こんにちは
クローバーです^^
今回の引き寄せの法則と潜在意識の法則は
人間学で「自分の中の秘めた力で成長し、人生を切り開く」
です。
【目次】
人生を切り開く「内発力」
今回のお話は致知2018年9月号からのお話で
「内発力」についての内容です。
「内発力」という言葉自体には
馴染みがないのではないでしょうか?
私自身もこの言葉は初めて聞いた言葉です。
どのような言葉なのでしょうか。
次のような一節があります。
「内発力」ーこの言葉は辞書にはない。
本誌の造語である。
「内発的」なら辞書にある。
外からの刺激によらず、内からの欲求によって起こるさま、
と説明されている。
内からの欲求によって湧き出す力。
これを称して内発力という。
内発力のない人に真の成長はない。
自ら人生を切り開いた人は皆、内発力の強い人である。
故渡部昇一先生がそうであった。
(引用:致知2018年8月号)
「内発的」という言葉自体は
簡単に言えば「内に秘めた力」でしょうか。
「内に秘めた想い」と言えるでしょうし、
それは言い換えるのであれば
「願い」「希望」「理想」というモノにもなるでしょう。
そのような「内に秘めたモノ」がある人は
「真の成長」を得ることができて
「自らの人生を切り開く事」が出来るそうです。
基本的に引き寄せの法則や潜在意識の法則について
話し続けている当ブログの読者さんは
「願い」「希望」「理想」という事が重要な事は
ご存じのことだと思います^^
引き寄せの法則や潜在意識の法則では
願い、信じ続ければそれが現実になる。のですが、
今回のお話は「成長して、人生を切り開く」
という事に焦点を当ててお話して行きます。
そして、もしかしたらお気付きかも知れませんが
先ほどの一節に「渡部昇一さん」の名前がありました。
渡部昇一さんと聞いてピンとくる人は
かなりの「潜在意識の法則好き」ではないでしょうか(笑)
当ブログでも話の題材になっている
「マーフィー100の成功法則」や
「マーフィー眠りながら巨富を得る」などは
ジョセフ・マーフィ博士の作品です。
マーフィ博士は他にも数多く、
潜在意識の法則について本を書いています。
そして、作品の多くを「訳者」として
名を連ねているのが「渡部昇一さん」なのです。
【湯島聖堂の孔子像】
「マーフィ・潜在意識」の渡部昇一(大島淳一)さんの内発力
知っている人も多いかも知れませんが
「渡部昇一さん」は「大島淳一」というペンネームがあります。
その「大島淳一」さんこそが
「マーフィ100の成功法則」や
「眠りながら巨富を得る」などの訳者なのです。
以前に「歴史や古典から学ぶ」という話をしましたが、
マーフィ博士の潜在意識の法則は
「歴史や古典」とまでは行きませんが
数十年経った今でも色褪せないモノですので
学び続けて行く価値のあるモノと言えるでしょう。
ちなみにですが、
そのお話はコチラです^^
↓ ↓ ↓
先ほどの一節に
渡部昇一さんは「内発力の強い人」
というように書かれていました。
簡単に言えば
「内に秘めたモノ」が強く、
それを維持し続けられるという事です。
致知によると渡部昇一さんは
上智大学1年生の時にお父さんが失業し、
学費の目処が立たなくなったために
「特待生になろう」と決意したそうです。
当時の上智大学の寮には井戸があったそうで、
渡部さんは毎朝5時に起きて井戸水をかぶり、
勉強に励んだそうです。
「内に秘めた目標は全科目100点」です。
そのつもりで勉強に励み、
その結果は2位に200点以上の差をつけて
特待生になる事が出来たのです!
その頃にアメリカ留学の話があり、
2位に200点以上の差をつけて
圧倒的な点数で特待生になった渡部さんが
選ばれるものだと思っていたのですが、
なんと、選ばれたのは別の人だったのです。
他の人が選ばれた理由は
「渡部は社交性がない」という事でした。
何よりも勉強を優先にしてきた
(失礼ながら)貧乏学生を非社交的と
判断されてしまったのです。
それでも渡部昇一さんは腐ることなく
「全科目100点」を目指して勉強を続けました。
そして、英語学はイギリスよりも
ドイツが進んでいると聞いた渡部さんは
ドイツ語の勉強も続けたそうです。
その勉強の甲斐があり、
大学院を卒業して助手になった時に
大学院長に指示されたドイツ語の翻訳を
完璧にこなしたことでドイツ留学の話が決まったのです。
「全教科100点を目指す」という事や
「留学生になる」というような内なる強い欲求から
自分自身を突き動かして努力し続けました。
努力と継続によって
願いを実現させた素晴らしい話だと思います。
「史跡・湯島聖堂の大成殿」
引き寄せの法則や潜在意識の法則の「内に秘めたモノ」
引き寄せの法則や潜在意識の法則では
「楽しいと感じることをやり続けると願いが叶う」
と言われています。
もしかしたら、渡部さんにしてみると
毎朝5時に井戸の水をかぶって勉強する事も
「楽しい事」や「充実していること」という認識で、
あまり「努力をしている」という認識が
なかったのかも知れません。
渡部さんの内に秘めた「叶えたい願い」が
素晴らしい力を生み出して
自分の人生を切り開き、
望んだような人生を創造したのでしょう。
引き寄せの法則や潜在意識の法則には
行動も努力もいらないと思われがちですが
そうではありません。
まさに潜在意識の法則を
国内で誰よりも知っている人のうちの一人が
「潜在意識を通じて願いを現実にした」
という話の決定版ではないでしょうか。
また、今回のお話は「内発力」や
「自分の内に秘めたモノ」に関してのお話ですので
致知にも掲載されていたイチローさんのお話も
参考になると思いますのでお伝えします^^
毎日新聞に掲載されていた話という事ですが
野球の「侍ジャパン」の監督を務めた、
小久保裕紀さんのお話です。
小久保裕紀さんとイチローさんの人間力の差
小久保さん自身もプロ2年目にして
ホームラン王を獲得するようなスーパースターですが、
天狗になってしまい、翌年は散々な成績だったそうです。
その時に三年連続首位打者に向けて驀進中の
イチローさんに「モチベーションが下がった事はないの?」
と聞いたそうです。
すると、イチローさんは
小久保さんの目を見つめながら
次のように話したそうです。
「小久保さんは数字を残すために野球をやっているんですか?」と言った。
「僕は心の中に磨き上げたい石がある。それを野球を通じて輝かしたい」
それを聞いて小久保さんは
自分はなんと恥ずかしい質問をしたのかと
顔が赤くなったそうです。
そして、次のようにおっしゃっています。
彼の一言で「野球を通じて人間力を磨く」
というキーワードを得た。
プロ野球や大リーグで活躍をしていたイチローさんに対して
私自身も「スーパースター」という目で見ていましたし
「自分とは何かが違う人」だと思っていました。
イチローさんだけではなく
大島淳一さん(渡部昇一さん)も同じように
「頭の作りが違う人」と思っていた節があります。
今回のお話で「確かに私とは違う」
と感じたモノがありました。
それは「内に秘めたモノの強さ」です。
私自身も引き寄せの法則や潜在意識の法則、
または神社さんの素晴らしさを多くの人に伝えて、
多くの人を素晴らしい方向に導きたい。
という願いを内に秘めていますし、
2019年7月現在で所属している会社に対しても
「多くの人の役に立って会社を大きくしたい」と思っています。
ですが、
今回のお話に出てきたお二人のエピソードからしたら
まだまだ「秘めたるモノ」の熱力が不足しています^^;
私自身「強い意志」「揺るがない信念」
「燃えるような情熱と熱意」「諦めない決意」
「絶え間ない努力」を座右の銘にしていますが
時として記事が更新できなかったり、
仕事でも疲れて流すような日があります。
それはきっと「内発的なモノ」を
維持できていない時に起こる事だと気が付きました。
もし、あなたがあなた自身を振り返ってみて
「内に秘めたモノ」「内発的なモノ」の有無を
確認してみると良いかも知れません。
もし、それらがあなたの中に見つけられなかった場合は
どうしたら良いのでしょうか?
それはあなた自身の「願い」や「理想の姿」を
認識すると良いでしょう。
あなたの中に「願い」や「理想の姿」があるのでしたら
それが「内発的なモノ」「内に秘めたモノ」の
原石になってくれるハズです。
もし、「願い」や「理想の姿」さえ
見出せていなかった場合には
まず、漠然とでもよいので探してみて下さい^^
引き寄せの法則や潜在意識の法則では
「まず願うこと」から始まるのです。
私の願いの一つに
「このブログを通じて多くの人を成功と幸福に導く」
というモノがあります。
あなたがあなたの「内なるモノ」を見つけ
「内発力」を強くして行く事で
あなたの望んだ通りの人生を得ていただくことが
私の願いでもあるのです。
という感じで今回はこのあたりで失礼します。
【関連コンテンツ】