引き寄せの法則と潜在意識を実践し願いを叶える記録

引き寄せの法則や潜在意識で学んだ事を記録して行きます

人生で大切なことは歴史から学ぶ

こんにちは

クローバーです^^

 

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今回の引き寄せの法則や潜在意識の法則は

人間学で「人生で大切なことは歴史から学ぶ」です。

 

 

【目次】

小説 上杉鷹山

 

今回のお話は致知2018年10月号より

作家の童門冬二氏と三戸岡道夫氏の対談からの内容です^^

 

お二方とも「サラリーマンから作家活動に入った」

という経歴の持ち主で

さらに言えばお二人とも90代で現役作家という

素晴らしい方々です。

 

お二人には「サラリーマンから作家になった」

という共通点と共に

「上杉鷹山」という共通点もあるのです。

 

童門さんが「小説 上杉鷹山」を書き、

ベストセラーになった後に三戸岡さんが「男たちの藩」

という同じく鷹山をモデルにしたドラマを書いていた時に

初めての対談をされたそうです。

 

ちなみになのですが、

童門さんが書いた「小説 上杉鷹山」は

トヨタの豊田章一朗氏や日産の久米豊氏が

「社員教育のテキスト」として万単位で購入したり、

野村証券や第一證券なども同じく大量に購入し、

文庫版を合わせると200万部くらいの大ヒット作です。

 

私自身、恥ずかしながら

「上杉鷹山」という人物を存じ上げませんでした^^;

 

今回の童門氏と三戸岡氏の対談の内容から

どのような人かが書かれていましたので

簡単に箇条書にしますと

・民のことを第一に考えて改革を行った

・米沢藩主として破産寸前の藩の改革に努めた。

・改革の内容は「節倹励行、財政改革、新田開発」など

・最初は味方は誰もおらず、一人で改革を実行し勇断を下す

という感じでしょうか。

 

そのような姿に誰でも知っているような大企業の

経営リーダーたちの心を掴んだといいます。

 

今回の対談を読んで私も読んでみたいと思ったので

今回のお話を書き終えたら

早速、注文しようと思っています^^

 

https://www.instagram.com/p/Bs0feOnlmyg/

【荏原神社の狛犬】

 

リーダーは人徳と実践

 

ちなみになのですが、三戸岡さん自身も

銀行に勤めていた時に役職が上がるにつれて

「リーダーとはいかにあるべきか」という本を

自然と読むようになり、童門氏の「小説 上杉鷹山」とも

巡り合ったのだといいます。

 

そのことについて三戸岡氏が

次のように話しています。

 

結局、組織とは部下のモチベーションをいかに高め、

団結させ目標を達成していくかにあるわけでしょう。

そして、そのためにリーダーは領民や部下を

愛することが求められる。(中略)

人間関係は相手がいかに偉い人でも、

口先だけの人にはついていこうとは思いません。

そこはやっぱり人徳と実践なのですよ。

 

(引用:致知2018年10月号)

 

「マネジメントの父」と言われるドラッカー氏は

よく「自分が発見する以前よりマネジメントはあった」

という話をしています。

 

まさにその通りなのだなと思う一節ですね。

 

上杉鷹山は江戸中期の大名ですので

200年以上前の人物です。

 

ですが、すでに小説とは言え

トヨタや日産といった日本でもトップクラスの大企業が

社員教育に使うことを実践していたのです。

 

また、三戸岡さんは「二宮金次郎」を

ご自身のライフワークとしています。

 

その中でも「報徳の思想」を形成する4つの柱が

あるといいます。

 

https://www.instagram.com/p/Bs2CYfklWY3/

【荏原神社の拝殿】

 

二宮金次郎の報徳思想

 

その4つの柱というのは

「至誠」「勤労」「分度(ぶんど)」「推譲(すいじょう)」

という事です。

 

「至誠」というのは「誠実」や「まごころ」

という意味になりますし、

「勤労」は「仕事に励むこと」です。

 

「分度」というのは

簡単に言えば「分をわきまえる」という事になり、

「推譲」というのは「分度」により儲けたお金を

「独り占めしない」という事になります。

 

「独り占めしないで半分分け与える」

という事になるのです。

 

金次郎はこの「報徳思想」を農民だけではなく

「藩主」に対しても設定したのです。

 

重い年貢で食べるものがなくなり、

農民の心は荒みきっていましたので

金次郎は農民が働けば働くほど生活が豊かになる仕組みを

藩主にも設定したのです。

 

そうしたことを実践していく事で

二宮金次郎は生涯でなんと約600の村々を

復興させていったといわれています。

 

 

 

積小為大(せきしょういだい)、一円融和

 

童門氏は金次郎について

次のように話しています。

 

私が金次郎の言葉から選ぶとしたら

「積小為大(せきしょういだい)」「一円融和」の

二つを挙げたいですね。

私は若い頃を振り返って、

「大」ばかりをねらっていたきらいがありますが、

この年になって身の回りの小さなものを

積み上げる努力を疎かにしてきたな、と常々反省しています。

九十歳を超えたいまは、どこまでも「小」に徹して

行くよう心がけています。

もう一つの一円融和、これは世界が平和になる原理ですね。

そのためには推譲、つまり自分の持っているものを

差し出す気持ちがなくてはいけないし、

金次郎の報徳思想を世界に広めていけば、

もっと世界は平和になると思います。

 

よく引き寄せの法則や潜在意識の法則でも

「人に与える」という事は重要なことだと

教えられています。

 

金次郎の報徳思想では

「分度したものを推譲する」という事ですが

引き寄せの法則や潜在意識の法則で言えば

「与える」言うことは「物」や「金品」だけではありません。

 

例えば

「笑顔」「優しい言葉」「勇気付ける言葉」なども

「与える」という事になるのです。

 

「分度」したものであれ

「笑顔」や「言葉」などにしても

「人に与える」という事の重要性は変わらないのです。

 

ですから、

あなたが周りの人に与えられるものを考えて

実際に実践してみると良いと思います^^

 

今回は「上杉鷹山」と「二宮金次郎」の話に

少し触れたに過ぎませんが

「歴史」というモノからは学ぶことが沢山あるのです。

 

という感じで今回はこのあたりで失礼します。

 


荏原神社【龍神のパワースポット】

 

 

 

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