引き寄せの法則と潜在意識を実践し願いを叶える記録

引き寄せの法則や潜在意識で学んだ事を記録して行きます

一掴一掌血(いっかくいっしょうけつ)と一利一害

こんにちは

クローバーです^^

 

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今回の引き寄せの法則と潜在意識の法則は

人間学で「一掴一掌血と一利一害」です。

 

 

【目次】

有機農業の金子美登さん

 

今回のお話は

致知2018年8月号より

霜里農場代表の金子美登(かねこよしのり)さんの

お話よりの内容です。

 

金子美登さんは

周囲を山で囲まれる美しい自然が残る、

埼玉県の小川町にたった一人で有機農業を通じて

地元の農業を変え、さらに未来を見据えて

循環型のまちづくりにも取り組んでいます。

 

と、簡単に書きましたが、

金子美登さんが埼玉県小川町で

有機農業に取り組んでから、

なんと50年近く経っているそうです。

 

安易に化学肥料や農薬に頼らない

従来と異なる農法をするため、

大変苦労をしてきたそうです。

 

私自身、農業に関して無知なので

「安易に」という表現が適切なのか

分からないのですが、

金子さん自身が苦労と努力を重ねてきた事は

間違いない事なのです。

 

そもそも50年近くに渡って

「農業を変える」という強い意志を持ち続けること自体

とても難しいと思います。

 

まして、

初めの頃は大変苦労をしたと語っていますし

今でいう「鬱」のような状態になったり

挫折のような経験もされてきたそうです。

 

そのような状態であれば

多くの人は「挫折のような経験」ではなく

挫折したまま立ち直ることができないかも知れません。

 

私自身も引き寄せの法則や潜在意識の法則を

学び続けてはいますが

5年間苦労し続ける状態であれば

「絶対に挫折しない」「絶対に立ち直る」と

言い切ることは難しいかも知れません。

 

ですが、金子さんは

お母さんが一生懸命手伝てくれた事もあり、

頑張り続けることができたそうです。

 

身内に限らず誰かしらが応援してくれたり、

力になってくれたりするというのは

私たちにとって大きな力になってくれるのです。

 

https://www.instagram.com/p/BzNyTKblsum/

【大國魂神社の巽神社】

 

揺るがない信念

 

引き寄せの法則や潜在意識の法則で言うのであれば

私たちが「私たちの願いは必ず叶う」と

確信し続けていれば、思ってもみなかったところや

意外なところから助けられたり、

力を貸してもらえたりするものです。

 

その理由の一つに「信念」があります。

 

「揺るがない信念」から来る思考や感情は

私たちの潜在意識に大きな影響を与えるのです。

 

では、金子さんは

どのような信念を持っていたのでしょうか。

 

金子さんは安岡正篤先生とご縁があり、

その教えを学んでいたそうです。

 

安岡正篤先生と言えば

陽明学者、哲学者として有名で

吉田茂、池田勇人、佐藤栄作といった昭和の歴代首相や

三菱グループや近鉄グループ、住友グループ、東京電力などの

巨大企業もその教えを学んだといわれています。

 

その安岡先生の講座を泊まり込みで受講して

教えを乞うていたそうです。

 

そこで学んだのが

王陽明の「一掴一掌血」と「一利一害」

という言葉だったそうです。

 

https://www.instagram.com/p/BzNFozLlZp2/

【大國魂神社の松尾神社】

 

王陽明の一掴一掌血(いっかくいっしょうけつ)

 

金子さんは次のようにお話しています。

 

(一掴一掌血とは)一度掴んだら

血が滲(にじ)んでも離すなという教えです。

これまで苦しいこともたくさんありましたが、

決して揺らぐことがなかったのは、

有機農業という人生を掛けるのに値する事業を

決して離すまいという思いがあったからです。

 

(引用:致知2018年8月号)

 

まさに強固な信念を構築するのに

相応しい教えだと思います。

 

また、

それだけ打ち込めることがあるという事が

素晴らしい事だとも思いますが、

それらは私たち自身にも言えることです。

 

私たちがどのような仕事をしているにしても

その仕事に対して情熱を持ったり

素晴らしい仕事だと信じることで、

「一掴一掌血」の信念を構築できるでしょう。

 

「今の会社を大きくしたい」とか

「自分の所属部署を立派にしたい」というような

気持ちがあれば良いのです。

 

もし、あなたが

自分の仕事に誇りを持てなかったり、

やりがいを見いだせないのでしたら

それはとても、もったいない事です。

 

もし、あなたが

「やりがい」や「誇り」を持てないのでしたら

まず「好きになる」という事から

始めてみると良いかも知れません。

 

それがある種の「害を除く」という事にも

繋がっていくのです。

 

 

 

王陽明の一利一害

 

金子さんは次のようにお話しています。

 

もう一つ心の刻んできたのが、

「一利一害」という言葉です。

利益を一つ得ようと思ったら、

害を一つ除くこと。

有機農業もまさにそうで、

化学肥料や農薬の害を減らしていくという信念で、

コツコツと変革に取り組んできました。

 

「害を取り除く」というのは

「マイナス要素を取り除く」とも言えるでしょう。

 

あなたが何か信念を持って達成したいモノがあれば

「一掴一掌血」で強固な信念を築き上げると良いでしょう。

 

反対に

まだ自分の人生で素晴らしいモノに出会っていない。とか

情熱や熱意を持てるようなモノがない。

というのであれば、「一利一害」の精神で

あなたの人生や仕事に対しての「害」を

取り除いてみてはいかがでしょうか。

 

そのように金子さんが影響を受けた言葉は

私たちの人生にも少なからず活かす事ができるのです。

 

私の願いの一つに

「このブログを通じて多くの人を成功と幸福に導く」

というモノがあります。

 

あなたが「一掴一掌血」や「一利一害」から

何かしらの影響を受けて

あなたの望んだ通りの人生を得ていただくことが

私の願いでもあるのです。

 

という感じで今回はこのあたりで失礼します。

 


【パワースポット】大國魂神社の御神木

 

 

 

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