こんにちは
クローバーです^^
今回のパワースポットと神社さん巡りは
東京都西東京市にある「田無神社」さんです^^
【目次】
- 田無神社さんとは
- 尉殿大権現(じょうどのだいごんげん)・金龍神さまとは
- 田無神社さんのご祭神とご利益
- 田無神社さんの五龍神さま
- 撫で(なで)龍:運気上昇のご利益
- 御神木・金龍木
- 楠木正成像:勝運・厄除けのご利益
- 野分初稲荷神社:商売繁盛、福運招来
- 煩大人神社(わづらいうしじんじゃ)鹽竈神社(しおがまじんじゃ)
- 大黒様と恵比須様
- 参拝を終えて
- 田無神社さんの参拝動画
- 田無神社さんのアクセスや最寄り駅
- 田無神社さん周辺地図
田無神社さんとは
田無神社さんと言えば
「五龍神」さまで知られていて
東京でも屈指のパワースポットと言われています^^
ご由緒によれば
創建は鎌倉時代で尉殿大権現(じょうどのだいごんげん)
と呼ばれ、龍神様をお祀りしていました。
後ほどお話しますが
尉殿大権現(じょうどのだいごんげん)が
五龍神さまの中心でもある「金龍神」様です。
その後、明治の時代に入ると
熊野神社さんや八幡神社さんを合祀して
「田無神社」さんと社号を改めたそうです。
ですから、五龍神様が有名ですが
ご祭神としては大国主様が主祭神となるのです。
田無神社さんの公式サイトには
次のように書かれています。
田無神社の創立は正応年間(建長年間説もありますが、いずれも鎌倉期、十三世紀)です。谷戸の宮山に鎮座し、尉殿大権現(じょうどのだいごんげん)と呼ばれていました。ご祭神は龍神様です。
(中略)
尉殿大権現は明治五年(1872年)に熊野神社、八幡神社を合祀し、田無神社と社名を改めました。その際に、主祭神・大国主命と須佐之男命(すさのおのみこと)、猿田彦命(さるたひこのみこと)、八街比古命(やちまたひこのみこと)、八街比売命(やちまたひめのみこと)、日本武尊命(やまとたけるのみこと)、大鳥大神(おおとりのおおかみ)、応神天皇(おうじんてんのう)をお祀りして、現在に至っています。
(引用:田無神社さん公式サイト)
尉殿大権現(じょうどのだいごんげん)・金龍神さまとは
尉殿大権現(じょうどのだいごんげん)とは
級津彦命 (しなつひこのみこと)
級戸辺命 (しなとべのみこと)
の二柱を指します
「シ」は「風」や「息」を意味する古語で
「ナ」は「長い」とすることから「息が長い」となります。
日本書紀ではイザナギ様とイザナミ様が日本を生んだ時に
朝霧が掛かっていたため、イザナギ様が息を吹きかけた時に
その息が神さまとなり2柱が誕生されたそうです。
ちなみに「級津彦命」の「彦」は男性を意味して
「級戸辺命」の「辺」は女性を意味することから
2柱は男女一対でお祀りされていることが多いそうです。
「風の神様」と形容され、
鎌倉時代の「元寇」の時に「神風」として
日本を護った神様としても知られています。
田無神社さんの公式サイトによると
すべての命の源である水と、よろずの災を祓う神を司る豊饒と除災の守護神
と、されています。
「水を司る」というところは
恐らくですが「雨風を司る」として
「雨=水」の神様としたのかも知れません。
水や雨を司る神様は龍神様が多いので
そのまま「金龍神」様とされたのでしょう。
「よろずの災いを祓う」というのは
「風の力」で祓っていくという意味でしょうし
実り豊かな作物を得るためには
「暴風」などを抑える必要があるので
「風の神様の護り」が必要だったのでしょう。
田無神社さんのご祭神とご利益
・大国主命(おおくにぬしのみこと)
・尉殿大権現(じょうどのだいごんげん)金龍神
・五龍神(金龍神、青龍神、赤龍神、白龍神、黒龍神)
・須佐之男命(すさのおのみこと)
・猿田彦命(さるたひこのみこと)
・八街比古命(やちまたひこのみこと)
・八街比売命(やちまたひめのみこと)
・日本武尊命(やまとたけるのみこと)
・大鳥大神(おおとりのおおかみ)
・応神天皇(おうじんてんのう)
先ほどの公式サイトのご由緒にもありましたが
田無神社さんは五龍神で有名ですが
主祭神は大国主様ですし、スサノオ様やサルタヒコ様など
多くの神々様をお祀りしています。
オオクニヌシ様は「縁結び」、
スサノオ様は「厄除・商売繁盛」などで知られ、
サルタヒコ様は「道開きの神様」として有名です。
日本武尊は武神、農業の神として
国土安泰、商売繁盛のご利益があり
大鳥大神さまはアマテラス様の「天岩戸」の逸話で活躍した
「天児屋命(アメノコヤネ)」と同一視されますので
「祝詞の神様」として知られていて、
「学問成就」「出世開運」で知られています。
また、八街比古命、八街比売命は
「道を守る神様」という事で、
久那土神(くなどのかみ)と三柱で「道祖神」とされ、
邪気の侵入などを防いでくれています。
応神天皇は「八幡さま」として
全国の八幡宮にお祀りされている文武の神様です。
田無神社さんの五龍神さま
田無神社さんには「五龍神様」がいらっしゃいます。
五龍神様は本殿(金龍神様)を中心に
東西南北でそれぞれ鎮座されています。
本殿:金龍神
東:青龍神
南:赤龍神
西:白龍神
北:黒龍神
金龍神様に関しては
先ほどの尉殿大権現様のところでお話しましたので
ここでは四龍神様についてお話していきます^^
東の青龍神様:発展
春を象徴し、風や樹木を司っています。
音楽などの芸術や「積極性」など
新芽が出るように発展へとお導きくださいます。
南の赤龍神様:先見の明
夏を象徴する「火の守護神」です。
他にも
学業や昇進、勝負事などを司り
「先見の明」を与えてくださいます。
西の白龍神様:金運、結婚などの「収穫」
秋を象徴する「金属の守護神」です。
また「秋」は「実りの秋」などと言われるように
「収穫」の象徴でもありますので
結婚や金運などの収穫に導いてくださいます。
北の黒龍神様:新鮮な気
冬を象徴する「水、雨の守護神」です。
水や雨はすべての命の源でもあるので
流水のような新鮮な気を保たせてくれて、
健康運や夫婦運、交際運などを司っています。
撫で(なで)龍:運気上昇のご利益
石を掘って造られている「撫で龍」が鎮座しています。
龍の頭と「珠」を撫でると
運気が上昇すると言われています。
龍の頭と珠の部分の色が変わっているので
多くの人がこちらの龍から良い運を
授かったことでしょう^^
御神木・金龍木
拝殿のすぐ隣に御神木・金龍木があります。
市の天然記念物に指定されているイチョウの木で
「金龍木」の名称の由来は金龍神様が休んでいる。
と言われていることからです。
よく御神木は触れられることをあまり好まない。
と言われていることから
私自身は「触れてください」と言われている御神木以外は
触れることはありません。
こちらの御神木は触れてパワーを授かっても良いので
御神木好きの私としてはとても嬉しいです^^
楠木正成像:勝運・厄除けのご利益
南北朝時代の英雄・楠木正成公の像です。
余り内容を覚えていないので詳しくは書けないのですが、
昔「太平記」を読んでいた時に楠木正成公を知り、
何とも言えない心境になったのを覚えています。
「戦の神」としてお祀りされていて
こちらの像が破損しているのは
戦に向かう兵士たちが「武運長久」を祈念して
お守りとして削っていったのが理由だそうです。
湊川の戦で敗れ、
刺し違えて共に旅立った弟の楠木正季(まさすえ)が
「七生まで人間に生まれ変わり、朝敵を滅ぼしたい」
と言ったとされ「七生報国」の言葉の元になったことで
知られています。
野分初稲荷神社:商売繁盛、福運招来
「野分」とは「台風」の古称で
「嵐を呼び起こす稲荷様」という意味で
「野分初稲荷神社」という名前が付いたそうです。
田無神社さんの公式サイトには
田無神社の野分初稲荷神社は室町時代からの永きに渡ってこの近辺で崇拝されて来た古社です。
とありますので、もしかしたら
この地に鎮守されていた地主神様かも知れませんね。
感謝と敬意をもって
必ず参拝しておきたいお社ですね^^
煩大人神社(わづらいうしじんじゃ)鹽竈神社(しおがまじんじゃ)
右が鹽竈神社(しおがまじんじゃ)で
塩土老翁(しおつちのおじ)神様をお祀りしていて
「安産、虫封じ」のご利益があるとされています。
シオツチノカミ様ともいい
豊富な知識で困難になっている神々様に
知恵を与える神さまとしても知られています。
左が煩大人神社(わづらいうしじんじゃ)で
煩大人神(わづらいうしのかみ)をお祀りする社です。
和豆良比能宇斯能神とも書き、
イザナギ様が黄泉の国から帰ってきたときに
「禊」をした際に脱いだ衣服から生まれた神さまです。
「厄除」のご利益があります。
大黒様と恵比須様
左側に大黒様の「打ち出の小槌」があり、
恵比須様の「鯛」を叩いてお願い事をします^^
また、中央に鎮座されている
大黒様と恵比須様を触れることができて
触ることで金運や良縁などのご利益をいただけます。
他にも「財運」や「芸能上達」で知られる弁天様や
「病気平癒」のご利益の少名彦さま、
スサノオ様をお祀りしている「津島神社」さんなど
まだまだ参拝するところはたくさんあります^^
参拝を終えて
田無神社さんに参拝させていただいたのは
今回で2回目になります。
この日は檜原村の九頭龍神社さんで
滝行をしてきた帰りに、
ふと「田無神社に立ち寄ろ」と思ったのです。
もしかしたら
「神社さんにお呼ばれした」のかも知れません^^
「東京屈指のパワースポット」と呼ばれるようになり
参拝される人々が途切れることなくいらっしゃいました。
九頭龍神社さんで滝行をして
その帰りに「五龍神様」にお会いできるのですから
この日は余程、龍神様にご縁があったのかも知れません^^
といった、私自身の事情はさておいて^^;
美しい拝殿や御神木をはじめ、
各方角を守護されている龍神様を探したり
道祖神様を見つけたりと、とても楽しい神社さんです。
もちろん「楽しい」といっても御神前ですので、
騒いだり、はしゃいだりせずに
感謝と敬意をもって参拝してみてはいかがでしょうか。
なかなか参拝に行くことが出来ないという人も
多くいると思いますので
田無神社さんの参拝動画を作りましたので
良かったらご覧ください^^
田無神社さんの参拝動画
ご覧いただいたすべての人に幸運が訪れますように♪
田無神社さんのアクセスや最寄り駅
田無神社社務所
〒188-0011 東京都西東京市田無町3-7-4
電話番号:042-461-4442■電車
西武新宿線「田無駅」北口より徒歩6分■バス
◇JR中央線「武蔵境駅」北口バス停留所より、ひばりヶ丘駅行きに乗車(所要時間約10分)
「田無駅」バス停下車徒歩6分
◇西武池袋線「ひばりヶ丘駅」バス停留所より、武蔵境駅行き/田無駅行きに乗車(所要時間約10分)
「田無駅」バス停下車徒歩6分
◇JR中央線「吉祥寺」バス停留所より、花小金井行きに乗車(所要時間約20分)
「田無3丁目」バス停下車徒歩0分
◇JR中央線「三鷹」バス停留所より、北裏,田無橋場行きに乗車(所要時間約15分)
「田無3丁目」バス停下車徒歩0分
関連サイト:田無神社 公式ページ(東京都 西東京市)
田無神社さん周辺地図
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