こんにちは
クローバーです^^
今回のパワースポットと神社巡りは
東京十社の一社でもある「赤坂氷川神社」です^^
私は毎年必ず「東京十社巡り」を満願しますし、ここ赤坂氷川神社さんは
毎月参拝させて頂いている日枝神社さんからも近いこともあり、
年に何度か参拝させて頂く神社さんです。
赤坂と言えば「オシャレな」とか「高級な」というような修飾語が
すぐに思いつくような場所のイメージが強いですよね。
そんな場所にありながら、氷川神社は
「ここが赤坂なの?」と思うほど、緑に包まれて静かに鎮座されています。
【目次】
- 赤坂氷川神社のご由緒
- 赤坂氷川神社のご祭神
- 赤坂氷川神社のご利益
- 四合(しあわせ)稲荷神社
- 西行稲荷神社
- 九神社
- 赤坂氷川神社の御神木
- 拝殿の横のお末社
- 赤坂氷川神社の狛犬さん
- 江戸七氷川の筆頭
- 赤坂氷川神社の最寄り駅やアクセス
- 赤坂氷川神社さんの周辺の地図
- 赤坂氷川神社さんの動画
赤坂氷川神社のご由緒
赤坂氷川神社のご由緒は公式ホームページに次のようにあります。
天暦5年(951年)武州豊島郡一ツ木村(人次ヶ原)に祀られ、
1000年以上の歴史を有します。
創祀から100年後の治暦2年、関東に大旱魃が発生、
降雨を祈願するとそのしるしがあり、
以来よく祭事が行われました。
江戸時代に入り、幕府の尊信は篤く、8代将軍 徳川吉宗公が
享保元年(1716年)、将軍職を継ぐに至り、同14年(1729年)に
老中岡崎城主水野忠之に命じ、
現在地(忠臣蔵・浅野内匠頭の夫人、瑶泉院の実家・浅野土佐守邸跡)に
現社殿を建立、翌15年(1730年)4月26日に遷座が行われ、
28日に将軍直々のご参拝がありました。
以降、14代家茂公まで、歴代将軍の朱印状(港区文化財)が
下附されました。
1000年以上の歴史がある素晴らしい神社さんでもあり、
「暴れん坊将軍」でも知られる徳川吉宗公が直々に参拝されたりと、
東京十社の一社なので当然と言えば当然ですが、由緒正しい神社さんなのですね。
また、御社殿は安政の大地震、関東大震災、東京大空襲を奇跡的に免れたそうで、
江戸時代当時のままのお姿を残していて、東京都指定の文化財になっています。
御朱印を頂いた時に神職の方が
「東京十社で文化財になっているのは当社と根津神社と神田神社」
とおっしゃっていました^^
赤坂氷川神社のご祭神
素盞嗚尊(すさのおのみこと)
奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)
大己貴命(おおなむぢのみこと)
素盞嗚尊(すさのおのみこと)
素盞嗚さまと言えばヤマタノオロチ退治で有名な神さまですね^^
天照大神さまの御弟神さまで伊弉諾さまから
お生まれになられた「三貴子(天照大神さま、月読さま、素盞嗚さま)」の一柱です。
今回のお話のメインは赤坂氷川神社さんですので
素盞嗚さまについて話し始めると長くなるので(笑)
このあたりで切り上げます(笑)
奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)
奇稲田姫命は先ほどの素盞嗚さまでも少し触れましたが
「ヤマタノオロチ退治」のエピソードのヒロインです。
足名槌(あしなづち)、手名槌(てなづち)夫婦の八番目の娘で
上の七人の姉たちは、ヤマタノオロチに食べられてしまっていて、
最後に残っていたのが奇稲田姫命でした。
その寸前で素盞嗚さまに助けられたので
「良縁の守護神」とも言われる由縁です。
「稲田姫命(いなだひめのみこと)」という御名でも知られています。
大己貴命(おおなむぢのみこと)
大己貴命は別名で「大国主命(おおくにぬしのみこと)」で
「縁結びのご利益」で知られる「出雲大社」の主祭神でもあり、
古事記では「大国主さまの子供の頃の名前」としていますが、
日本書紀では一貫して「オオナムチ」で統一されているそうです。
「国造りの神さま」としても有名な神さまです。
赤坂氷川神社のご利益
どこが定めたのかは不明ですが、
「東京三大縁結びの名社」の一社とも言われるほど、
「縁結び」のご利益は有名ですね^^
先ほどの奇稲田姫さまと大国主さまがお祀りされている事から
なるほどと思います。
他にも、後述しますが「四合稲荷神社」というお末社がありますので、
「商売繁盛」のご利益も期待できますし、素盞嗚さまをお祀りしているので
「心願成就」「厄除」などのご利益も期待できるでしょう。
四合(しあわせ)稲荷神社
四合稲荷神社は「古呂故稲荷」「地頭稲荷」「本氷川稲荷」「玉川稲荷」の
四つの稲荷神社が合祀されることにより名付けられたお社です。
そして、結構知られている話ですが、
このお社の御名を名付けられたのが、当時赤坂に住んでいた
幕末の有名人、坂本龍馬の師匠としても知られる「勝海舟」です。
勝海舟は散歩しながら参拝するほど
ここ赤坂氷川神社の常連だったそうです。
説明文によると昭和9年に新たに
「鈴降稲荷」「縁起稲荷」「明徳稲荷」の三社が合祀されたそうです。
三社とも名前からして縁起が良さそうですね^^
西行稲荷神社
西行稲荷神社は四合稲荷神社の横に鎮座されているお社で
階段の上にお社があり、階段の横には「狐穴」のような祠があります。
火伏のご利益があるそうで
四合稲荷神社と合わせて参拝したいですね^^
九神社
九神社とは天祖神社、春日神社、鹿嶋神社、八幡神社、
諏訪神社、秋葉神社、厳島神社、金刀比羅神社、塞神社の九つの神社を
合祀した神社です。
実は九神社の横に説明書きがあり、
「忠臣蔵で有名な浅野長矩の正室、瑤泉院(ようぜんいん)の実家」
というのが書いてありましたので、
長いこと浅野家をお祀りしているのかと思っていました^^;
赤坂氷川神社にご参拝の際には、
ぜひとも九神社にもお立ち寄りください^^
目印は「浅野家云々」の説明文になります。
赤坂氷川神社の御神木
赤坂氷川神社には樹齢400年もの大銀杏があります。
「再生」や「復縁」のご利益もあるとされていてされていますので、
御神木ファンの人もそうでない人も、ぜひともご神気を頂いてください^^
こちらにも注連縄を結われている御神木があり、
注連縄を結われているということはご神気があるのでしょう^^
拝殿の横のお末社
余り知られていないようですが、
拝殿の横の出入り口から出てみると稲荷神社が二社お祀りされています。
神職の方に伺ったのですが
江戸時代にこの周辺にお祀りされていた稲荷神社を
赤坂氷川神社にお祀りしたとの事でした。
赤坂氷川神社の狛犬さん
一の鳥居をくぐったところにいらっしゃる狛犬さんなのですが、
木の枝が目の前まで迫っています^^;
枝が処理されているのが分かりますが、
数年前までは狛犬さんのお顔に当たったまま枝がすくすく育っていましたので、
狛犬さんもスッキリしたかも知れませんね^^
江戸七氷川の筆頭
また、赤坂氷川神社さんは「江戸七氷川」の筆頭とされています。
「江戸七氷川」とは江戸時代半ばの随筆「望海毎談」に記載された
氷川信仰に関するものと言われています。
それについては明確に「この神社」とわかっているワケではないのですし、
諸説あるようですが、「赤坂氷川神社」「麻布氷川神社」「渋谷氷川神社」
「幡ヶ谷氷川神社」「小石川の簸川神社」などが言われています。
「五社しかないじゃない」と思ったかも知れませんが^^;
一社は赤坂氷川神社さんに合祀されていて、もう一社は不明だそうです。
今回は縁結びや恋愛運などのご利益で有名な赤坂氷川神社さんについて
いろいろお話して行きました。
「東京三大縁結び神社」の一社であり、
「東京十社」の一社であり、
「江戸七氷川」の筆頭でもある素晴らしい神社さんです^^
ぜひ、ご参拝されてみてはいかがでしょうか。
神社さんは聖域ですので、
「敬意と感謝」を忘れることなくご参拝くださいね^^
赤坂氷川神社の最寄り駅やアクセス
・千代田線 赤坂駅
・日比谷線・大江戸線 六本木駅
・南北線 六本木一丁目駅
・銀座線 溜池山王駅
・都バス アークヒルズ前
上記、各駅より徒歩8分
東京十社巡りをされる時には
日枝神社さんから歩いて行くことも出来ます^^
赤坂氷川神社さんの周辺の地図
赤坂氷川神社さんの動画
【パワースポット】赤坂氷川神社~Akasaka Hikawa Shrine- Tokyo~
【関連コンテンツ】