こんにちは
クローバーです^^
今回のパワースポットと神社さん巡りは東京都江東区に鎮座されています「雉子神社」さんです。
【目次】
- 雉子神社さんとは
- 雉子神社さんのご利益やご祭神
- 雉子神社さんの狛犬
- 雉子神社さんの境内社:三柱神社さん
- 雉子神社さんの御神輿
- 雉子神社さんの御神木
- 雉子神社さんの御本殿
- 雉子神社さんの燈籠
- 最後に
- 雉子神社さんの動画
- 雉子神社さんのアクセスや最寄り駅
- 雉子神社さん周辺地図
雉子神社さんとは
雉子神社さんは「きじじんじゃ」と読みます。多くの場合「雉」の一文字で「きじ」と読むのですが「子」が付いて「きじ」と読むようです。
その創建は古く、文明年間と言われていまして、文明年間は西暦で言いますと1469年~1487年です。
このくらいの年数で言いますと、日本の歴史の中でも有名な「応仁の乱」があり、応仁の乱は一般的に1467年~1477年の11年間と言われていますので「人の世空しく(1467年)応仁の乱」と語呂合わせで覚えた人も多いのではないでしょうか。
一般的に「戦国時代」という歴史区分の始まりは「応仁の乱が始まった1467年」とされていますので、雉子神社さんが創建された「文明年間」は、世の中が混沌としている時代だったのではないでしょうか。
また1472(文明4)年には「銀閣寺」の造営で知られています室町幕府8代将軍・足利義政が朝鮮に使節を派遣したりしていますので、これから国が発展していく過程でもある時代だったのでしょう。
そのような時代背景の時に創建された雉子神社さんですが、飛んできた白い雉が息絶えたそうなのですが、その夜、村民が甲冑を着た人物に「我は日本武尊なり。我を当所に祀らば国家を守護し村民安全なるべし」と告げられ、白い雉となって飛び去って行ったという夢を見たそうです。
その夢のことがありましたので、村民たちは飛んできてこの地で息絶えた白い雉を埋葬し、日本武尊をお祀りして大鳥神社さんを創建したということです。
時は流れ、江戸時代となり慶長年間(1596年~1615年)になった頃に徳川三代将軍の家光公が当地で鷹狩をしている時に一羽の白い雉がこの社地に飛び入ったのを追って社前に参詣し「まことに奇瑞である」ということで「以後雉子宮と称すべし」とのお言葉があったということで、以後「雉子ノ宮」と称したそうです。
その後、明治維新後に現在の「雉子神社」さんという御社名になりました。
余談ですが「奇瑞」とは「きずい」と読み、「吉兆」などと同じような意味で、おめでたいことの前兆として起こる不思議な現象というような意味合いです。
また、「キジ」と言えば多くの人は桃太郎の家来の一人(一羽?)を連想すると思うのですが、国を象徴したり代表したりする鳥を「国鳥」というのですが、日本という国が公式で認めたものではないのですが、1947年に民間団体の日本鳥学会が選定したのが「キジ」なのです。
雉子神社さんのご利益やご祭神
ご祭神:
・日本武尊(やまとたけるのみこと)
・天手力雄命(あめのたちからおのみこと)
・ 大山祗命(おおやまつみのみこと)
先程もお話しましたが、元々は日本武尊をお祀りした「大鳥神社」さんだったということですが、1910(明治43)年に上大崎村に鎮座されていた三島神社さんを合祀し大山祗命をお祀りし、時期は明確ではないようですが天手力雄命をお祀りしています。
日本武尊は勝運や開運、出世(仕事運)、厄除などのご利益で知られていますし、天手力雄命は「力の神様」で知られ、勝運などから「スポーツの神様」などでも知られています。
大山祗命は御神名の通り「山の神様」として知られていて「山は多くの恵みをもたらしてくれる」というところから、「恵み=金運や商売繁盛」などのご利益で知られています。
雉子神社さんの狛犬
向って右側の「阿形」の狛犬さん。
向って左の「吽形」の狛犬さん
「角」がないので、どちらも一般的に「狛犬さん」でよいと思います^^
どちらもチビさんを抱えていて可愛らしい感じです♪
雉子神社さんの境内社:三柱神社さん
ご祭神は
大国主命(おおくにぬしのみこと)・・・福徳円満、縁結びの神
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)・・・衣食住を司る商売繁盛の神様
埴山姫命(はにやまひめのみこと)・・・田園山野の土、農業・安産の神様
の三柱です。
私たち人間は「一人、二人」という数え方をしますし、鳥なら「一羽、二羽」ですが、神様は「一柱、二柱」という数え方をしますので「三柱」というのは三柱の神様をお祀りしている。ということです。
雉子神社さんの御神輿
いつもガラス張りの神輿庫に納められていて美しい姿が参拝者さんたちの目に留まりますが、10月の雉子神社さんの例大祭の時には出庫されるようです。
雉子神社さんの御神木
雉子神社さんは12階建ての白雉子ビルというビルと一体化している近代的な造りの神社さんなので、巨木、大木の類の御神木はありませんが、三柱神社さんの横に立っている御神木は周辺の空気感がとても良いです♪
雉子神社さんの御本殿
御社殿もガラス張りなので奥の方まで拝見できるのですが、ご社殿の若干右手側の方から御本殿を望むことができますので、良かったらよりご祭神に近い場所から参拝してみてはいかがでしょうか。
雉子神社さんの燈籠
雉子神社さんの燈籠は恐らく「キジ」をイメージしていると思われるような形をしています。
とても美しい雰囲気です^^
最後に
個人的に今まで多くの神社さんに参拝させて頂きましたが、雉子神社さんはとても心地の良い神社さんの一社です^^
「空気感的に心地が良い」という神社さんは多くありますし、雉子神社さんもその一社でもあるのですが、雉子神社さんの場合はビルの一階に鎮座されているので風が通り抜ける感じで「風が心地良い神社さん」でもあるのです。
雉子神社さんはかつての職場地域の鎮守様でしたので、境内にはベンチが設置されていて、その心地よい風と空気感を感じながらゆっくり時を過ごした記憶があります^^
職場が変わってしまったのでなかなか最近は参拝できていませんが、五反田駅からそれほど遠くない神社さんですので、また機会があったら参拝したい神社さんです♪
近くにお越しの際にはぜひ、参拝されてみてはいかがでしょうか^^
という感じで今回はこの辺りで失礼します。
雉子神社さんの動画
ご覧いただいたすべての人に幸運が届きますように☆彡
雉子神社さんのアクセスや最寄り駅
所在地:〒141-0022 東京都品川区東五反田1丁目2−33
電話: 03-3441-2331
最寄り:
◼︎都営浅草線 五反田駅から徒歩約7分
◼︎JR山手線 五反田駅から徒歩約10分
◼︎都営浅草線 高輪台駅徒歩約10分
◼︎東急池上線 五反田駅から徒歩約11分
公式サイト(東京神社庁ページ):
雉子神社さん周辺地図
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