引き寄せの法則と潜在意識を実践し願いを叶える記録

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お互いを知る・顧客を知る【丸三証券・社長菊池稔氏からから学ぶ】

こんにちは

クローバーです^^

 

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今回の引き寄せの法則と潜在意識の法則は

人間学で「お互いを知る・顧客を知る」です。

 

 

 

【目次】

丸三証券社長・菊池さんと孫子の兵法

 

今回のお話は致知2019年2月号より

丸三証券社長の菊池稔さんのお話からの内容です。

 

今回は主に「孫子の兵法」のお話です。

 

「孫子の兵法」というのは

ご存じの人も多いとは思いますが、

春秋戦国時代の軍事思想家の孫武が

書いたとされる兵法書です。

 

日本では比較的「三国志」などが有名ですが

三国志の時代は西暦180年~280年頃ですが

孫子の兵法の成立は紀元前500年頃に成立している

と言われています。

 

そして、その「孫子の兵法」は

多くの人々に読まれ、多くの人に影響を与えています。

 

その影響を受けた人物として一例を挙げますと、

三国時代に中国の3分の2を統一した魏の曹操や

同時代の天才軍師・諸葛亮孔明、

日本では戦国時代の巨人、武田信玄公や近代の東郷平八郎大将。

 

西洋に渡り、ナポレオン・ボナパルトも愛読し、

現代ではマイクロソフト社のビル・ゲイツ氏なども

孫子を愛読していると言われています。

 

今回のお話は、そのように

多くの偉人や成功者に愛読されている「孫子」から

影響を受けた丸三証券の社長・菊池稔さんの

お話からの内容です。

 

「孫子」の中で有名な言葉に

「彼を知り己を知らば、百戦して殆うからず」

というモノがあります。

 

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【皇居・桜田門】

 

彼を知り己を知らば、百戦して殆うからず

 

言わずものがな、

元々は戦に勝つための考え方であり、

現代社会では企業間の戦いにいかに活かすか

という事になります。

 

菊池さんはこの言葉を

「お互いに良いビジネスをするための心得」

として考えてきたと言います。

 

それに関して菊池さんは

次のように話しています。

 

まずは相手のことを十分に知ること、

そして自分のことも相手によく知っていただくこと。

お互いに「知る」という関係を

しっかり構築できなければ、ビジネスは成立しません。

 

(引用:致知2019年2月号)

 

確かに多くの人に影響を与えてきた書物は

「ただ知っているだけ」では役に立ちません。

 

その書物を「どう活かすか」という事こそ

もっとも重要なことになるのです。

 

先ほどの「影響を受けた人物」で言うのであれば

「天才軍師・諸葛亮」も影響を受けたと言われていますが

同時代の将軍や参謀、軍師らも読んでいたハズです。

 

ですが、

「どう活かすか」という事の使い方次第で

勝敗が決まり、優劣が付くワケです。

 

ですから、菊池さんが「知る」という事は

「自分のことも相手に知ってもらう」

という事だと心得たのも素晴らしい事なのです。

 

菊池さんは丸三証券に入社してから

福島県の会津支店で地元のお客様を

一軒一軒開拓して回っていました。

 

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【明治神宮の絵馬】

 

相手をよく知り自分を知ってもらう

 

証券会社の商売というのは

「とにかく相手と話さなければ先に進まない」

という商売ですので、営業先で出会う人は

性格も考え方も置かれている状況も様々です。

 

ですから、自分から「相手をよく知る」という事と

「それぞれの事情に合わせて対応する」という事を

習慣にする力を養ったのです。

 

その元になったのが、「孫子」の

「彼を知り、己を知らば、百戦して殆うからず」

という言葉だったのです。

 

一言で言えば

「相手を知ることを重視する」という

菊池社長の原点ともなったのです。

 

何より「入社当時」ですので

まだ若かった頃の菊池社長には

人生の先輩であるお客さんの「人生経験を踏まえた話」は

「成長の肥やし」になったのです。

 

菊池さんが入社した時の日本経済は

「バブルの最盛期」にあり、

営業活動にも大きな追い風になっていました。

 

ですが、もうお分かりだと思いますが、

それをピークにバブルは崩壊するのです。

 

その後は、言わずものがな、

厳しい局面に続くのですが

「自分に出来ることは何か」

という事を探し全力を尽くすのです。

 

そのように

「お客様のために自分の出来ること」に

価値ある情報を提供するために全力を尽くす日々が続き、

後年、セミナーを全国支店で開催することになります。

 

 

 

奉仕の心を失わないこと

 

会津支店に赴いた時には

新人の頃にお世話になったお客さんが

何人も参加してくれたり、

講演終了の時には温かい声を掛けてくれたのです。

 

新人の時も、バブル期で良かった時期も

バブルが崩壊し悪くなった時にも

再生の時期にも応援してくれるお客さんがいてくれることで

菊池さんはある信念を固めることになるのです。

 

それは以下のようなモノです。

 

我々はいついかなる場合にも

顧客に対して奉仕する心を失うことのないよう

誓うものである

 

この一節は丸三証券の経営理念の一項目で

社員がこれを共有し貫いて行く事で

より一層の成長や発展が果たせるのです。

 

その信念を貫くためには

孫子の「彼を知り己を知らば、百戦して殆うからず」

という言葉なのです。

 

ビジネスだけではなく

人間関係などにも共通すると思うのですが

今回のお話の最後はこんな言葉で締めていきましょう。

 

まずお客様のことをよく知ること。

そして自分自身のことをお客様に知っていただくこと。

その上で当社のこと、当社が扱う商品のこと、

マーケットのことをよく知っていただくことによって

よい仕事ができるのです。

 

「まず相手をよく知ること」

そして「自分を知ってもらう事」

お互いに「知る」という関係を築くことで

ビジネスも人間関係もより良く成立するのです。

 

私の願いの一つに

「このブログを通じて多くの人を成功と幸福に導く」

というモノがあります。

 

あなたが「相手を知る」「自分を知ってもらう」

という事を通して

あなたの望んだ人生を得ていただくことが

私の願いでもあるのです。

 

という感じで今回はこのあたりで失礼します。

 


明治神宮【パワースポット】

 

 

 

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