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拝殿、本殿の違いや御神木とは【神社さんを学ぶ】

こんにちは

クローバーです^^

 

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今回の「神社さんを学ぶ」は

「拝殿、本殿」とはです。

 

 

 

【目次】

ご本殿とは

 

ご本殿とは、簡単に言えば

神様がお鎮まりになられている場所で

「ご正殿」とも言いまして、

「神社で最も神聖な場所」とされています。

 

そして、通常、多くの場合、

御扉(みとびら)には鍵をかけて閉じられています。

 

また、神社さんによっては

「ご本殿がない」という神社さんも

結構あるのです。

 

全国的有名な神社さんで言えば

「大神神社」が知られています。

 

奈良の大神神社と言えば

古事記の国譲り神話の時に

オオモノヌシ様がオオクニヌシ様に

自分を「倭の青垣の東の山の上」に祀れば

国造りはうまく行く。

と告げられたとされています。

 

なぜ、大神神社に本殿がないかと言えば

背後の「三輪山」を神体山として

お祀りしているからです。

 

三輪山は「神さまが降りてくる神聖な場所」

という事なのです。

 

これが神社の「原初的形態」です。

 

古事記にも登場するような大神神社が

特別というワケではなく、

思っている以上に本殿のない神社さんは

多いのです。

 

例えば、関東周辺で言えば

埼玉県の金鑚神社は御室山(御室ヶ獄)を

御神山としている神社さんです。

 

また、群馬県高崎市の榛名神社さんは

「岩」が本殿となっています

 

余談ですが、古事記に「大神神社」

という名称があったワケではありません。

 

先ほどのオオモノヌシ様の言葉にあった

「倭(やまと)」が現在の奈良県で

「東の山」というのが「三輪山」

という解釈です。

 

御神木などの依代(よりしろ)

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古代の人々は

「いつも神さまは一つの所にいるワケではない」

という考え方をしていました。

 

ですから「お祭り」などの時に

「お呼びして来ていただく」という

考え方だったのです。

 

では、どのような場所に

神さまが宿られると考えられたのでしょうか。

 

多くの場合、美しい木々や山、

または岩などに宿ると考えられていました。

 

この時に神さまが依りつかれるものを

「依代(よりしろ)」と言います。

 

「木」が依代とされる場合は

「御神木」「神籬(ひもろぎ)」

などと呼ばれています。

 

また「山」であれば

「神奈備(かんなび)」「神体山(しんたいざん)」

「岩」であれば

「磐座(いわくら)」「磐境(いわさか)」

などと呼ばれています。

 

東京都荒川区南千住に

「素盞雄神社」という神社さんがあり、

そこには「瑞光石」と呼ばれる石があり、

スサノオ様とアスカ様(コトシロヌシ様)が

降臨されたと言われています。

 

もしかしたら、

古代の人々の考えが影響されて

そのような伝承になったのかも知れません。

 

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【素盞雄神社の瑞光石】

 

「神奈備」に関してですが

山や森に限らず島や岬なども含め、

「神さまがお鎮まりになる場所すべて」を

総称しているとも言われています。

 

御神木に関しては

山や神社さんなどで「しめ縄」が

巡らされている巨木などを指します。

 

ですが、ご神木の場合には

「依代」以外にも「名木」や

歴史のある「古木」または

「神社とゆかりのある木」などを

指す場合もあります。

 

または

「神社にある木はすべて御神木」

という考え方もあるようです。

 

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上の写真は日本でも屈指のパワースポット

と言われる「御岩神社」にあるのですが

恐らく天災などで折れてしまったのでしょう。

 

折れた先から枝というか

新たな木とというか分かりませんが

たくさん生えています。

 

しめ縄が巡らされているので

もしかしたら、神さまが「依代」として

宿っておられるのかも知れません。

 

 

 

拝殿・幣殿(幣殿)

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先ほど、大神神社や金鑚神社などには

「本殿がない」という話をしましたが

もしかしたら「参拝するところがあった」

と疑問に持つ人も多いかも知れません。

 

通常、ご本殿の前にあり、

「祈願などをする場所」は「拝殿」です。

 

「本殿のない神社さん」もありますが、

「拝殿のない神社さん」もあるのです。

 

「伊勢神宮」「春日大社」

「宇佐神宮」というような

全国的に有名な神社さんですが

拝殿がありません。

 

なぜ拝殿がないのかと言いますと

太古では「屋外で神様をお祀りしていた」

という事が、その名残としてあるのです。

 

またある程度大きな神社さんですと

「本殿」と「拝殿」の間に建てられている

「幣殿(へいでん)」という建物があり、

基本的には本殿・幣殿・拝殿と

繋がった造りになっています。

 

「幣殿」は祭祀(さいし)のための空間

として使われるところです。

 

終わりに

「本殿」「拝殿」の違いは

なかなか知る機会がないかも知れません。

 

私自身も神社さんを

多く参拝させていただく前は

「パワースポット巡り」という感じで

「寺院」と「神社」の区別も

大して付いていませんでした^^;

 

それこそ、かつては

豊川稲荷東京別院の「本堂」で

「合掌」ではなく「柏手」を

打っていたこともあります^^;

 

ですが、少しずつ学んでいくうちに

まだまだ浅学非才ではありますが

段々分かるようになってきました^^

 

個人的には

ルールやマナーを守り

神社さんの心地よさを感じたり

感謝や敬意の気持ちで参拝できれば

良いのではないかと思います^^

 

それと共に

少し神社さんへの知識を身に付けると

また違った見方が出来るかも知れませんね^^

 

という感じで今回はこのへんで失礼します。

 


【縁結び・出世、仕事運のパワースポット】日枝神社~Hie Jinja in Tokyo, Japan~

 

 

 

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