引き寄せの法則と潜在意識を実践し願いを叶える記録

引き寄せの法則や潜在意識で学んだ事を記録して行きます

仕事とは何か【酒造りの神さま・農口尚彦氏から学ぶ】

こんにちは

クローバーです^^

 

f:id:hikiyose2:20160507014254j:plain

 

今回の引き寄せの法則と潜在意識の法則は

人間学で「仕事とは何か」です。

 

 

 

【目次】

酒造りの神・伝説の杜氏・農口尚彦さん

 

今回のお話は致知2019年2月号より

「酒造りの神様」「伝説の杜氏(とうじ)」などと

形容される農口尚彦さんのお話よりの内容です。

 

このブログは神社さんや神々様のことの記事も多いので

「酒造りの神さま」と言われると少名彦命や大山咋命

というようなイメージが湧きますが

今回は「伝説の杜氏」とも言われる農口さんのお話です。

 

「杜氏(とうじ)」というのは簡単に言えば

「日本酒の蔵で酒造りの責任者を務めるリーダー」

という事になります。

 

農口さんは16歳で修行に入り

この道一筋70年となる「現代の名工」です。

 

農口さんが酒造の世界に入ったきっかけは

戦後直後の日本は「国民総貧乏」という時代で

食べるモノがなく、配給だけでは

餓死してしまうような時代だったのです。

 

元々、農口さんが生まれた石川県北部の四方山(よもやま)

という場所では当時、夏は農作業をして

冬になると酒屋に出稼ぎに行く。というような

勤務形態の人はほとんどだったそうです。

 

農口さんのお爺さんもお父さんも

2代に続けて杜氏だったのですので

そのような影響も多分にあったのでしょう。

 

更に先ほどの「国民総貧乏」という事もあり

酒屋に行けば「米」があるから

食うには困らないのではないか。という事と

学校の勉強はほとんどしていなかったので

「他に選択肢がなかった」という事です。

 

f:id:hikiyose2:20200130002939j:plain

【日枝神社の山王鳥居】

 

厳しい修行の日々

 

少し話が脱線するのですが、

よく「学歴は必要か」という話があります。

 

農口氏を見ると、16歳から酒造りの業界に入っていて

「現代の名工」「酒造りの神様」と言われるのを考えると

「学歴」というモノは関係がないと思うのですが、

先ほど農口氏が言っていたことが

当にそのままではないでしょうか。

 

それは「他の選択肢」という事です。

 

「学歴」があることによって

「選択肢が増える」ということは事実でしょう。

 

ですから、「成功する」とか「結果を残す」とか

「充実した人生を送る」ということ自体は

「本人次第」ではあるのですが、

それまでの「選択肢」が多い。という事なのです。

 

ですから、もし、あなたが学生で

一生懸命学校の勉強していたとしても

それは当然、間違った事ではありません。

 

むしろ、今回、農口尚彦氏のお話から学ぶことは

「16歳から修業を始めた事が重要」という事ではなく

今回のお話では「仕事とは何か」という事を

学んでいっていただけたらと思います^^

 

では、話を戻しまして

16歳で「他に選択肢がない」事から

酒造りの世界に入った農口尚彦さんですが

最初は静岡県の山中正吉商店という

由緒ある酒屋に勤めたのです。

 

修行の時代は朝の3時から夜の11時頃まで

働いていたと言います。

 

また新人は一番先に起きなくてはならないので

寝ている時間がほとんどなかったですし

夜通し働いた事もあります。

 

そのようなすさまじい働きぶりでしたが

その当時は何ともなかったのです。

 

f:id:hikiyose2:20200130003025j:plain

【皇居の楠木正成像】

 

若いうちの苦労は買ってでもしろ

 

その頃を振り返り、農口尚彦氏は

次のように話しています。

 

私は当時から、辛いとか苦しいとか思ったことは全然なく、

酷いことをやらされているという不満も

一切なかったです。朝起きるなり、

もう夢中になって仕事に没頭していました。

あの時に下積みの努力を積んだからこそ、いまがあるし、

ここまでやってこれたという気持ちしかないですね。

 

(引用:致知2019年2月号)

 

他にも、そういう厳しい修行を通じ

人間は鍛えられるのであって、

甘やかされて育つと後々苦労するとも話しています。

 

誰でも知っているようなことわざですが

「若いうちの苦労は買ってでもしろ」

と言いますが、そのような事なのでしょう。

 

朝の3時から夜の23時まで働くことが

よい事かという事は私には何とも言えませんが、

ただ間違いなく言えることは

農口尚彦さんは仕事に情熱を持っていたのでしょう。

 

よく言われることですが

エジソンは睡眠時間3時間くらいで

研究に没頭するような情熱や熱意があったと言いますし

農口さんも仕事に対して燃えるような情熱や熱意が

あったのではないでしょうか。

 

とは言え、当時はまだ16歳ですから

情熱や熱意などはなかったのかも知れません。

 

それでも

「月給なんていらないから仕事を教えて欲しい」

というくらいの気迫があったのです。

 

 

 

仕事とは何か

 

「酒造りの神」「伝説の杜氏」と言われる農口さんは

「仕事」に対してどのようなことを思うのでしょうか。

 

仕事とはなんぞやと言ったら、

社会のお役に立つことでしょう。

お役にも立たないでブツブツ文句を言いながら

下積みを一生続けるのか。

それとも、その中で希望を持って自分のすべてを賭して

出世していくのか。

自分の生きる道を定めて、そこに向かって努力するものこそ

トップになれると私は思います。

 

「仕事とは社会のお役に立つこと」

というのはとても素晴らしい考えです。

 

多くの優れた経営者の方々は

「お客さんに喜んでもらいたい」とか

「不便をなくしたい」という気持ちや

「役に立ちたい」という気持ちで

仕事や事業をしている事が多いのです。

 

そういう気持ちというのは

経営者だけではなくても一般の従業員でも

十分にできることです。

 

販売の仕事でも、モノを書く仕事でも

何かを作る仕事でも、人と接する仕事でも

すべて「社会の役に立っている」のです。

 

ですから、

自分の仕事の「社会の役に立っている部分」に

より情熱を注いで努力していくことで

より素晴らしい仕事ができるのです。

 

日々、素晴らしい仕事を心掛けて、

努力しつづけて行く事で、チャンスが巡ってきたりして

トップに立つ事が出来るのです。

 

私の願いの一つに

「このブログを通じて多くの人を成功と幸福に導く」

というモノがあります。

 

あなたがあなたの仕事で

社会の役に立つ努力をすることで

あなたの望んだ人生を得ていただくことが

私の願いでもあるのです。

 

という感じで今回はこのあたりで失礼します。

 


【開運・商売繁盛のパワースポット】池袋氷川神社

 

 

 

【関連コンテンツ】