こんにちは
クローバーです＾＾
今回、お会いさせていただいた神様は
国之常立神(クニノトコタチノカミ)さまです＾＾
今回、ご紹介させていただくのは
「日枝神社」さんと「御岩神社」さんです。
【目次】
- 別天津神(ことあまつかみ)様と神代七代(かみよななだい)
- 国之常立神(クニノトコタチノカミ)さま
- 国之常立神(クニノトコタチノカミ)のご利益
- 国之常立神(クニノトコタチノカミ)様をお祀りする神社
- 【終わりに】
別天津神(ことあまつかみ)様と神代七代(かみよななだい)
国之常立神(クニノトコタチノカミ)さまは
「͡別天津神(ことあまつかみ)」様が出現されたのちに
「神代七代(かみよななだい)」と呼ばれる１２柱の
神々様の１代目に出現された神様です。
もしかしたら、
ほとんど何を言っているのか分からない。
という人も多いかも知れませんので
「別天津神」様と「神代七代」の神々様について
少し触れていきましょう。
ちなみにですが、「１２柱」とありましたが
神々様を表す「単位」は「柱」で数えますので
アメノミナカヌシノカミ様、タカミムスビ様、
カミムスビ様の「造化三神」は「３柱の神々様」
と表すのです。
「別天津神」様とは
アメノミナカヌシノカミ様、タカミムスビ様、
カミムスビ様の「造化三神」が現れ、
姿は見えないですが世界を作る根源的な力を持つ
「特別な存在」とされています。
造化三神に続き「天を形成する生成する能力」とも言える
宇摩志阿斯訶備比古遅神(ウマシアシカビヒコジ)が出現し、
次いで「天の礎」とも言える天常立神(アメノトコタチノカミ)
が出現するのですが、こちらの５柱の神々様は「独神」で
出現した後すぐに身を隠すのですが
こちらの５柱を「別天津神」と言います。
「別天津神」が出現し身を隠した後に現れたのが、
今回の国之常立神(クニノトコタチノカミ)様です。
続いて豊雲野神(トヨクモノカミ)様が出現し、
国之常立神さまも豊雲野神さまも「独神」で
すぐにお姿をお隠しになられました。
続く
宇比地邇神（ウヒヂニノカミ）様と
須比智邇神（スヒチニノカミ）様の出現で
初めて神々様に「性別」が生まれました。
続いて、角杙神（ツノグイノカミ）さまと
活杙神（イクグイノカミ）さま、
意富斗能地神（オオトノヂノカミ）さまと
大斗乃弁神（オオトノベノカミ）さまが出現し
淤母陀琉神（オモダルノカミ）さまと
阿夜訶志古泥神（アヤカシコネノカミ）さまが
男女ペアで出現されました。
そして神代七代の最後に出現したのが
「国生み」で知られるイザナギ様とイザナミ様です。
このようにして「神代七代」では
「性別がハッキリしたペアの神々様」が出現し、
日本列島や様々な神々様を生み、
日本の国土を形作っていくのです。
国之常立神(クニノトコタチノカミ)さま
先ほどもお話しましたが
別天津神の５柱が出現されたのちに
神代七代の１２柱の神々様の１代目に
出現した神さまです。
クニノトコタチノカミさまも
別天津神さまと同じく配偶神や性別を持たない神様の
「独神」さまです。
御神名の「国之常立神」は
「国」はそのまま「国」や「国土」
「常」は「恒常性」や「永遠性」
「立」は「現象」や「状態」が「出現する様子」を
それぞれ表しています。
また「常」を「床」として考え、
「国の礎」や「国の基礎」が完成したことの象徴。
として考えられている説もあります。
いずれにしても、基本的には
「大地」や「国土」の形成に関する神さま
という事において異論はないとされています。
また、クニノトコタチノカミ様の１代前に出現し
「天の形成に関係する」とされる、
「天之常立神(アメノトコタチノカミ)」様と
「大地を形成するクニノトコタチノカミ」様は
対をなす存在と考えられています。
神道の流派の多くは国之常立神さまを
重要な存在ととらえている事が多く、
伊勢(渡会)神道ではアメノミナカヌシノカミ様、
トヨウケ様と共に「根源神」とされ、
吉田神道でも太元尊神(宇宙の根源神)として
神々様の中心に位置づけて
アメノミナカヌシノカミ様と同一神としています。
国之常立神(クニノトコタチノカミ)のご利益
「大地」や「国土」に関係する神さまですので
「国土安穏」や「大地の実り＝五穀豊穣」から
現代では主たる産業は農業ではないので「商売繁盛」、
または「開運招福」などのご利益で知られています。
国之常立神(クニノトコタチノカミ)様をお祀りする神社
お祀りしている神社さんは数多くありますが、
有名な神社さんですと
「神さまに呼ばれていないと辿り着けない」と言われる
「玉置神社」や「目黒最古の神社」と言われる「大鳥神社」、
今回のお話の「日枝神社」と「御岩神社」などがあります。
【日枝神社】
日本の政治・経済の中心と言える永田町に鎮座し、
政財界からの崇敬も厚く
「日本の政治・経済を護る神社」とも言えます。
また、江戸時代には「江戸城の裏鬼門を護る神社」で
江戸城と江戸の街を守護していた神社で
江戸城を守護していた証が「皇城之鎮」と言います。
「東京十社」「東京五社」の一社で
東京では同じく東京五社の一社の明治神宮と共に
「官幣大社」です。
主祭神は大山咋神(オオヤマクイノカミ)様ですが
相殿神として国之常立神さまが祀られています。
かつては天下の江戸城、
現在では日本の政治・経済を守護している日枝神社に
「大地形成の根源神」とも言える国之常立神が
お祀りされているのは
何となく納得できる気がします＾＾
日枝神社の地主神様は「山王稲荷さま」です。
また同じく境内社にはスサノオ様の「八坂神社」と
サルタヒコ様の「猿田彦神社」がお祀りされていますので
地主神様と八坂神社・猿田彦神社の相殿のお社には
ぜひともご参拝ください＾＾
日枝神社の公式サイト
【御岩神社】
御岩神社は
「日本屈指のパワースポット」と言っても
過言ではなと思われる神社さんです。
有名なエピソードとして、
アポロ１４号に搭乗した宇宙飛行士の
エドガー・ミッチェル氏が宇宙から地球を見た時に
「光の柱が見えた」と言います。
後に、その「光の柱」の緯度と経度を調べてみた処、
その場所が「御岩神社」だったというのです。
ご祭神には国之常立神さまを第一に記し、
「国造り」のオオクニヌシ様、
「国生み」のイザナギ様、イザナミ様、
「山の総責任者」と言える山の神・オオヤマツミノカミ様と
「大地」や「国土」に関係する錚々たる神々様が
お祀りされています。
また、「かびれ神宮」や「斎神社」など
「御岩山全体」では１８８柱の神々様が祀られ、
鎮座されています。
御岩神社の公式サイト
⇒http://www.oiwajinja.jp/index.html
【終わりに】
今回はクニノトコタチノカミ様について
お話させていただきましたが、
「大地を神格化した神さま」「国土形成の礎の神様」
など、私たちにはなくてはならない神様という事です。
古事記ではアメノミナカヌシノカミ様から数えて
６番目に出現された神様ですが、
日本書紀では「世界の最初に現れた男神」として
記されている神さまです。
ご参拝された神社さんにお祀りされていましたら
ぜひとも感謝と敬意の気持ちをお伝えしてください＾＾
という感じで今回はこのあたりで失礼します。
【日本最強クラスのパワースポット】御岩神社～oiwa shinto shrine In Hitachi, Ibaraki～
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