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円山(圓山)随身稲荷大明神・東京都港区の商売繁盛のパワースポット

こんにちは

クローバーです^^

 

 

今回のパワースポットと神社さん巡りは、東京都港区に鎮座されています「円山(圓山)随身稲荷大明神」さんです^^

 

 

 

【目次】

円山(圓山)随身稲荷大明神とは

円山随身稲荷大明神さんは1616(元和2)年に増上寺の御本尊の阿弥陀如来像が桑名城主の本多美濃守から寄進された時に、その阿弥陀如来像を守護するためにお稲荷様がお供につけられたそうなのですが、「阿弥陀如来像のお供」ということで「随身(ずいじん)」の御名が付き、「随身稲荷」と名付けられたということです。

 

本多美濃守とは徳川家康公の重臣の一人、本多忠勝公の長男の本多忠政公です。本多忠政公は歴史にそこまで詳しいワケではない私でも「本多忠勝公」の御名は知っているくらい有名な戦上手で知られる父がいるため、その陰に隠れがちだったり、1600年の「上田合戦」で徳川秀忠公に従軍するも真田幸村とその父の真田昌幸に敗れ、天下分け目の合戦「関ケ原の合戦」に秀忠公と共に遅参してしまうという失態がありますので、あまり目立った活躍がない凡将のようなイメージですが、豊臣家との戦いの「大坂の陣」の「冬の陣」では先鋒を務め、「夏の陣」では敵の首を292も獲るという勇猛ぶりを発揮していますので、その功績によって1617(元和3)年に姫路城主となっています。

 

先ほどもお話ししましたが、1616年に「本多美濃守」が阿弥陀如来像を寄進しているので、その翌年には姫路城の城主になったということでしょう。

 

そのような歴史の背景がありつつ、さらに円山随身稲荷さんは「増上寺の裏鬼門の守護」しているそうです。

 

「裏鬼門」とは「南西の方角」のことで、その反対は「鬼門」で「北東の方角」になりますので、増上寺で言いますと「裏鬼門に円山随身稲荷大明神」が鎮座していて「鬼門(北東)に熊野(ゆや)神社」が守護しているということになります。

 

また、増上寺自体も「江戸城の裏鬼門の守護(ちなみに鬼門の守護は寛永寺)」をしていますので、その増上寺の裏鬼門の守護ですのでとても重要な役割になりますね。

 

円山(圓山)随身稲荷大明神のご祭神やご利益

 

ご祭神:宇迦之御魂神

 

稲荷神社さんですので、ご祭神は宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)です。

 

諸説ありますが「稲荷」とは「稲を荷う」という字が使われていることと「ウカ」とか「ウケ」という言葉が「食べ物を表す言葉」ということで一般的には「五穀豊穣」のご利益で、現在は「稲作」が主たる産業ではないことから「商売繁盛」のご利益などが言われています。

 

また、円山随身稲荷さんは阿弥陀如来像のお供をしていたことや増上寺の裏鬼門の守護をしていることを考えると「厄除け」などのご利益も期待できそうですね^^

 

 

 

芝丸山古墳と円山随身稲荷

 

芝公園には「丸山古墳」という「前方後円墳」があります。

 

前方後円墳と言えば大阪にある仁徳天皇陵古墳が最大で有名ですが、もちろん大きき差は異なりますが形は同じような(実際はだいぶ形も違いますが分類が同じという意味です)、前方後円形の古墳が東京タワーからほど近い、芝公園にあるのです。

 

しかも、(案内板では)全長が106メートルもある都内最大級の古墳で、建造は今から約1700年前の4世紀後半から5世紀と言われています。

 

円山随身稲荷さんは、その古墳の上に鎮座されているのです。

 

円山随身稲荷大明神さんの境内

 

現在では使われていないようですが、手水鉢が奉納されています。

 

 

上の写真の案内板は「丸山貝塚」の案内板です。

 

平成9年に行われた発掘調査では縄文時代中期~後期にかけての貝塚ということが分かったそうです。

 

「縄文時代」と一口に言っても「草創期」では「約1万3千年前~約9000年前」で「日本最古の土器」が出現した時代です。

 

すでに「縄文時代の草創期」だけでも「約4000年」あるわけですので、西暦が始まってから現在の2024年までよりも倍近くの年数があります。

 

ちなみにですが「縄文時代中期」は「約5000年前~約4000年前」ということですので、約4000年前くらいの人々が生活していたということなのですね。

 

終わりに

 

夏の暑い時期に参拝させていただいた神社さんなのですが、上の写真でも何となくお分かりいただけると思うのですが、とても木々に覆われていて涼しい雰囲気さえ感じました^^

 

いわゆる「パワースポット」と言われる場所に行くと夏は周りが暑い中でもひんやりしていたり、冬は周りが寒い中でもなんとなく温かく感じたりするなど不思議な感じがする場合がありますが、こちらの円山随身稲荷さんの周りも木々が生い茂っていたこともありますが、やはり涼しい感じがする場所でした。

 

江戸城を守護している増上寺さんの裏鬼門を守護していて、数千年前から人々が(生活をしているという意味で)集まってくる場所で、さらに古墳の上に鎮座されている円山随身稲荷大明神さんは、お稲荷様の「五穀豊穣や商売繁盛」というご利益以上に不思議なパワーがあるような気がするのは私だけでしょうか。

 

増上寺さんや芝公園などにお立ち寄りの際には、ぜひ参拝されてみてはいかがでしょうか。

 

といった感じで今回はこの辺りで失礼します。

 

円山(圓山)随身稲荷大明神の動画


www.youtube.com

 

ご覧いただいたすべての人に幸運が届きますように♪

 

円山随身稲荷大明神さんのアクセスや最寄り駅

所在地: 〒105-0011 東京都港区芝公園4丁目8−25

交通:

◼︎都営三田線 芝公園駅から徒歩約4分

◼︎都営大江戸線 赤羽橋駅から徒歩約9分

◼︎都営大江戸線 大門駅から徒歩約15分

◼︎都営浅草線 大門駅から徒歩約15分

 

円山随身稲荷大明神さん周辺地図

 

 

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