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江島神社【神奈川県藤沢市の金運、縁結びのパワースポット】

こんにちは

クローバーです^^

 

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今回のパワースポットと神社さん巡りは神奈川県藤沢市に鎮座する「江島神社」さんです^^

 

 

 

【目次】

江島神社とは

江島神社の創建は古く、「江島縁起」によりますと552(欽明天皇13)年の創建とされています。

 

また、その創建の起源も伝説的なものとなっています。

 

諸説あるとは思いますが、一説によりますと4月12日の夜から23日の朝まで大地が震動し、天女が十五童子を従えて現れ、江の島を造ったとされています。

 

そして、神宣(しんせん)に基づき、欽明天皇の勅命で島の洞窟(現在の岩屋)に神様をお祀りしたのが江島神社のはじまりとされています^^

 

欽明天皇とは第29代目の天皇です。

 

聖徳太子で有名な推古天皇が第33代目の天皇なので聖徳太子より少し前の天皇ということになりますね。

 

552年というのは歴史の時代区分で言いますと「古墳時代」になります。

 

個人的にこの時代の周辺のことは神社さんで遭遇する機会が少ない時代ですので、あまり詳しくはないのですが、推古天皇や聖徳太子の少し前という話をしましたので、「飛鳥時代」のイメージでした。

 

飛鳥時代は飛鳥に宮都が置かれていた崇峻天皇5年(592年)から和銅3年(710年)にかけての118年間、または聖徳太子が摂政になった推古天皇元年(593年)から藤原京への遷都が完了した持統天皇3年(694年)にかけての102年間といわれています。

 

ですので、江島神社が創建されたとされる552年は古墳時代ということで、さらにこの年は「538年説」もありますが、百済から「仏教が伝来した年」でもあるのです。

 

そのような時代からこの地を護り続けていたのでしょう。

 

江島神社のご祭神とご利益

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ご祭神:江島大神(タギリヒメノミコト、イチキシマヒメノミコト、タギツヒメノミコト)

 

比較的メジャーなご神名ですと「宗像三女神」と同神ですが、宗像大社(宗像神社)ではないですので「江島大神」となります。

 

また、広島の厳島神社・大願寺、滋賀県の竹生島神社・宝厳寺と共に「日本三大弁天」と称されていて、6月10日に竹生島で「三大弁天祭」が行われ、江島神社と厳島神社と竹生島の弁天様をすべて参拝することができるのです^^

 

ご利益で言いますと、金運、芸能、神社全体で言いますと「縁結び」のご利益やさらに「江ノ島」全体も「岩屋の洞窟」が、かつて修験道の開祖・役小角や弘法大師空海、日蓮聖人などが籠り修行したとされていますし、島全体が「龍の巣」と形容されるほどのパワースポットともいえるのです。

 

 

 

朱の鳥居

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現在の鳥居は1936(昭和11)年に山田流筝曲(そうきょく)の家元・林敏子さんが再建・寄進してくれたもので、とても鮮やかで美しい鳥居です^^

 

ご社名が記された琵琶の形をしたものは有名ですね。

 

江島神社の瑞心門

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竜宮城を模して造られた瑞心門(ずいしんもん)です。

 

通常「ずいしんもん」は随神門(随身とも書く)は神域に邪悪なものが入り込むのを防ぐために御門の神様をお祀りしている門ですが、「瑞心門」とは「人々が瑞々しい心でお参りできるように」と名付けられた門なのです。

 

蟇石(ガマ石)と無熱池

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写真は蟇石(ガマ石)で修業の邪魔をするガマを良真上人が法力念力で封じ込めたそうですが、そのガマは物凄い大きさだったのでしょう。

 

岩の頂上に祠がありますが、もしかしたら、良真上人を祀っているのかも知れません。

 

写真には写っていないのですが、ガマ石の下には無熱池があり、龍が棲んでいてどんな干ばつの時にでも干からびることはない。とされている池です^^

 

弁財天童子像

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瑞心門をくぐってすぐのところに弁財天童子像があります。

 

江島神社の鎮座1450年を記念して奉献された像で、弁天様が十五童子と白龍を従えて降臨した像でしょう。

 

縁起に曰く

「欽明天皇十三年卯月十二日戌刻よリニ十三日辰刻に至るまで江野南海湖水湊口に雲霞暗く蔽いて転地震動すること十日に余れり諸々の天象龍神水火雷電山神鬼類夜叉羅刹、雲上より磐石をくだし海底より塊砂をふき出すその後竭雲収まり軽霞まきしりぞいて海上に忽ちに一つの嶋を成せり。即ち江野になぞらえてこれを江野嶋という天女雲上に顕れ、白龍、十五童子を従え、この嶋上に降居したまえり」

 

江島神社の奉安殿

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こちらの奉安殿には先ほども少し触れましたが「日本三大弁天」として知られる八臂弁財天(はっぴべんざいてん)と裸弁財天の妙音弁財天(みょうおんべんざいてん)がお祀りされています。

 

八臂弁財天は八本の手に宝珠や宝剣、宝弓(何を持っているかというのは、その時代や彫刻家の考え方によって異なるそうです)などを持つ勝運の神様で、2019年に「国の重要文化財」に指定されていますし、妙音弁財天は琵琶を抱えていて音楽芸能の女神で市の重要文化財に指定されています。

 

江島神社の辺津宮(へつみや)・下之宮(しものみや)

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辺津宮は田寸津比賣命(タギツヒメノミコト)をお祀りしていて、江島神社の中で一番下に位置してることから「下之宮(しものみや)」とも称されています。

 

創建は古く、1206(建永元年)年に鎌倉幕府第3代目の征夷大将軍の源実朝公が創建した歴史あるお社で「島の玄関口」にあたります。

 

拝殿の前の賽銭箱はお金を入れると音が鳴る珍しい仕組みと共に巾着の形をしていて、これまた珍しい形をしています^^

 

白龍王黄金浄水(銭洗白龍王)

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弁財天と龍神様は岩屋洞窟にお祀りされていて、ご霊水で金銭を洗うと「金運向上」や「財宝福徳」が受けられるということで、現在ではこちらの白龍池に移されて白龍王が授ける清浄な水で清めると福徳がもたらされるそうです。

 

参拝された時には、ぜひご霊水で金銭を洗ってください^^

 

また、とても興味深いのは、池の真ん中らへんにお賽銭箱がありますので、なかなか上手にお賽銭を入れることができない不思議な位置に設置されています。

 

八坂神社

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江戸時代には「天王社」としてお祀りされていましたが、1873(明治6)年に現在の「八坂神社」にご社名が変更になりました。

 

ご祭神は建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)で「江島大神」と「宗像三女神」が同一神であるとすれば、スサノオ様は江島大神の父神様ですので、父神様をお祀りしているということになります。

 

稲荷社・秋葉社

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八坂神社の隣に稲荷社、秋葉社があります。

 

秋葉稲荷・与三郎稲荷・漁護稲荷など、江島に鎮座していた小さな祠を合祀したお社ということです。

 

ご祭神は豊受気毘賣命(とようけひめのみこと)火之迦具土神(ほのかぐつちのかみ)で、特にカグツチ様は「火の神様」で「火防」のご利益があることから、江戸時代は火事が多かったのでお祀りされています。

 

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こちらは稲荷社・秋葉社のとなりにあったのですが、しめ縄と紙垂が施されているので未来の御神木でしょうか^^

 

宋国伝来の古碑

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こちらの石碑は鎌倉幕府第3代将軍の源実朝公が宋に使節を送った時に、慶仁禅師から贈られた石碑とされています。

 

慶仁禅師とは鎌倉時代の「鶴岡八幡宮寺」の僧で江島神社の辺津宮を実朝公の命で創建した「良真」が教えを受けた人物とされています。

 

実朝公が僧に使節を送った年は1204年ですので、現在は2020年です実に800年以上も古い歴史があるようです。

 

 

 

江島神社の大イチョウ(むすびの樹)

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江島神社が「縁結びのパワースポット」といわれる理由の一つが、こちらの「むすびの樹」です^^

 

二本の幹が一つの根で結ばれているという御神木で、こちらのイチョウのように結ばれたいという願う多くの人々から信仰されている霊木です^^

 

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数年前に参拝させていただいた時には、このように立派な枝ぶりも誇っていましたが、今はバッサリ刈り取られていました^^;

 

猿田彦大神の碑

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1832(天保3)年に建てられた碑で庚申塔の一つです。

 

猿田彦大神は「導きの神」「道開きの神」と言われている神様ですので、参拝者さんたちが無事に参拝を終えられるように導いてくださっているのかも知れません^^

 

碑の執筆者は、藤沢宿の儒者や書家として知られた阿部石年です。

 

江島神社の中津宮

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中津宮のご祭神は市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)をお祀りしています。

 

中津宮は現在では「中津」というご社名の通り「真ん中」に位置していますが、元は「上之宮」として853(仁寿3)年に慈覚大師によって創建されました。

 

慈覚大師といえば「円仁」の名でも知られていて、最澄や空海と共に「入唐八家」の一人としても知られています。

 

こちらの中津宮は朱色が鮮やかで美しく、社殿の脇には水琴窟も備えた庭園があります^^

 

山二つ

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江ノ島をちょうど二分する境となっている事から「山二つ」という事です。

 

上から見ると瓢箪のような形をしているそうです。

 

個人的には神社さんや神々様にしかあまり興味がないのでよく分かりませんでしたが、いわゆる「名所」という事です^^

 

力石・亀石とイチョウの御神木

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江戸時代に日本一の力持ちといわれた岩槻藩(埼玉県越谷市)の三ノ宮卯之助が奉納した石は重さ80貫という事で、現在の重さで言うとなんと320キロという事です。

 

さすが日本一の力持ちは、その重さの石を持ち上げたということでしょうか^^;

 

奉納岩槻卯之助持之八拾貫と刻まれているそうです。

 

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こちらの亀石とイチョウの御神木はパワーがあると言われていますが、確かにどちらにもしめ縄と紙垂がしてあり、「神聖なモノ」を表しているのでしょう。

 

江島神社の奥津宮

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ご祭神:多紀理比賣命(タギリヒメノミコト)

 

タギリヒメノミコトは江島大神の中の一番上の姉神さまという事で「安らかに海を見守る神さま」と言われています。

 

悪縁切りや才能アップの強力なパワースポットです^^

 

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辺津宮、中津宮、奥津宮の中で最もパワーが強いとされるのが、こちらの奥津宮です^^

 

私自身、これといったスピリチュアル的な能力があるワケではない一般的な神社さん好きなので「パワー」と言われても、その強弱や数値的なモノは分かりませんが^^;そんな私でも確実に静かで凛と引き締まった空気感が分かります^^

 

参拝させていただいた時は非常に暑さを感じる日でしたが、こちらの空間だけは特別な空気感でした。

 

江島神社の八方睨みの亀

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奥津宮の拝殿天井には「八方睨みの亀」が掲げられています。

 

手水舎や先ほどの「亀石」などいたるところに「亀」が安置されている印象ですが、こちらの八方睨みの亀は1803(享和3)年に酒井抱一によって描かれた「正面向亀図」の復元で、瑞心門のところの唐獅子を描いた片岡華陽氏が1994年に復元したものという事です。

 

どこから見ても睨んでいるように見えるそうですが、正直、奥津宮の美しさに惹かれていたので、本当に睨まれているように見えるかまで確認してきませんでした^^;

 

江島神社の龍宮(わだつみのみや)

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ご祭神:龍宮大神(ワダツミノミヤノオオカミ)

 

ここでの「龍」は「わだつみ(わたつみ)」と読み、「わだつみ」の語源は「海(=わた)」津「霊(=み)」という事で「海の神さま」として広く知られています。

 

「海の神さま」と言いますと大綿津見神(わたつみのかみ)が有名で、ご神名も近いですね^^

 

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こちらの「龍宮」は江島神社の発祥地の岩屋洞窟の真上に建てられているので男性的な龍神エネルギーがあるパワースポットです^^

 

奥津宮と共に、ぜひとも足を運んでいただきたいお社です☆彡

 

恋人の丘「龍恋の鐘(りゅうれんのかね)」

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「相模湾を荒らしていた五頭龍を江ノ島に降臨した弁天様が、その五頭龍を改心させたそうです。その時、改心した五頭龍は弁天様に恋をして結ばれた」という弁天様と五頭龍の伝説があります。

 

その伝説を基に造られた「龍恋の鐘」です。

 

誰が名付けたか分かりませんが、ネーミングセンスが素晴らしいですね^^

 

カップルで行かれる場合には鐘をお二人で鳴らして、その後「南京錠」にお二人の名前を書いて金網に付けますと「永遠の愛が叶う」そうです^^

 

ちょっと見えにくいですが、上の写真でも鐘の前にビッシリ詰まっているのは多くのカップルの願いが込められているカラフルな南京錠です☆彡

 

 

 

終わりに

今回は時間の都合で江島神社発祥の地である岩屋まで行く事が出来なかったのが少し残念でした^^;

 

ただ、奥津宮や龍宮などには参拝する事が出来ましたし、特に奥津宮の心地良さや素晴らしさを感じる事が出来ただけでも十分すぎるほどでした^^

 

とはいうモノの、実際に岩屋まで行ってみると、また違った感想があるかも知れませんので、次回は予定を詰め過ぎずに江島神社に参拝したいですね♪

 

「島全体がパワースポット」と形容される美しい江ノ島と江島神社を、ぜひ参拝されてみてはいかがでしょうか^^

 

という感じで今回はこのへんで失礼します。

 

江島神社の動画


江島神社【縁結び・金運のパワースポット】

 

ご覧いただいたすべての人に幸運が届きますように♪

 

江島神社のアクセスや最寄り駅

所在地:〒251-0036 神奈川県藤沢市江の島2丁目3−8

最寄り駅:

・小田急線「片瀬江ノ島」駅

・江ノ島電鉄「江ノ島」駅

・湘南モノレール「湘南江の島」駅

※各駅から徒歩約15~23分

電話: 0466-22-4020

公式サイト:

enoshimajinja.or.jp

 

江島神社周辺地図

 

 

 

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