こんにちは
クローバーです^^
今回、参拝させていただいた神社さんは
秋葉原の駅から少し歩いたところに鎮座する
「草分稲荷神社」さんです^^
【目次】
草分稲荷神社とは
草分稲荷神社さんは
元々「板倉主計頭邸内」に祀られていて
明治維新後に武家屋敷が取り払われ、
町家と変わり祠だけが残ったそうです。
廃れ行く稲荷様を惜しんだ町内の有志が
蓄財を出し合って守り継がれてきました。
そして昭和36年に
現在の佐久間公園に遷されました。
公園で遊ぶ親子の
楽しそうな姿を見守ってくださって
いるのかも知れません^^
古事記に「天岩戸神話」があります。
アマテラス様が岩戸にお隠れになり、
「太陽神」のアマテラス様が
隠れた事で悪神や厄神がはびこり
禍が起こるようになりました。
困った神々様が策を講じ、
アマテラス様を岩戸から出すのですが
アマテラス様が岩戸を出るきっかけは
「神々様の笑い声」でした。
神々様も
「笑い声」や「楽しそうな姿」には
興味を惹かれるようですので
佐久間公園で遊ぶ子供たちの
楽しそうな姿はお稲荷様も
微笑ましく見守ってくれているでしょう^^
ちなみにですが、
「天岩戸神話」については
こちらの記事で詳しく書いています^^
↓ ↓ ↓
草分稲荷神社と佐久間公園【ラジオ体操会発祥の地】
佐久間公園は秋葉原駅と
浅草橋駅の中間くらいにある公園で
「ラジオ体操会発祥の地」として
多くの人に知られています。
「発祥の地」というのは
いくつか説があるモノですが、
ラジオ体操も同様です。
台東区にある「松葉公園」は
「ラジオ体操中継放送再開発祥の地」と
不思議な「発祥の地」ですし、
文京区の「文京区ラジオ体操発祥の地」
などもあります。
私も小学生の頃の夏休みは
早朝のラジオ体操を
皆で参加した記憶があります^^
この場所から「ラジオ体操会」が
誕生したという事ですね^^
草分稲荷社のご祭神
ご祭神:ウカノミタマノミコト(推定)
先ほども触れましたが
元々は板倉主計頭板倉の
邸内にお祀りされていた稲荷様ですので
推定になりますが、稲荷様ですと
ウカノミタマノミコトでしょうか。
ちなみにですが
板倉主計頭というのは人名ではなく
主計頭(かずえのかみ)というのは
主計寮の長官ですので役職名です。
1862年(文久二年)板の
「東都下谷絵図」という絵図から
このあたりは「板倉伊予守の屋敷」
という事が分かっているようです。
「板倉伊予守」とは
上野安中藩板倉家の初代から5代目が
そのようです。
終わりに
実のところ、草分稲荷神社に
参拝させていただいたのは
現在が2020年ですので
すでに1年以上前の記録となっています^^;
仕事の関係で
秋葉原駅で下車する用事がありまして
付近の神社を探したところ、
草分稲荷神社と出会いました。
公園の隅に鎮座する
余り大きくはない祠ですが
とても綺麗にされていて
心地の良い神社さんだというのが
印象的でした^^
更に印象的だったのが
祠に乗って座っているネコさんです。
よく「動物と会うと歓迎されている」
という事を言われますが
草分稲荷神社さんに歓迎されていたら
それは光栄なことだと思います^^
あとで紹介する動画でも出てきますが、
人に対してあまり警戒心が無いようで
私が近くまで行っても逃げたりせずに
カメラに収まってくれています。
おそらく、この神社さんや
佐久間公園に来る人達は
優しい人たちが多いのでしょう。
万が一、いじわるされた事があれば
人を見たらすぐに逃げてしまうので
はないでしょうか。
そう考えると
「明治維新後」に取り残され、
廃れていく稲荷社を
護ってきた人たちの優しさが
現在まで受け継がれているのかも知れません。
秋葉原付近の神社さんですと
神田明神や柳森神社などが知られています。
草分稲荷神社さんは
小さなお社ではありますが
温かい雰囲気がとても心地よい神社さんですので
お近くにお越しの際は
ご参拝されてみてはいかがでしょうか^^
という感じで今回はこのへんで失礼します。
草分稲荷神社の動画
ご覧いただいたすべての人に幸運が訪れますように♪
草分稲荷神社のアクセスや最寄り駅
所在地 :〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町3-21
最寄り駅 :
JR山手/中央/総武/京浜東北線「秋葉原」駅より徒歩約6分
JR総武線/都営浅草線「浅草橋」駅より徒歩約6分
草分稲荷神社の周辺地図
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