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古事記の世界【アマテラス様の岩戸隠れ】

こんにちは

クローバーです^^

 

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【天照様を祀る芝大神宮(関東のお伊勢様)】

 

今回の古事記の世界は

アマテラス様の「岩戸隠れ神話」です。

 

 

 

【目次】

高天原に入るスサノオ様

 

この「岩戸隠れの神話」については

特に誰かに教わったワケではなくても

不思議と多くの人が「何となく」でも

知っている事が多い神話の一つです。

 

簡単にお話しますと

アマテラス様が「天岩戸」に引き籠ってしまい、

悪神がはびこり、あらゆる災いが起こるので

神々様が知恵を出し合ってアマテラス様を

岩戸から引き出した。という神話です。

 

まず、なぜアマテラス様が

「天の岩戸」に引き籠ることになったのか。

という所から話を始めていきましょう。

 

前回のお話で

アマテラス様とスサノオ様は

「誓約(うけい)」を行いました。

 

そして、スサノオ様がご自身の勝利を宣言し、

高天原へと入って行くことになります。

 

なぜアマテラス様とスサノオ様が

誓約をしたかと言いますと、

父神さまのイザナギ様から「三貴子」様は

それぞれ「高天原(アマテラス様)」

「夜の食国(ツクヨミ様)」「海原(スサノオ様)」

お与えになり、治めるように命じられます。

 

アマテラス様とツクヨミ様は

それぞれの領地を治めていたのですが、

スサノオ様は泣いてばかりいました。

 

そこでイザナギ様が理由を尋ねると

「お母さんに会いに根の国行きたい」

というのです。

 

それを聞いてイザナギ様は激怒し、

スサノオ様を海原から追放するのです。

 

そこでスサノオ様は追放される前に

アマテラス様に挨拶に行こうと思い、

高天原に向かうのです。

 

すると、アマテラス様は

スサノオ様が自分の領土を奪いに来たと思い、

戦闘態勢を整えるのです。

 

そのお姿を見て、

スサノオ様が慌てて弁解をするのですが

それを証明する方法として「誓約」を提案するのです。

 

そして、スサノオ様の十拳剣を

アマテラス様が噛み砕き、吹き出すと

そこから3柱の女神が誕生します。

 

今度はアマテラス様の勾玉を

スサノオ様が噛み砕き、吹き出すと

そこから5柱の男神が誕生します。

 

そこでスサノオ様が

「私の心が清いから生まれた子が女性だった!」

と勝利を宣言して

アマテラス様もご納得なされたのです。

 

いろいろとツッコミどころの多い神話ですが^^;

そこから、今回の「岩戸隠れの神話」に繋がるのです。

 

「誓約」の神話の詳しい話はこちらの記事です^^

↓ ↓ ↓

www.hikiyose-senzaiishiki.com

 

誓約で勝利を宣言したスサノオ様は

高天原に入ってすぐに暴れだすようになります^^;

 

アマテラス様の岩戸隠れ

 

田の畔(あぜ)を破壊して溝を埋めてしまい

さらに神様に新穀を備える祭祀を執り行う御殿に

なんと「便の大きい方」をまき散らしたのです。

 

アマテラス様は、それを咎めるどころか

「どちらも理由があるのでしょう」と言って

スサノオ様をかばうのでした。

 

するとスサノオ様の暴れん坊ぶりは

さらに激しくなっていきます。

 

アマテラス様が神に捧げる衣(神御衣・かんみそ)

を織らせている織屋の屋根に穴をあけて、

マダラ模様の馬の皮を剥ぎ、

そこに落とし入れたのです。

 

驚いた天服織女の一人が

「梭(ひ)」という機織りの道具で

陰部を刺してしまい死んでしまうのです。

 

これにはアマテラス様もお怒りになり、

「天の岩戸」に引き籠ってしまうのです。

 

アマテラス様は「天照」と書きますので、

字のごとく「世界を照らす神様=太陽神」です。

 

その太陽神がお姿を隠されたので

高天原も葦原中津国も闇に閉ざされてしまいます。

 

すると、悪神がはびこり、

あらゆる災いが起こるようになります。

 

困った神々様は高天原に流れる

「天安之河原(あめのやすのかわら)」に集い、

相談するのです。

 

笑いに包まれる高天原

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【アメノウズメ様を祀る宮之咩神社】


その主導権を託されたのは

造化三神の一柱タカミムスビ様のお子神様で

知恵者として名高い思金神(オモイカネ)です。

 

作戦を考えたオモイカネ様は

常世長鳴鳥(とこよのながなきどり=鶏)

集めて鳴かせ、合図にします。

 

そして、鍛冶師の天津麻羅(アマツマラ)を探し、

伊斯許理度売命(イシコリドメノミコト)に、

八尺鏡(やたのかがみ)を造らせ、

玉祖命(タマノオヤノミコト)に

八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)を造らせます。

 

天児屋命(アメノコヤネ)と布刀玉命(フトダマ)に

占いを命じ、上の枝に八尺瓊勾玉を、

中の枝に八尺鏡、下の枝に白と青の布帛(ふはく)を

取り付けた榊をフトタマ様に持たせるのです。

 

そして、

アメノコヤネ様が「祝詞(のりと)」を唱え、

天手力男神(アメノタヂカラオ)

岩戸の脇に隠れ準備を整えます。

 

天宇受賣命(アメノウズメ)

神憑りして胸をさらけ出し踊りだすと

高天原に神々様の笑いが轟くのです。

 

すると、アマテラス様は

ご自分がお隠れになることで

外は闇に包まれているハズなのに

神々様が楽しそうなことが気になります。

 

そして岩戸の扉を少し開けて

「なぜ、みんな楽しそうなのか?」と尋ねます。

 

これがオモイカネ様の狙いだったのです。

 

 

 

アマテラス様の復帰とスサノオ様の追放

 

アマテラス様の問いに

「貴方様より高貴な神さまが現れたので

それを喜び祝っていたのです」

アメノウズメ様がお答えになります。

 

すかさず、アメノコヤネ様とフトダマ様が

「八咫鏡」を差し出すのです。

 

そしてアマテラス様は

その「鏡に映っている御自身のお姿」を見て

「新しい尊い神さま」だと思い、

もっとよく見ようと岩戸を少し開けるのです。

 

そこで隠れておられたアメノタヂカラオ様が

アマテラス様の御手をとって、

岩戸の外へ引きずり出すのです。

 

続いてフトダマ様が素早く岩戸に

「しめ縄」を張ります。

 

「しめ縄」を張ることで

アマテラス様が岩戸に入れないようにする。

という意味があり、

これが「しめ縄の起源」とされています。

 

ですが、

「神域」や「神さまが宿る場所を示す」

「結界」などの意味もあるので

「アマテラス様が入れなくなる」というのは

やや不思議な気がしなくもないです^^;

 

いずれにしても、

アマテラス様が岩戸から出てこられたことで

高天原も葦原中津国も明るくなったのです。

 

そして、騒動の元凶になったスサノオ様は

「永久追放」の決定がなされ、

髯を切り、手足の爪を切って

高天原から追放となるのです。

 

追放となったスサノオ様は

五穀の神様と出会い、

その後ヤマタノオロチ退治の英雄として

五穀で人類を潤し、厄除・開運の神さまとして

お祀りされていく事になるのです。

 

という感じで今回はこのあたりで失礼します。

 

今回の動画は

「御岩山」に「天の岩戸」があると言われる

「御岩神社」の動画です^^

(※動画は拝殿メインで「天の岩戸」はありません<(_ _)>)

 


【日本最強クラスのパワースポット】御岩神社~oiwa shinto shrine In Hitachi, Ibaraki~

 

 

 

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