こんにちは
クローバーです^^
今回、会いに行かせていただいたのは
月読(ツキヨミ・ツクヨミ)様です。
参拝させて頂いた神社さんは
神奈川県川崎市麻生区柿生にある「月読神社」さんです^^
【目次】
- 月読(ツキヨミ・ツクヨミ)さまとは
- 昼と夜が分かれた理由
- 月読(ツキヨミ・ツクヨミ)さまのご利益
- 月読さまがお祀りされている主な神社
- 川崎市麻生柿生にある月読神社
- 月読神社のご祭神
- お末社
- 参拝を終えて
- 月読神社さんの参拝動画
- 麻生月読神社の最寄り駅やアクセス
- 麻生月読神社の周辺地図
月読(ツキヨミ・ツクヨミ)さまとは
よく月読さまは「謎の多い神様」と言われています。
一般的には国生みの神さまとして知られる伊邪那岐神(イザナギ)さまが
黄泉国(よみのくに)から戻った時に、禊をした際に、
右目をすすいだときに生まれました。
この時、
左目をすすいだ時に御誕生されたのが天照(アマテラス)さま、
花をすすいだ時に御誕生されたのが須佐之男(スサノオ)さまで
月読さまと三柱で三貴子と称されています。
御姉神さまの天照さまと御弟神さまの須佐之男さまには
天照さまであれば「岩戸隠れ」のエピソードや
須佐之男さまであれば「八岐大蛇退治」のエピソードなどがありますが
月読さまに関しては、二柱と比べて御名も知られていません。
三貴子とされながらも
お祀りされている神社さんも余り多くないといわれています。
昼と夜が分かれた理由
月読さまのエビソードで知られているのは、
「昼と夜が分かれた理由」ではないでしょうか?
月読さまは天照さまの名を受けて「保食神(うけもちのかみ)さま」に
お会いに行かれたそうです。
喜んだ保食神さまは食べ物を用意して
おもてなしをしたそうです。
月読さまをもてなすための用意した食べ物は
保食神さまの口から吐き出された食べ物でしたので
月読さまは「吐き出した食べ物を食べろというのか!」という感じで怒り、
保食神さまを切り捨ててしまったそうです。
その行為に天照さまはとても怒り、
月読さまとの関係を断ってしまったそうです。
天照さまは「太陽」を象徴する神さまで
月読さまか「月」を象徴する神さまですので
「太陽」と「月」が離れ離れになった事で
昼と夜が一緒になることがなくなったそうです。
月読(ツキヨミ・ツクヨミ)さまのご利益
先ほどの「保食神(うけもちのかみ)さま」は食べ物を象徴する神さまです。
元々「ウケ」「ウカ」などは「食べ物を象徴する言葉」ですので
お稲荷さまとして知られ、五穀豊穣のご利益で知られる
「ウカノミタマノカミ」さまも、その御名に「ウカ」と付きますね。
天照さまの御食事係の神さまの「豊受(とようけ)」さまも
その御名に「ウケ」と付いています。
「保食神さま」は月読さまに切り捨てられ、
その死体から牛馬や蚕、五穀が生まれたため、
月読さまは「五穀豊穣のご利益」と言われています。
「五穀豊穣」は農業が盛んだった時代のご利益なので
現在で言うなら「商売繁盛のご利益」と言えるでしょう。
また、月は海と関連が深いとされ、
「海上安全」や「漁業守護」なども、そのご利益でもあります。
日本書紀によると月読さまが伊弉諾さまに統治を命じられたのは
「青海原」とされていることも影響しています。
ちなみに古事記では海の統治は須佐之男さまで
月読さまは「夜の統治」となっています。
月読さまがお祀りされている主な神社
山形県の月山神社、鳥海月山両所宮、
栃木県の賀蘇山神社、伊勢神宮の月読荒魂社・月読宮、
松尾大社の摂社・月読神社などがあります。
母の実家が山形県で、私も育ったのは神奈川県ですが、
生まれたのが山形なので、小さい時に月山や鳥海山に行った事があり、
月山の山頂の月山神社には行った事があります。
小さい時だったので「行った」という事しか覚えていませんので
とても勿体ない気がします^^;
川崎市麻生柿生にある月読神社
今回、月読さまにお会いに行かせて頂いたのは
神奈川県川崎市麻生区の柿生というところにある「月読神社」さんです^^
参拝させて頂いた日はとても暑い日だった上に
「柿生駅から徒歩23分」とあったのですが、
実際には迷ってしまって駅から1時間以上かかってしまいました^^;
月読神社のご祭神
月読命(つくよみのみこと)
配祀神:大日霊真尊(おおひるめむちのみこと)白山媛命・猿田彦命
大日霊真尊(おおひるめむちのみこと)とは天照さまの別名で、
猿田彦命は、御存じ「道開きの神さま」です。
白山媛命とは菊理媛命(ククリヒメのミコト)として知られていて、
死後の世界で再会した伊弉冉(いざなみ)さまと伊弉諾(いざなぎ)さまの
仲を取り持った神様として知られ、
全国の白山神社に祀られる白山比咩神(しらやまひめのかみ)と
同一神とされています。
「昼と夜が分かれたエピソード」でもお話しましたが、
天照さまと月読さまがご一緒にお祀りされているのは
とても興味深いですね^^
もしかしたら、
アマテラス様とツクヨミ様は
この地で仲直りしているのかも知れません^^
お末社
1534年、五穀豊穣を祈願し月讀宮の分霊を勧請して創建したそうで、
熊野神社、日枝神社、白山神社を合祀し麻生神社となったが
再び月讀神社となったそうです。
そのような背景があり、
熊野神社さんと日枝神社さんがお末社として鎮座されています。
このあたりの空気は大変涼やかで
とても良い空間でした^^
私の住んでいるところからの距離や
駅からの距離などがありますので、なかなか参拝に行く事は出来ませんが、
このようにブログを通じて多くの人に
月読さまや、そのお社についてお話しできて、
とても嬉しく思います^^
参拝を終えて
参拝させていただいたのは
5月の後半だったと記憶しています。
その日は五月の後半にしては
とても暑い日でした^^;
先ほどもお話しましたが
毎度のことながら道に迷い、
1時間くらい歩いてようやく辿り来ました。
ですが、境内に入った瞬間に
すべての苦労が報われた気がするほど
涼しい空気に包まれていました^^
もちろん、道中は民家などが多く
日光を遮るものがなく、境内には多くの木々があることも
大いに関係しているとは思いますが
「境内に入った瞬間に空気が変わる」とは
言い過ぎだとは思えないほど、涼しく心地の良い空間でした^^
恐らくは、冬の寒い日などに参拝したのであれば
「暖かい空間」になっているのではないかと思います。
そのような素晴らしい神社さんに
参拝させていただいて本当に良かったです^^
ぜひ感謝と敬意をもって
参拝してみてはいかがでしょうか。
なかなか参拝に行くことが出来ないという人も
多いと思いますので、参拝動画を作りましたので
良かったらご覧ください^^
月読神社さんの参拝動画
ご覧いただいたすべての人に幸運が訪れますように♪
麻生月読神社の最寄り駅やアクセス
小田急線「柿生」駅北口から
柿22,23,25系統バス「亀井橋」下車 徒歩6分
麻生月読神社の周辺地図
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