こんにちは
クローバーです^^
今回、お会いに行かせていただいた神様は
建御名方神(タケミナカタノカミ)さまで、
参拝させていただいた神社さんは
新宿区高田馬場にある「諏訪神社」です^^
【目次】
- 建御名方神(タケミナカタノカミ)さまとは
- 諏訪湖の水神:タケミナカタ様
- タケミナカタ様のご利益・御神徳
- 高田馬場にある新宿・諏訪神社のご由緒
- 高田馬場・新宿諏訪神社のご祭神とご利益
- 諏訪の霊水
- 諏訪の森(恋の森)のご神木
- 境内社:御嶽神社
- 境内社:稲荷神社
- 明治天皇射的砲術天覧所阯(東京都指定史跡)
- 塞神三柱の塔(新宿区登録有形民俗文化財)
- 終わりに
- 新宿(高田馬場)・諏訪神社の動画
- 新宿(高田馬場)・諏訪神社の最寄り駅やアクセス
- 新宿(高田馬場)・諏訪神社周辺地図
建御名方神(タケミナカタノカミ)さまとは
建御名方神(タケミナカタノカミ)さまは
「諏訪大明神」「お諏訪さま」と呼ばれ
多くの人に崇敬され、親しまれている神さまです。
「軍神」としても知られ、
「関より東の戦神、鹿島、香取、諏訪の宮」と
武士たちの間でも、とても人気の神様です^^
古事記で登場するタケミナカタ様は
オオクニヌシ様と沼河比売(ヌナカワヒメ)様の
間に誕生した神さまで
「1000人引きの大岩を持てる力持ち」
という力自慢の神様でした。
「国譲り神話」で天津神の使者として現れた
タケミカヅチ様に力比べを挑むことになります。
この戦いが「相撲の起源」と言われるのですが
勝負の方は、天津神のタケミカヅチ様の圧勝で
タケミナカタ様は「諏訪(現在の長野県)」まで
追い詰められてしまいます。
そして、
その諏訪の地に留まる事などを約束して
降伏することのなるのです。
ちなみにですが、
「国譲り神話」についてこちらの記事で
詳しくお話してますので
良かったら読んでみてください^^
↓ ↓ ↓
諏訪湖の水神:タケミナカタ様
タケミナカタ様の「ミナカタ」は
元々「水ナ方」「水潟」とみられていて
鎮座されている諏訪の地にある
「諏訪湖の水神さま」とも言われています。
「水神様」という事は
「水にまつわる神様」ですので
それに関連して「農耕の神さま」として
広く親しまれてきました。
更に鎮座されている場所の周辺は
山に囲まれている事から
「狩猟の神様」としても信仰されていました。
タケミナカタ様のご利益・御神徳
・武運長久
・五穀豊穣
・夫婦円満
・子孫繁栄
・狩猟守護
先ほども少し触れましたが
国津神、最強の神様で
「軍神」として祀られていましたので
「武運長久」のご利益で知られています。
「水神」として農業と関わりがある事から
「五穀豊穣」のご利益があり、
鎮座地が山で囲まれている事から
「狩猟守護」のご利益もあります。
とはいえ「稲作」や「狩猟」は
現在では主たる産業とは言い難いので
「産業隆昌」「商売繫盛」という感じでしょうか。
また、タケミナカタ様は妻神さまの
八坂刀売神(ヤサカトメ)様との間に
多くのお子神様が誕生されているので
「夫婦円満」「子孫繁栄」などの
ご利益もあります^^
高田馬場にある新宿・諏訪神社のご由緒
今回、参拝させていただいた神社さんは
高田馬場駅から7分くらい歩いたところにある
「新宿・諏訪神社」です^^
創建は、弘仁年間(810~820)で
小野篁(おののたかむら)が
オオクニヌシ様とコトシロヌシ様を
お祀りして「松原神社」としたのが
はじまりとされています。
その後、江戸時代初期に
「尾張徳川家の祖」である徳川義直公が
信濃国(現在の長野県)から「諏訪神」を勧請し
「諏訪神社」となったのです。
高田馬場・新宿諏訪神社のご祭神とご利益
・武御名方命(たけみなかたのみこと)
・大国主命(おおくにぬしのみこと)
・事代主命(ことしろぬしのみこと)
先ほども少し触れましたが
最初にオオクニヌシ様とコトシロヌシ様が
お祀りされています。
オオクニヌシ様は「国造り神話・国譲り神話」で
主人公格として古事記に登場していて
出雲大社のご祭神として有名です。
「縁結び」のご利益が有名です。
コトシロヌシ様はオオクニヌシ様の
お子神様で、タケミナカタ様の兄神さまです。
古事記の中の「国譲り神話」の中で
「釣りをしている」という事から
「えびす様」と同一とされている事も多いです。
ご利益は「釣り」に関係して
「豊漁」「海上安全」「商売繁盛」などで
知られています。
タケミナカタ様は「軍神」と
先ほどお伝えしましたが
ここ新宿諏訪神社は場所が「早稲田」から
ほど近い事もありますので
「合格祈願・必勝祈願」のご利益も有名です^^
また、後述しますが、
このあたりは「恋の森」とも言われていたので
「縁結び」「恋愛成就」などもご利益も
ありそうです^^
諏訪の霊水
諏訪神社の手水舎は「諏訪の霊水」と言われ、
何百年もの間、水が流れ続けているそうです。
また、「眼病、諸病に霊験あり」として
多くの人が水を取りに来たそうです。
諏訪の森(恋の森)のご神木
諏訪神社は美しい木々に囲まれています^^
それもそのはず、かつて諏訪神社の一帯は
「諏訪の森」と呼ばれていて
六歌仙の在原業平夫妻とも縁が深く
業平夫妻がお互いに道に迷い、
このあたりで寝ることにしたそうです。
そして夜が明けてみると
お互いが近くにいて再会を果たした。
という逸話があり「恋の森」と言われています^^
1枚目の写真が「夫婦楠(相生楠)」とあり、
複数の木々が共に支え合っています。
2枚目の写真のご神木は
境内社の御嶽神社と稲荷神社の間に立っていま。
夫婦楠よりもやや小ぶりですが
それでもご神気が溢れる御神木です^^
境内社:御嶽神社
ご祭神:
・大物主命(オオモノヌシノミコト)
・太玉命(フトタマノミコト)
境内社:稲荷神社
ご祭神
:受保ノ神(ウケモチノカミ)
明治天皇射的砲術天覧所阯(東京都指定史跡)
明治15年に諏訪の森近衛射的場が
神社前に出来た時に明治天皇の行幸があり、
当社の社殿で休憩されたという事です。
その時に明治天皇から
お神酒や鴨などを賜り、氏子さんたちが
大変感激したという事です^^
そして昭和18年にこちらの天覧所阯は
東京都より行幸史跡に指定されました。
塞神三柱の塔(新宿区登録有形民俗文化財)
諏訪神社には中央に「塞神三柱」、
右側に「諏訪上下大明神」「正八幡大菩薩」
左側に「天(以下欠損のため不明)」
「稲荷大明神」と刻まれている、
「塞神三柱の塔」があります。
「塞神三柱」と文字が刻まれているのは
大変貴重という事で、
新宿区登録有形民俗文化財となっています。
ちなみになのですが、上の写真は
「近くにあった見ざる言わざる聞かざる」の石碑で
塞神三柱の塔の写真は紛失してしまいました^^:
終わりに
比較的大きな通りに面した神社で
通りを歩いていくと
かなり大きな鳥居が出迎えてくれます^^
そこまで極端に広い神社ではないのですが
「諏訪の森」と言われていたこともあり、
多くの木々があり、ご神気に溢れています。
私は高田馬場駅からしか
参拝にうかがったことはないのですが
高田馬場駅からは少し歩く印象です。
高田馬場駅と言えば
「利用乗客数世界トップ10に入る駅」
と言われています。
その駅から7~8分くらいの距離に
このような素晴らしい神社さんがあるのは
とても素晴らしいことだと思います^^
ぜひとも感謝と敬意をお伝えに
参拝されてはいかがでしょうか☆彡
という感じで今回はこのへんで失礼します。
新宿(高田馬場)・諏訪神社の動画
ご覧いただいたすべての人に幸運が訪れますように♪
新宿(高田馬場)・諏訪神社の最寄り駅やアクセス
鎮座地:〒169-0075
東京都新宿区高田馬場1-12-6
TEL:03-3209-3835
FAX:03-3209-4465
交通:
・JR山手線、西武新宿線、東京メトロ東西線
高田馬場駅 徒歩10分
・東京メトロ副都心線 西早稲田駅 徒歩1分
開門時間:午前6時~午後4時
※時期により上記時間と異なる場合があります。
公式サイト:
新宿(高田馬場)・諏訪神社周辺地図
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