崇徳天皇をお祭りされることが多いのですが、それ以前は「金比羅権現」とも言い、香川県琴平町の象頭山に鎮座する山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神さまで、本地仏は不動明王、千手観音、十一面観音など諸説あるようです。

 

ですから、金比羅宮の石碑があるのは「神仏習合」時代の名残なのかも知れません。

 

 

 

終わりに

川越氷川神社さんに参拝に行こうと思っていて、せっかくなのでその周辺の神社さんを探していました。

 

川越のランドマークの「時の鐘」は何となく知っていましたが「薬師神社」という神社さんについては川越氷川神社さんの周辺の神社さんを調べて行く過程で知ることができました^^

 

恐らく多くの人も、当時の私と同じように「時の鐘」は知っていても「薬師神社」さんを知っている人は少ないのではないでしょうか。

 

病気平癒(特に眼病)のパワースポットとして知られている神社さんですので、川越周辺にお越しの際には、ぜひとも参拝されてみてはいかがでしょうか^^

 

という感じで今回はこのあたりで失礼します。

 

【時の鐘(鐘つき堂)】薬師神社さんの動画


www.youtube.com

 

ご覧いただいたすべての人に幸運が訪れますように♪

 

【時の鐘(鐘つき堂)】薬師神社の最寄り駅やアクセス

所在地:(〒350-0855)埼玉県川越市伊佐沼574

最寄り駅:

◼︎西武新宿線 本川越駅から徒歩約27分

◼︎東武東上本線 川越市駅から徒歩約29分

◼︎東武東上本線 ・JR川越線 川越駅から徒歩約45分

 

【時の鐘(鐘つき堂)】薬師神社周辺地図

  

 

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