こんにちは
クローバーです^^
今回、お会いさせて頂いた神様は
天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)さまです^^
天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)さまとは
天之御中主神さまは「宇宙の中心に座す最高神」と言われています。
天は「宇宙」、御中は「中心」、主は「主君」を意味していて、
「宇宙の中心に座す主君」、「宇宙の根源神」と言われています。
一言で言えば「絶対神」ということでしょう。
天地開闢(てんちかいびゃく)のときに高天原に最初に出現した神さまで、
高皇産霊神(タカミムスビノカミ)さまと神産巣日神(カミムスビノカミ)さまと共に
「造化三神(ぞうかさんしん)」と呼ばれていて、
天之御中主神さまはその筆頭格とされています。
「最高神」「絶対神」「宇宙の根源神」と言われていますが
実は古事記で出てくるエピソードは
「配偶神のない独神(ひとりがみ)ですぐ身を隠してしまった」
とされるだけで、その後、登場することもなく、詳細は一切不明。
という謎の多い神様です。
とは言え、何もしていなかったのではなく、
その後の登場する神々様を統率して天地創造を進めた全知全能の神さま
と考えれていて、日本の神々様をまとめる高天原の主神とされています。
妙見菩薩と習合
また、
道教の北極星・北斗七星信仰が元になった「妙見菩薩(みょうけんぼさつ)」と
「天の中心の至高神」という性格が重なるため、習合されて、
「妙見さん」と呼ばれて信仰されるようになったそうです。
千葉県の千葉神社や埼玉県の秩父神社などは
天之御中主神さまをお祀りする妙見社だそうです。
水天宮と最高神ヴァルナ
東京近郊でアメノミナカヌシノカミさまをお祀りしているのは
「水天宮」になりますね^^
「水天」が古代インドの最高神ヴァルナを起源とした神様だったので、
神仏分離の時に、神格が同じアメノミナカヌシノカミさまと
同じ神様だという解釈をされたからだそうです。
「妙見菩薩」にしても「ヴァルナ」にしても
「天の中心」だったり「最高神」だったりするので、
その同格と考えられているので日本の神々様の中心となる最高神。
ということは間違いないことですね。
天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)さまのご神徳・ご利益
・安産
・出世開運
・開運招福
・事業成就
などのご利益やご神徳があるそうです。
天地開闢の時に最初に現れたところから
何となく開運招福や事業成就などはイメージつきますね^^
「安産」は恐らく水天宮の影響かも知れませんね。
「最高神」「絶対神」「最高位」と形容される
天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)さまにお会いするために
水天宮に参拝して来ました^^
水天宮
水天宮と言えば子宝祈願、安産祈願
水天宮と言えば神社が大好きな人たちだけではなく
一般の人でも「子宝祈願」「安産祈願」の神社さんとして知られています。
戌(犬)のお産が楽なことから、妊娠5ヶ月目に入った最初の戌の日(十二支の戌に当たる日)に、妊婦さんが腹帯を巻いて安産祈願のお参りをする風習があるそうです。
昔は腹帯は妻の実家から代々伝わるものがほとんどだそうですが、
今では神社さんで新しく買うことも多いそうです。
水天宮では帯そのものを「安産祈願のお守り」としているようです。
水天宮が戌の日や安産祈願で知られる理由や由来
「安産祈願=水天宮」と連想するほど有名で、
且つ戌の日に日本一混雑するとさえ言われる由来や理由が気になったので
調べてみたところ、公式のホームページに次のようにありました。
神社では月に一度、鈴の緒を交換します。
水天宮が江戸時代に久留米藩上屋敷内に鎮座していた頃より、
鈴の緒には晒木綿さらしもめんが使われておりました。
ある時、水天宮の鈴の緒のお下がりを譲り受けられた妊婦様が、
腹帯としてお使いになったところ、ことのほか安産だったことから、
たちまちその評判が人づてに広まり、
大勢の人々が安産を願って水天宮をお参りするようになりました
(出典:水天宮公式サイト)
ご祭神
・天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)
・安徳天皇(あんとくてんのう)
・建礼門院(けんれいもんいん)
・二位の尼(にいのあま)
安徳天皇(あんとくてんのう)
平安時代後期の天皇で第81代の天皇で、平清盛の後押しで
3歳という若さ(というのかな?)で即位されたそうです。
母は平清盛の娘の建礼門院(平徳子)で、
祖母は平清盛の正室の二位の尼(平時子)。
壇ノ浦の戦いで平氏の滅亡の時に
二位の尼に抱かれて8歳の時に海に沈んだそうです。
この時に三種の神器の一つ「草薙剣(天叢雲剣)」も
海中に沈み、行方不明になったそうです。
ちなみに「草薙剣」は「くさなぎのつるぎ」と読み、
「天叢雲剣」は「あまのむらくものつるぎ」と読みます。
建礼門院
安徳天皇の母で平清盛と平時子(二位の尼)の娘で
18歳の時に高倉天皇の中宮となったそうです。
壇ノ浦の戦いの時に安徳天皇と共に入水したところ救助され、
京都に戻り出家され、余生は平家の菩提を弔ったそうです。
名は徳子(とくこ、とくし、のりこ)
二位の尼
平清盛の正室で安徳天皇の祖母、建礼門院の母で名は時子。
平清盛の出家と共に尼となったそうです。
水天宮の公式サイトでは「清盛の死後出家」となっています。
壇ノ浦の戦いの時に安徳天皇と共に入水されたそうです。
子宝いぬ
水天宮の名物とも言える「子宝犬」の像です^^
そのままと言えばそのままですが、
この子宝犬をなでて祈願すると子宝に恵まれるそうです。
自分の干支のところを撫でるのでしょうか、
かなりピカピカになっていました^^
安産子育河童
水天宮の神使は河童とされていて
筑後川の河童伝説とも関係しているそうです。
河童の赤ちゃんがしがみついている、何ともかわいらしい像です^^
寳生辨財天(ほうしょうべんざいてん)
写真がきちんと撮れてなかったので画像がないのですが、
とても鮮やかな弁天社がありました^^
品川の有馬家下屋敷に祀られていた弁財天様を安置したそうです。
他の末社
火風神社、秋葉神社、高尾神社のお末社が並んでいます。
水天宮の動画
ご覧頂いたすべての人に幸運が訪れますよう♪
水天宮の最寄り駅やアクセス
鉄道
東京地下鉄半蔵門線 水天宮前駅(5番出口) 徒歩1分
東京地下鉄日比谷線 人形町駅(A1出口) 徒歩6分
都営地下鉄浅草線 人形町駅(A3出口) 徒歩8分
路線バス
中央区コミュニティバス(江戸バス)北循環「水天宮前駅」
都営バス秋26系統(秋葉原駅行き)・錦11系統「水天宮前」
メトロリンク日本橋Eライン「地下鉄水天宮前駅」。
水天宮周辺地図
という感じで今回はこのあたりで失礼します。
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