こんにちは
クローバーです^^
今回の引き寄せの法則と潜在意識の法則は
人間学で「松下幸之助さんが伝える仕事の意識」です。
【目次】
松下幸之助さんが伝える重要な仕事の心得
今回のお話は致知2018年8月号より
松下政経塾の塾頭を務めた経験のある、
上甲晃(じょうこう あきら)さんのインタビューからのお話です。
松下政経塾というのは
「経営の神さま」と形容される松下幸之助さんが
設立した団体で、未来のリーダーを育成する事を
目的としているそうです。
上甲さん自身も松下電器に入社して、
「せっかく松下電器に入社したのだから重役になろう」
という気持ちでいたそうです。
松下幸之助さんは上甲さんが新人研修の時に
松下幸之助さんから「重役になれる2つのこと」を
聞いていたそうです。
そのお話はコチラで詳しくお話していますので
良かったら読んでみて下さい^^
↓ ↓ ↓
では、さっそく本題に入っていきましょう^^
上甲さんは新人研修の日に
松下幸之助さんから仕事をするうえで重要な
2つの心構えを聞いたそうです。
それは「意識は社長であること」と
「上司は使うモノ」だという事です。
【大國魂神社の宝物庫】
意識は社長、上司は使うモノ
上甲さんは新人研修の時に
松下幸之助さんから次のような言葉を聞いた事が
社会人生活での心構えとなったそうです。
君らの立場は一新入社員やな。
しかし、意識は社長になれ
(引用:致知2018年8月号)
私自身、今回のお話を書いていて
学ぶことがかなり多くありました。
今まで、松下幸之助さんの本は
「道をひらく」くらいしか読んだことはありませんでしたが、
かなり気になったので安岡正篤氏の本と共に
併せて一気に10冊くらい購入したくらいです^^
また別の機会で学んだ事などを
お話しできたらいいなと思いますので
楽しみにしていただけると嬉しいです^^
では、話を戻しまして
「意識は社長」という事を私自身も実践し始めました。
先日、私が所属している会社の社長と
私と同じくらいの中堅どころ(笑)数名と会議がありました。
もし、私が今回のお話のように
「意識は社長」という事を知らなかったのであれば
気付かなかった事がたくさんあります。
例えば、
その会議は店舗の一室でやっていたのですが、
店舗の電気が一瞬チカチカした時に
私含めて、その中堅どころの人たちは気付かなかったのですが、
社長だけは「電気がチカチカしているからすぐ変えて」と
言っていました。
仮に私たちの中でも
その電気に気が付いたとしても
直さないという事はないにしても
「まぁ、後でいいや」と思ったでしょう。
あなたも経験があるかも知れませんが
店舗や部署に「社長訪問」や「監査」がある時などは
店舗を隅々までキレイにするでしょう。
多くの社長や重役さんたちは
「キレイな店舗ではないとお客様が安心できない」とか
「顧客満足が下がる」という事を知っているのでしょう。
ですから、
必ず「クリンネスの徹底」などは言われるのです。
私自身は、自分が先頭に立って
呼び込みやチラシ配りなどの「攻め」は得意ですが
片付けや清掃、在庫管理などの部分は
あまり得意ではありません^^;
ですから、よく社長訪問の時に
店舗のホコリが溜まっているところなどを写真に撮られ、
全体チャットで報告されていました^^;
ですが、先ほどの一節にあったように
「意識は社長」にする事によって
「店舗が汚いとか整理されていないとかありえない」
と思うようになりました。
そのようにして
いつもはこのブロブを通じて「お伝えする」という事が
私のミッションだと思っているのですが、
今回の松下幸之助さんのお話に関しては
私自身も多くのことを学ぶことが出来ています^^
「結果とは行動の集積」と言いますが
私たちが「社長の意識」を持つことで
社長の目線で考えられたりする事によって
素晴らしい結果を生み出せるのではないでしょうか。
私自身も今日から
「意識は社長」という事を念頭に置いて
日々の仕事に当たって行こうと思います。
【大國魂神社の拝殿】
仕事に対して強い思いを持つ
そして上甲さんが学んだもう一つの言葉というのは
「上司は使うモノ」という事です。
この「上司は使うモノ」という言葉の意図するところは
どのようなモノなのでしょうか?
上甲さんは次のように話しています。
私が三十一年間を心から楽しく過ごせたのは、
徹底して上司を使ってきたからだろう。
自らに強い思いがあると上司は使える。
しかし、強い思いがないと上司に使われてしまう。
この「強い思い」というのは
あなたにすでに高い志があるのであれば
「強い思い」を持つことは難しくないでしょうし、
既にお持ちかも知れません。
引き寄せの法則や潜在意識の法則でも
「強い意志」や「信念」などはとても重要とされています。
「願いが叶う」という事を信じ続ける。
という場合には、必ず強い意識や信念などの
「思い」がない事には難しいものになるからです。
ですが、すべての人が「強い思い」を持っている。
というワケではないですね。
言われたことだけをやると叱られる
ですから、上甲さんがなぜ
「強い思いが必要」と感じたかを通じで
お話させて頂きます。
毎朝、同じ人ばかり課長に叱られていることに気が付いた。
私から見たら真面目に仕事をしているあの人が
なぜいつも叱られるのか。じっと観察してみて分かったのは、
言われたことだけをやっているから叱られる
ということだった。
言われたことだけをやっているうちは受け身になる。
これは精神衛生的に極めて良くない。
自分から提案しよう。
という事を感じたそうです。
引き寄せの法則や潜在意識の法則での
「強い思い」の使い方とは、やや異なりますが、
「自分のやりたいことを上司に提案する」という事は
言い換えれば「自分の願いの具現化に近づく」
という事でもあるので、
そう考えると「遠からず」かも知れません。
先ほどの一節を考えてみると
私自身も2019年7月時点で
「部下」が17人ほどいる身ではあります。
その17人が皆優れているかと言いますと
残念ながらそうではありません。
やはり思いつく何人かは
私からの指示がないとやる事が分からずに
手持無沙汰になっている事が多いのです。
そうなって来ると
私も逐一、指示を出す必要が出て来ますし、
忙しい中でその指示しかやっていなと
「勘弁して欲しい」と思ってしまいます^^;
確かに、その人たちは
私が出した指示には真面目に取り組んでくれますが
「それだけ」なのです。
出来る部下たちは私が指示を出さなくても
やるべき事を探して行動を起こし、
結果を出してくるものです。
恐らく、
言われたことしかしない人たちというのは
「サボりたい」というワケではないのでしょう。
実際に真面目に取り組んでくれるのですから
「サボる」とか「面倒くさい」というのではないのです。
単に「やるべき事が分からない」という場合と
「自分が何をしたいのか」という事が
明確になっていないのかも知れません。
ですから、先ほどの一節にあったように
「言われたことしかやっていない」
という事になるのです。
私自身の事を考えてみると
私自身は「今の会社を大きくしたい」
という願いもあるので
常にその願いに従い行動します。
ですから、
マネジメントに関しての本を多く読んだり
そこで学んだ事を実践に移してPDCAを回したりしています。
時には会社の方針と合わない時もありますが
そのような時は私が会社の方針に合わせるのですが
その時にでも必ず「私の考え」や「意志」を伝えます。
社長が学んでいるモノと
私が学んでいるモノが異なれば
当然、考え方も変わってきます。
そのような場合は、
「社長の意見だから」というワケではなく
「相手の意見を尊重している」という気持ちで
会社の方針に合わせているに過ぎません。
もちろん、勘違いをして
社長や上司に対して上から目線になったり
横柄な態度を取ったりする事ではありません。
ですが、今回のお話にあったように
「自分が社長の意識を持つ」という事と
「自分が仕事でやりたい事をハッキリさせる」
という事によって「上司を使う」という事は
私たち自身の成長に大きく繋がっていくでしょう。
私の願いの一つに
「このブログを通じて多くの人を成功と幸福に導く」
というモノがあります。
あなたが今回のお話から何かを得て
あなたの望んだ通りの人生を得ていただくことが
私の願いでもあるのです。
という感じで今回はこのあたりで失礼します。
【関連コンテンツ】